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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

オープン・マリッジ〜ある夫婦の体験記〜

2021-12-14 23:05:32 | OV
オープン・マリッジとは、夫婦間でお互いに浮気して他人とセックスをする事を公認し合ってる関係の事で、1970年代にアメリカで性革命について声を大にして唱えた社会学者が提唱した新しい夫婦の在り方だそうですが
ってことでいわゆる夫婦が違った男とか女との性交渉の果てに夫婦仲が良くなったりするというエロチックOVとしてはもってこいのテーマでして
過去にも市川まさみさん主演で「オープン・マリッジ ある夫婦のカタチ」、二宮ヒカリさん主演で「オープン・マリッジ 新しい夫婦生活」と作られてきての第三弾です。
 
今作は私にはお初のAV女優さん架乃ゆらさんというお方を起用されてるようですが
どことなく私好みのお顔ではありませんでしたので、そうお鼻が苦になるんです
 
あんまり集中して見てられなかった作品でしたが
普通のリーマンを演じてる安藤ヒロキオさんの演技が素晴らしかった
いつも異常な役をこなしてるお方が普通の人(でもなかったでしたが)をキチンと演じてるのが珍しかったかな
 
っていうか脚本・監督の鬼脚助二朗さんって個人的にこれまたお初の人
かなりオーソドックスな作劇をされる方でしたが
今時の時勢を反映してYouTubeが盛り込まれていたんですね
 
新婚夫婦が新居を持って、新生活を始めたものの
一応恋愛結婚ではあったが新妻は今まで性体験のない処女だったため
夜の営みが単調で、旦那さんは物足りない
ってフェ○してくんないし、いざ挿入ではゴム使用を求めてくるしで
何となく新婚なのに夜の生活がギコチナイ
 
そんな時に旦那は会社の課長から、奥さんは学生時代の友人からお互い別情報ソースで“オープン・マリッジ”の話を聞いて
旦那さんは課長の奥さんと、課長同席で不倫に
奥さんは大学の友人の同期のセフレとこれまた友人同席で不倫
完全に奥さんはセックスを解放され、この男から離れられなくなったしまい
 
なんとカレなしでは生きられないと家出しようとするし
旦那も課長の奥さんが他の男と不倫して、課長と気まずくなってこれまた会社を辞めてしまい、二人が離れ離れになろうとするときに
奥さん友人が実はこの不倫関係をYouTubeのネットにあげるネタだったことを告白し
夫婦仲が一応は納まるって言うたわいもないプロットですが
 
個人的にはどうでもいい内容と、架乃ゆらさんのお鼻にノレなくて
ちょっと退屈した作品でしたかねぇ
最近はこう言ったエロチックOVの新作を見る機会が減っているので
つい店頭にあったら即買いしちゃうんですよね、衝動買いは怪我のもとだったかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本OV作品、Breeze作品 
鬼脚助二郎脚本・撮影・照明・監督作品
出演:架乃ゆら、吉田タケシ、安藤ヒロキオ、浅宮なつき、胡太郎、山本宗介
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シン・ジョーズ 最強生物の誕生

2021-12-14 17:37:45 | アジア映画
サメが主役ですから、コレもまたアサイラムかと思ってましたが、アサイラムとは全く関係ない中国産のサメ映画でした
配給会社もインターフィルムですからねぇ
で中国版サメパニック映画かと全然期待しないで観てみたら、これが意外に結構面白い。アサイラムをパクってさらに中国映画のCG技術を駆使したサメ映画
そう中国産のサメさんは水陸両用っていうか陸を這い回ります。
原題は「陆行鲨」中国漢字はわかりませんがなんとなく
英題は文字通りに「Land Shark」ですからねぇ
 
ガン治療研究のために他の生物と遺伝子改造を施していたサメが凶暴化して人間を襲うという作品
アサイラムさんよりサメさんは強力になっております
前半は水中で、サメによって水没した研究所を舞台にサメが襲ってくるオーソドックスですが、人が泳いでいるところをサメが襲ってるっていうだけでは一本調子ですからねぇ
後半は陸を都市を高速で這い回って人を喰らいまくる、
そんなサメを自動小銃で数人が一斉射撃撃する保安隊の隊員と研究所の研究員たちがサメに食われまくりますし
 
人間ドラマとしては
最初はこのサメを産んだ目的はガン治療研究のためだったものが
陸を高速ではいまくって人を食いまくり機関銃の弾をもはね返すサメの強固になった外皮から、この企業社長が生物武器として売ろうって方向転換しちゃうとこが面白かったなぁ
そうなんですよ78分の短い尺の映画の3分の2はサメが陸上で暴れるシーンばっかです。
もうアサイラムさんの負けって言うような作品
さらにネタばらししちゃいましょう
実はサメと蚯蚓の遺伝子を融合させたってことで高速で陸を這い回れるんですね
体長4mのサメとあの蚯蚓を遺伝子で融合させると言うこのアンバランスな合体ってもうアイディア勝利ですよね
 
この勢いで行くとアサイラムのお株奪って空飛ぶサメ映画まで作ってしまいそうな中国映画界
何せアサイラムよりお金かけてますからねぇ
サメ映画に必要なのはアイディアと資金でしょう、アサイラムはアイディアあるものの資金がないからねぇ
 
登場人物は今までのアサイラム同様のテンプレ的な人物設定ですが、コチラ中国産は半端なく人が殺されまくります
脇役がきちんと成立してて人間のは方の主役を立てる
きちんとした作りになっていたなぁ
そしてラストシーンは退治されたサメの体内から子供のサメが・・・
これもお約束ですよね
 
資金豊富な中国映画界でのパチモンは、本家を超えてくるからこっちもまた恐ろしい
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
チェン・シユー監督作品
出演:ルオ・イークン、シー・メイル、ヨウ・ユウ、エルデニ・ナオメン
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