昨日(10月13日)、決算委員会での質問が終わりました。
中学校の部活動の問題(教員の負担)について、と、ドリーム
ジャズバンドにかかる経費(税金)について、取り上げました。
今日は、ドリバン関連についてご報告します。
あの日野皓正氏の暴力事件をきっかけとして、多くの方から、
「そもそも“才能の芽を育てる体験学習”って何?」
「どのくらいの予算が使われているの?」
「ドリームジャズバンドというのは、どういう事業なの?」
という声が寄せられました。
そこで、改めて、確認しました。
「新・才能の芽を育てる体験学習」とは、区教育委員会が
主催する、区立幼稚園・保育園、小・中学校の幼児・児童・
生徒を対象とした体験学習で、平成29年度は、14事業で、
総額1500万円。
そのうち、ドリームジャズバンドは74%にあたる1078万円を
占めています。
対象40名なので、一人あたり27万円かかっている計算となり
ます。
ドリバンの次に高い事業は「将棋」関連です。
2つの事業を合わせて60万円。全体の4%です。
対象100人なので、一人あたり6000円。
残りの362万円(24%)で、11事業が行なわれています。
あらためて、ドリバンには特別に多くの税金が使われて
いるんだな、と驚きました。
それなのに、保坂区長も教育委員会も日野皓正氏の暴力
(生徒の髪をわしづかみして、頭を振り回したうえ往復
ビンタ)を「体罰にさしかかっていくギリギリ手前…」
などとごまかしています。
「子どもを守る視点が欠けている!」
「体罰容認を増長させている!」と、大勢の方々が問題視
しています。
「そんなイベントに私たちの税金を使ってほしくない!」
という声が多数寄せられています。
保坂区長と堀教育長は、アメリカのオンラインメディア・
ハフポスト日本版の編集長の言葉を噛み締めてほしいですね。
いわく、
「“体罰の手前”と、あいまいな文言ではなくて、きちんとした
メッセージを打ち出さないと、この問題は永遠に解決しない」。
そして、「多くの人が、日野皓正氏が、今後、どのように謝罪
するのかにも注目している」ということも指摘しておきました。
暴力をうやむやにしたままで、1000万円以上の税金が40名〜
50名の生徒に使われることに対して、区民の理解が得られる
でしょうか。
以下は、一般質問に続き、10/3の決算委員会(総括質疑)で
ドリバン暴力事件問題を取り上げた議会中継の録画です。
保坂区長は相変わらずのごまかし答弁でしたが。
(議会中継こちらです↓)
http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3283
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