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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

背徳欲望〜貞淑妻の芽生え〜

2021-12-08 23:46:15 | OV
CSのチャンネルNECOで「世にもエロスな物語」シリーズや「令和エロス噺」シリーズで、各3本の本番AVをR -15に換骨奪胎して、その骨子だけを編集した作品を
一本30分内にしてその作品群の三本をオムニバス形式で一本90分くらいの作品としてOAされてるものを
今度は、それら単体で深夜枠でリピートOAさせてプログラムを埋めているんですね
11月25日の深夜枠というか早朝枠でOAされたこの作品を再び見ましたが
この作品は過去「令和エロス噺〜陶酔〜」のうちの一エピソードでOAされてた作品で
またAV本体としては「陰獣夫人-月が出る夜は疼きます-」という作品だった。
 
こう言った作品の持ってる宿命なんですね、ほとんど記憶になかった作品でしたのですが山本美和子さんの巨乳がステキでしたので
またブログにしたため直してみました
そのついでと言ってはなんなんですが、一応山本美和子さんと言うAV女優さんを調べさせてもらったら
なんと身長170でバスト90のおっぱいだけでなくタッパもでっかい女優さんだったのね
 
撮影が上手いのか、170もある身長には見えない女優さんでした
オルガお得意のいわゆる昭和哀史妻のお話プロットで
旦那さんが借金の返済工面で家を離れている間に
借金取りに体を利息代わりに弄ばれる人妻っていうとこまでは
オルガ作品でしたが、今回はそんな連中と住み込みの知恵遅れの奉公人とかとの情交の中で
女としての喜びが開花しちゃうというツイストオチが良かった作品でしたねぇ
そこが“陰獣夫人”ということだったんですね。
 
ごった煮的に映画を見てると、「あのこは貴族」みたいなキチンとした作品と
こう言ったエロ目的な作品が同日の記事としてアップされる
この猥雑さは・・・
 
切り口の違う記事はコチラ


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あのこは貴族

2021-12-08 17:23:52 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品
こう言った映画を見つけるために上記の企画設定をしていたんだろうなぁ
って思わされる作品だった
 
女性作家の原作小説を、女性監督がホンを書きメガフォンをとって門脇麦と水原希子という二人の女優さんを使って
東京で上流階級に生まれ、身の回りの世界しか知らない女性と
富山の普通の家庭に生まれ、激しい受験勉強を経て、一流の初等科から大学院までの○○義塾大学に入るものの
学費が払えなくなってキャバ嬢のバイトの果てに中途退学する女性の対照的な二人の生き方を通して
現代社会の抱変えてる格差社会の現実、女性の生き方とかのモロモロを描いて見せてくれてる作品だった
 
渋谷区松濤に住む上流階級の女に門脇麦さん、
富山の田舎から出てきて、まずはお金持ち大学で内部生と外部生との格差を実感し
女子生徒のアフタヌーンティーに4800円も使うことに驚く水原希子さん
どちらもそれぞれの階層に生きる女性を見事に具現化して演じてくれてましたねぇ
そしてそんな決して邂逅するはずも無い二人を結びつけるのは門脇麦と見合いの末に結婚する
水原希子と学生時代ノートの貸借りからキャバクラでの出会いを経てセフレになる
これまた渋谷の松濤に住む以上の階層の一人息子で将来は代議士の地位を約束されてる高良建吾の、これまた無機質な生き方も見事であるような気がする
 
どちらの階層の女性にはステキな友人がいるのがいいよね
ちゃんと自分の生き方を見つけてその階層でしっかりと生きていける自主的な女性像を持ってるんですね
上流階級の友人はヴァイオリストとして
中流階級の友人は大学をきっちり卒業し、会社勤めを経て起業しようとしてる
ちゃんと皆さん自分の生き方を心得ているんですが
 
親が結婚結婚とうるさく、そう言った家風に流されていく中で、ようやっと見つけた更なる上流階級の男性
深く考えもせずに流されていく女性が、夫となった男と水原希子さんとの関係を知るものの
生まれと育ちなんでしょうかねぇ、決して騒がず慌てず
ヴァイオリニストの仲立ちで邂逅するんですが
なんと生き方、そうあまりに自分と違う生き方にある意味戸惑うものの
自分のこれまでの生き方に、ようやっと自分という言うものがなかったことに気づかされるんですね
 
自分を見つめ直す契機になったような
一方格差以外に東京の持ってる魅力というか魔力なのかしりませんが
いわゆる東京と地方の段差の高さの中で、自分を失わずに生きていく水原さんの生き方もしっかりとした自分を持ってるのもいい
友人もちゃんと新しい起業に彼女を誘うし
 
そして門脇麦はこう言った人々との交流の中で自分を見つめ直して
しっかりと自分を取り戻すために離婚を選ぶんですね
 
女性のための女性が作ったエール作品だと思える作品ではあるんですが
こう言った自己再生の映画って淡々と描くことでの爽やかさが見えてくるんですね
2時間もの尺があるんですが、全く寝オチもせずに見入っていました
私自身こう言った企画を自らに課せていたって言うのは
このような日本映画を無意識だか、識域下で探していたのかもしれませんね
 
2020年製作、日本映画、「あのこは貴族」製作委員会作品
岨手由貴子脚本・監督作品、山内マリコ原作『あのこは貴族』
出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ
 
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