こっちの作品もアサイラムでしたねぇ
今月アルバトロスからは珍しく複数作品が新作としてリリースされてるようですね
で、この作品邦題の通り水族館の生き物がゾンビになっちゃって人を襲うお話
って事で2016年にアサイラムが制作した「ZOOMBIEズーンビ」と言う
動物園の動物が医薬品の関係からゾンビ化して職員や観客を襲うお話の作品がありましたが
その続編として、今度は水族館の生き物が前作エデン動物園で使用してる医薬品によって
タコが蟹が海星がワニがさらに海象、そしてアサイラム常連のサメさんが
ゾンビ化して再び職員たちを襲うお話ですが
アサイラムという事でジャケットにはサメさんがデカデカと存在しているんですが
本編ではゾンビ化して巨大になったタコさんが、今作では主役です
前作から6年も経過しておりますが、続編感を描出するために「ZOOMBIE ズーンビ」の動物園とほぼ時制的に同時進行してると言う設定になっているようで
エデン動物園から電話連絡入って、薬品使わないようにって言ってくるんですが
救出にきた消防官のセリフにも”動物園で云々“って言うセリフもあるんですが
しかし結末ではちょっと?
って違和感を覚えるんですが、そこはアサイラムですから許しましょう
監督さんは同じ人なんですがねぇ
水族館のオーナーであり、議員さんが水族館の存続を兼ねて視察に訪れた時に
この事件が起きまして
議員さんと秘書と案内の女性館長と獣医師
餌育係の職員と観客
警備主任さんという三組が、それぞれゾンビ化した魚類によって水槽が破壊された事で
全館水漏れ防止で自動的に各部所とゲートが自動閉鎖され、孤立した形で意味もわかってなく、それぞれが無線で連絡取りつつ
閉鎖空間から脱出しようとする姿と、ゾンビ化した生物から逃げる姿を並列して描いていくんですが
そこはアサイラムですから、ほとんど緊張感もなく
一人また一人とゾンビ化した海星やワニやタコの餌食になっていきますが
サメさんんはほとんど活躍もしませんが
“サメは竜巻と一緒に”とかの楽屋オチ的なセリフも生かされないほどの扱いです
クライマックスで女性館長さんが雲梯よろしくのシーンがあるんですが
その時ジャケット脱いでタンクトップ姿になるんですが
腕から肩背中にかけて刺青だらけだったのは・・・
飼育員が薬品処分したと嘘をついていて
それは議員さんがこの水族館の閉鎖を画策して、エデン動物園の薬品の始末をさせなかったってわかるんですが
ここが時制的におかしいオチになっていたのが・・・
アサイラムですから細かいことはいいか?
アサイラムですから細かいことはいいか?
2021年製作、アメリカ映画
グレン・R・ミラー監督作品
出演:エバ・セハ、D・C・ダグラス、ヴィヴィカ・A・フォックス、アンソニー・ジェンセン、エリカ・デューク