MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エロティカクィーン 葵ちゃんはやらせてくれない

2021-12-17 23:49:35 | 邦画
10月だかに、日本映画専門チャンネルでエアチェックしておいた
日本映画専門チャンネルでは“エロティカクィーン”シリーズの作品の範疇にしてるけど、キングレコードがレジェンドピクチャーズと制作した“大人の女性客に魅力的な作品をお提供する”と言ったコンセプトで、立ち上げた新レーベルでのちょびっとエロ的な作品群の一本ですねぇ
 
一応日本映画専門チャンネルの一環した“エロティカクィーン”っていうのは正しいんですが
劇場公開された時には”エロティカクィーン“は冠されていません。
R−15の劇場公開作ですがTVOAということで濡れ場での腰結部分にはボカシがはいりましたので、Blu-rayがリリースされたら購入しないとなぁ
 
ヒロインは小槙まこさんという女優さんです
おっぱいが適量なおっきさでしたねぇ、初ヌードでしょうかあんまり作品には恵まれていませんですね
もう一人、ついこの間芸能界を引退された佐倉絆さんが脱ぎ要員として出演されておりまして
AV業界のお方は彼女のみでしたか
 
劇中なんだか川下さんが自殺して、命日に生き返って主人公の葵ちゃんとsexしたいと言うのを後輩慎吾が葵ちゃんとセックスできるように設定することに奔走する
というたわいもないお話ですが
これは葵ちゃんに恋していた川下さんが葵ちゃんとやりたいっていう一途な思いで明日に幽霊として現れるんですが
 
実はこれ見ててなんとなく思い出したんです
同じいまおかしんじ監督が青春Hシリーズの一本として「川下さんは何度もやってくる」って言う2014年製作した作品を・・・
そうあちらの川下さんは“女としてやりたい”と言って後輩が奔走するお話で倖田季梨さんがでてられていたので見てたんですが
さてデラシネのブロガーですから、どこに描いたのか
もう消えた会社もあって見つからないんだよね
 
それを思い出しました。まぁその時に川下さんは今岡監督の実話だったって事で
幽霊譚はフィクションでしょうが
あの作品をセルフリメイクされたようですね、やっぱりやれない川下さんの代わりに慎吾がヒロインと結合しちゃうオチは何とも言えないんですが
作品としてはゾンビ映画への憧憬を含めて自分を見つめ直すいまおかしんじ監督の自分史作品なんですよね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本映画、キングレコード作品
いまおかしんじ脚本・監督作品
出演:小槙まこ、松㟢翔平、森岡龍、佐倉絆、三嶋悠莉、増田朋弥、田中爽一郎、三上寛
コメント
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BLISS ブリス

2021-12-17 17:37:05 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>にて上映された一本
<未体験ゾーン>の映画は本来DVDスルーの作品の箔付のために企画興行として、劇場でのコンテンツ確保と、未公開作品のリリースの箔付という配給会社との思惑が合致して開催されているので
当たり外れの差が歴然としてるものの、映画は見てみないとわからないし
そこに個人の好みが加わるからねぇ
私的にはその当たり外れっていうのも楽しみの一つとして、リリースされたらきちんと見られる作品は欠かさず見て行こうって思っているけど
 
そういう意味とあの衝撃の作品「ドント・ブリーズ 」で盲目の爺さんを演じてたスティーヴン・ラングが元軍人のジジイを好演していたVETERAN ヴェテラン」を監督した暴力描写抜群のジョー・ベゴスがホンとメガフォンをとってるっていうこともあってみたのですが、これはある意味狂った映画だったかな
 
70年代から映画でクスリにラリった人間の脳内を映像として具現化しようとした作品が作られてきたけど
この映画ほどの凄まじさは稀有と言っていいだろう
ヒロインはいろんな意味で八方塞がりのは絵描き
絵はスランプで全然完成しないし、エージェントには愛想尽かされて契約切られる
大家からは3日までに滞納家賃を払わなければ出て行けと言われる

そうそんな現実逃避にはクスリしかないわけで
ヤク友からさらに強いクスリを分けてもらいトリップの沼にハマっていく
映画の前半はそんなヒロインラリパッパを映像化して見せてくれるものの
映画での表現では全くラリ感はわからないのでベゴス監督のイメージでしょうか
それともリアルに彼が感じたトリップの世界観の具現化だったのですかねぇ?

クスリでトリップ中ヒロインには何かありえない血みどろの映像が描かれるようになる後半からの展開がもうグロ一色
というか赤一色の映像・・・
そして目覚めると、いつの間にか未完成の作品がはかどっている
絵自体血で描いたのか絵の具で書いたのかもわからぬまま
クスリの切れ目に自分の失っていた前日の記憶探しに出るものの
さらに禁断症状からクスリにのめり込んでは、血塗れのバイオレンスに彩られた狂気の世界に溺れていきながら
絵を完成させていく主人公の姿は、まさにエクスタシーの姿を見せてくれる・・・
 
この作品個人的には楽しめたけど、映画としては見る人を選ぶ作品だよね
 
2019年製作、アメリカ映画
ジョー・ベゴス脚本・監督作品
出演:ドーラ・マディソン、トゥルー・コリンズ、リース・ウェイクフィールド、ジェレミー・ガードナー、グラハム・スキッパー

コメント (2)
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