高レート裏麻雀列伝むこうぶち12 ～付け馬～

2月にチャンネルNECOでOAされた最後の作品

袴田吉彦で演じられる傀は3月のOA予定分の後4本で終了ですねぇ

そんなわけかどうかは知りませんが藤永は前作から居なくなり

そして久しぶりに及川奈央さん演じる詩織が帰ってきた作品でして手島優宮内こずえの麻雀大好きキャバ嬢三人に、雀荘東空紅の店員である成瀬朱美とレギュラー女性陣4人のそろい踏み作品でもあるんですが

 

今作ではその後及川奈央さんが何故か高レートのはマンション麻雀にはハマって

マンション麻雀の経営ヤクザから、借金しまくって、博打の貸し借りは当日決済ですから

その借金のは取り立の付け馬としてヒロシ演じる三下ヤクザの郷原が仕事場までついてくる

 

そんな詩織さんの様子を心配そうに見てる手嶋優や宮内こずえに東空紅のマスターであるガダルカナル・タカたち

彼らをよそにいわゆる博奕の緊張感にハマって抜けられない詩織さん

付け馬の郷原はキャバクラの店長から前借りがとうとうできずに

闇金に借金をして返済する詩織に同情した郷原は

 

詩織のために自ら高レートマンションで詩織のはために代打ちすることに・・・
そう郷原は他組織の親分から代打ちをたのまれるほどの麻雀の腕前にだったんですね

そこで勝ち続けて居た郷原にの前に傀が現れて・・・

傀にはやっぱ勝てない郷原でしたが

最後に役満の手配を崩して傀の手を読み1300で上がるという離れ業を見せてくれる

 

今作ではお笑い一発屋のヒロシさんがゲスト

セリフのははしはしに彼の持ち芸のボヤキのイントネが見られますが

丸裸にされずに詩織の借金の分としっかり残してのある意味ハッピーエンド的な終わり方でしたね

 

さて手嶋優さんと及川さんの競演でしたが両雄並び立たずっていうことで

今後このヒロイン二人は・・・

 

2015年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演：袴田吉彦、ガダルカナル・タカ、及川奈央、手島優、史朗、宮内こずえ、ひらがかんいち、成瀬朱美、エド山口、ヒロシ

 

水滸英雄伝

相変わらず、中国の映画のDVD化が多いです

そしてロシア産の戦争映画も・・・まさかロシアのウクライナ侵攻への布石のために大量に製作して居た訳ではないでしょうけども

中国もロシアも結構こう言った映画は国民感情発揚のはプロパガンダなんだよね

こう言った武侠作品ではそこまではないものの・・・

 

この作品は邦題に「水滸英雄伝」とあるように『水滸伝』での人気者林冲のお話でした。

いわゆる高俅の息子が林冲の奥さんのは美しさに横恋慕して、林冲の部下で信頼の厚い陸謙らを林冲の後釜という地位を餌に協力を得て夫人に迫るが、

間一髪の所で林冲に見破られ未遂に終るものの、それを知った高俅により林冲を罠に嵌め咎人として林冲を排除してしまうが

流刑地に送られる時に義兄弟で盗賊の魯達に助けられ

梁山泊に与すると言ったエピソードの映画化でした

 

北宋の徽宗皇帝が病に伏し、大尉の高俅は、その病はある妖石の像が原因だと皇帝に告げる

禁軍の指揮官である林冲は、命を受けその像を皇帝の元に運ぶ任を負うが、道中それを魯達たち山賊に襲われる

義兄弟とは言え国宝を渡す訳にはいかず魯達を説得し彼を逃がす林冲であったが、運んでいた像を覆う布を払い驚愕する。その像は林冲の妻の姿をしていたのだ。

これは高俅が画策したクーデターに邪魔となる林冲を排除するための謀略であった。

 

一方、何も知らず愛する夫の帰りを待つ林冲の妻は、高俅の義息に横恋慕されて

権力欲に目がくらみ林冲を裏切った陸謙により捕らわれの身となってしまう

仕組まれた罠により、危機に陥った林冲

義息ということで高俅は息子を林冲の前で殺してその罪を林冲に着せてしまい

間髪を入れずに顔に墨を入れて犯罪者として獄中に送るものの

山賊である義兄弟の魯達に助けられた林冲

果たして妖魔として擬せられた死罪にされた妻を救い、腐敗した高俅の権力欲を制すことができるのか・・・

 

まぁさほどの美人女優さんを使ってるわけではないので横恋慕の件に説得力はなかったような作品でした、美貌の基準は人それぞれだし

妻の死に寄って禁軍の将軍であった林冲が梁山泊に入山するっていうお話でした

ワイヤーとCGで作られてるから武侠映画としての戦闘シーンはそれなりに見て居られる作品でもありました。

 

2018年製作、中国映画（日本未公開作品）

チャオ・ツォン監督作品

出演：ユー・ジェン、ヤン・チーファン、ジン・ソン、デュ・ユミン