MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

夏への扉 ―キミのいる未来へ―

2021-12-06 23:45:33 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画とGEOさんのall 100円キャンペーンで見た作品
映画を見ていて何となく、本当か違うか私にも記憶が曖昧なんですが
こんなプロットのSF小説を読んでいたような気がする・・・
これでも昔は本の虫でして、一日中本を読んだり、映画を近所の映画館で週替わりで見ていた学生時代に絶対読んでる気がする
 
ジャケットに猫がいて、なんと恋愛とは書いてなくロマンスっぽいSFと言うことで、僕のアカン映画ではないだろうって見たんだけど、まあ今の日本映画にしては
よく出来た作品だと言えるのかな、見てて多分に脚本は女性やろうと踏んだら
当たっていた。ちょっとSF映画として、幾つかこっちを置いてけぼりにしてるようなとこがあるんですが難点ではなかったと思う・・・

まぁ結果としてはニャンコで最後まで観させられたって言っても過言では無いし
 
冷凍催眠で三十年後に飛ばされた主人公が、再びマッドサイエンティスト(なんて言っちゃいけないでしょうが)田口トモロヲさん、どう見ても・・・彼の作ったタイムマシーンで30年前に帰り
過去の血の繋がらない妹を、自分を嵌めた身内からの救出を測り
自分を嵌めた人たちへの復讐への種を蒔いて
再び冷凍睡眠で30年後に戻ってきたら
妹もなんと彼の撒いた種を実らせ、20年の冷凍睡眠でこっちの世界に戻ってじゃなくて
こっちの世界に来ちゃうと言う無理の無い設定がよくできてる
 
悪の身内を演じる夏菜さん、実にキツイメイクだと思ってたら悪女だったんですね
バラエティの彼女からは想像できない演技力でしたねぇ
30年後の落ちぶれてのデブぶりが実にいい
ってそれによって主人公が眠っていた30年を語らせるプロットはお見事でした。
 
あとはもういい人しか出てこない作品でして
30年のブランクを回収していく見事さを実に丁寧に描いていて
きっちりと伏線というか30年前の謎まで解明してくる緻密さでしたねェ
ただあっさりしすぎてるのはやっぱ日本映画での表現はこれが限度なんだろうな
藤木直人さんが猫の寄生したアンドロイドか?って思ってましたけど
結局ニャンコも二回目にして、30年間一緒に冷凍されてしまうのね
結局毒々しかったのは夏菜さんのメイクだけだったと言う映画
 
2020年製作、日本映画、「夏への扉」製作委員会作品、東宝配給作品
三木孝浩監督作品
出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キングス・オブ・ブレイブ

2021-12-06 17:41:47 | 洋画未公開
いわゆる西洋チャンバラの剣戟映画も好きなうちに入りますので
GEOさんのセールに便乗させてもrしましたが
どうなんだろう個人的には長い尺に終始しているだけで
さほど剣戟なモブシーンが皆無でして、あんまり面白い作品では無い
そう感じるのは極東の島国のは住人である私だからでしょうか
 
イングランドというか現イギリス人だとここいら歴史的には面白く見られるんでしょうけども
ロバート・ザ・ブルースと言うスコットランドの王様のお話で
イングランド、スコットランドとか、現在イギリスでも紛争したりとか今でも民族的にそれぞれ大英帝国とは言いつつもまとまって無い訳で
彼らが見ると面白く見られるんでしょうけども
こちとらそんな民族的な問題も抱えていませんから
トップに書いたように剣戟に重点を置いて面白いか面白くないかの評価しかしようがなくて・・・
 
王様とは言え、雪深い山野をさまよう王様っていうのがどうにも王様には見えないし
この時代、現代のようなマスコミもないのに、どうして10歳くらいの子供が
雪の中に倒れてる男を一目見てロバート・ザ・ブルースの王様だってわかるんだって
思いながら見てましたが
スコットランドの氏族たちがロバート・ザ・ブルースと共に民族運動としてイングランドと戦ううちに
イングランド優勢の中でスコットランドの氏族たちはイングランドに懐柔されていき
ついにロバート・ザ・ブルース一人がスコットランドとしてイングランドに対しての抵抗勢力であるものの
イングランドによって金貨 50枚の賞金首になり
一人山野を逃げまわってる時に、賞金稼ぎと出会い、肩に弓を受け、脚に刀傷を負って洞窟に逃げ込み
ようやく命を取り留め山野を彷徨うものの
 
スコットランド兵として参加し戦士した男の家族たちに、倒れているロバート・ザ・ブルースが手当てを受ける
こんな山野でよく王とわかったって書きましたが、この家族によっていのちを取り留めた王様は
一応家族たちと協力し手、イングランドに与した氏族との死闘を経て
砦を作っていた仲間のもとにたどり着き
王として檄を飛ばすとこで映画は終わってるんですが・・・
 
先に書いたようにチャンバラシーンでの戦闘シーンも少なく
山野の家族に他づけられるという
多分に伝説をもとに描かれた作品だった気がする
長いだけで退屈な映画だったなぁ
 
2019年製作、アメリカ・オーストラリア・イギリス合作映画
リチャード・グレイ共同脚本・監督作品
出演:アンガス・マクファーデン、マイリ・カルベイ、ジャレッド・ハリス、シャドウ ゲーム、パトリック・フュジット、メローラ・ウォルターズ、エマ・ケニー、ガブリエル・ベイトマン


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする