MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

スカイハンガー

2021-12-02 23:32:32 | 洋画未公開
これは珍しいキプロス映画ですが、って全く馴染のないキプロス映画ですが
ってことで全く役者さんは知らない人ばっかの中に
なんとアレック・ボールドウィンが出演されてますが
完全なる女たらしを自認してるものの、結局は女に騙される泥棒さん
もうおバカでしかない人

キプロスって私は地中海の島国というくらいしか知りません
そんな地形を生かして作られてる作品であり
どういう経緯か知りませんがロシアとUSAの姉妹がキプロス日本やってきて
妹のはSNSに夢中になってるあまり空港に二人のパスポートをまずは置き忘れる
 
観光資源国ですから高級ホテルでもパスポートなしでも泊めてくれるようで
妹何疲れて寝てしまった間に
姉は妹遠置いてホテルのクラブに
そこにはボールドウィンとその彼女の部屋泥棒が網を張っていて
そしてルームキーをスられたのにも気付かず、女泥棒と仲良くなって飲み明かした挙句その場の雰囲気で男二人の誘いにのって気球ににることに
 
どんだけバカな男か知らないが車に気球をロープで繋いだつもりが繋がってなくて
気流に流されて気づいたら風力発電機の林の中に・・・
気球は風力の羽根にゴンドラがぶつかり男一人が落下死しちゃう
さらにゴンドラはなんとなくもってるもののもう一人は足に木片が刺さり
主人公のケイトは着てるポロシャツ脱いで足を縛ってあげる
 
ここから監督の趣味なのかケイトはブラで最後まで・・・
そんな彼女のブラというか胸はかなり画面に撮されます
どうせならブラも取って欲しかったけど・・・
もう一人泥棒のミラもブラ姿に
っていうか最終的には二人は完全なるブラパンすがたになってます

一方、ボールドウィンはケイトの部屋で物色してると妹と遭遇、叫ばれてそそくさと逃げて、ミラを捨てて別の女とこれまで稼いだ金を持って逃走を図る
妹のエリザベスは、いなくなった姉を探そうとアメリカ領事館の職員と一緒に姉の捜索に
姉のケイトと泥棒のミラは燃料のガスも尽きて
ついに海に不時着
その前にジャケットにあるように逆さになりつつ
血でSOSなど書いたりとするものの、誰もた助けてくれないまま
空のガスタンクにつかまって漂流

広い海でタンカーに踏み潰されそうになったりとするようなシーンもあるんですが
妹がゴムボートで救出に向かうのだがこれまた燃料切れ
さらにボートに穴
色々あるんですが全く緊張感もなんもない作品
 
さて姉と妹は邂逅できるのでしょうか?
ボールドウィンは有り金全部女に持ち逃げされたりと
おバカしか出てこない
さらに緊張感もない
ブラばっかりでその中身も見せない
見所ゼロの作品でしたが、何故か未公開なのに日本語版もついてる作品だったなぁ
 
2020年製作、キプロス映画
ロマン・ドロニー脚本・監督作品
出演:ウィリアム・ボールドウィン、ジャーニー・カスパー、マリアナ・ロセット、クセニア・ピンチ、ザック・ローズ、クリスタル・ウェブ、ディルジョン・シン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朱鞘仁義 鉄火みだれ桜

2021-12-02 17:34:17 | 邦画
師走になって、CS放送の衛星劇場の企画、“幻の蔵出し映画館”でOAされたこの作品
松竹系のこのチャンネルでは珍しい日活作品日の深夜枠でのエアチェックしたものの録画視聴です
1969年製作ですから、まだ日活自体で自社製作配給していた時の作品
扇ひろ子さんは当時演歌歌手でして
なんと66年に大映で江波杏子さんの「女の賭場」を皮切りに女賭博師ものがヒットして68年に量産されており、任侠映画本家の東映さんも、女賭博師はお客を呼べるだろうと藤純子さんで「緋牡丹博徒」を68年にシリーズ化したことを得て
 
日活さんでも女任侠路線で映画をってことで「昇り竜」シリーズ
そして後年渡哲也さんで自伝作を映画化した藤田五郎さんの小説『姐御』とたて続けに扇さんを主演に起用して69年に5本も作った作品の4本目にあたるんですね
 
で主人公の役名が時代設定が戦前昭和の時代日活置いてるものの『姐御』と同じ紺野愛と言う役名で製作してるために
原作藤田五郎さんになっていたんですね
 
ある意味興行界でのゲテモノというか、際物的な作品ではあるものの女賭博師ではあるんですが
今回初めて扇ひろ子さんの映画を見させてもらいましたが
江波杏子さんも藤純子さんも女優さんであるためにちゃんと演技されてるんですが
仰木さん、4本目の作品にも関わらず
どことなく顔が白塗りの表情に乏しくて
内面がお顔に見えてこないので、作品には個人的にはほとんどノレなかったなぁ
 
でも日活としては1年間に5本も立て続けに製作してることで
売れるっていう判断もあるんでしょうね
脇役の筆頭に梶芽衣子さんを置いて、
その弟に岡崎二朗。藤竜也と内田良平の兄弟分
元ヤクザで今は堅気で奈良岡朋子さんと夫婦になってる田中邦衛さん
良い方の親分に嵐寛寿郎
悪としては安部徹さん筆頭に近藤宏と深江章喜さんと
結構キャスティングが実に厚く、彼らの演技力で扇さんはかなり助けられている
 
クライマックスの殴り込みは梶さん賭博師客分ので内田良平さんに
お供させてもらいますという扇さんでしたが
ここになぜか扇さんの歌謡曲が劇伴が被らせないのね
 
1969年製作、日本映画、日活制作・配給作品
斉藤武市監督作品
出演:扇ひろ子、梶芽衣子、藤竜也、内田良平、近藤宏、田中邦衛、奈良岡朋子、榎木兵衛、深江章喜、岡崎二郎、安部徹、嵐寛寿郎
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする