ここのブログでの個人企画である
日本映画を積極的にみていこうという企画
この企画を初めてからか、どうなんでしょうか、映画の情報を全く入れない人ですが
レンタル屋さんの新作に並ぶ作品を見ても、あれですな
コロナの影響もあるんでしょうか、私が邦画を見事に見なくなったあのキラキラ映画
そういわゆる若手のアイドル使っての生活感皆無な恋愛ドラマが少なくなってるように感じるんですが・・・
いや、最初に書いちゃうと、この作品完全に大久保佳代子さんでもってる作品でしたねぇ
まさかこんな演技とも地ともにつかない存在感を見せてくれるお方だとは
キャラクター自体男好きな中年のおばちゃん的なところは自身の商売的なキャラに乗せてきてたところもグッドでしたし
演技的にも映画のっていうかフィルム映画の光と闇とのからくりの説明するとこなんか
ちゃんとセリフで訴えてくるし、映画への情熱とかも・・・
何回おんなじ映画見るのかなぁ
何回おんなじ映画見るのかなぁ
そこいら自分と違うなぁって思ったりしてみてましたが
見てる映画は若尾文子さんでしたねぇ
エンドクレジットで知ったんですが「青空娘」でしたか
そして極彩色のカラー映像で太地喜和子さんと中川梨絵さんの禍々しさ
記憶探ってましたがな、このお二人共演されてたっけ?
エンドクレジットで松竹の「喜劇 女の泣きどころ」って知りましたが
エンドクレジットで松竹の「喜劇 女の泣きどころ」って知りましたが
この作品未パッケージ作品ですよね
衛星放送でOAしてたような気もしましたが、見てないなぁ
福島の浜通りに今も現存する”朝日座“を舞台にしての
閉館された映画館を巡っての存続を画策する高畑充希の姿を通して
血縁を切ったはずの父親に最後に金銭面で泣きついてっていうお話
シネコン全盛期に地方の映画館の存続ってかなり難しいよね
この映画の後日譚が地元福島テレビで1時間のドラマとしてOAされたようですね
地元の再開発問題に、大震災といろんな意味で福島の人たちの心の拠り所として
現在常時営業ではなくて、イベントだけのために存続されてる実際の朝日座を借りて作った作品
高畑充希のガムシャラ感とか、女優大久保佳代子が素晴らしかった作品
個人的には映画館は存続させなくてもいいって思ってる、経済的な経営難なら仕方ないんだし
霞食って生きていけるわけではないし
映画見たければ配信もあるしレンタルもある
コロナ禍で映画を取り巻く環境も
そして撮影機材もアナログフィルムからデジタル機材に変わったし
やっぱ時代と共に変化していくものだと思うんですがねぇ
あくまで私見ですが、映画館の暗闇にこだわる人やフィルムの質感とかプリントのザラザラ雨降り感とか、
上映中にフィルムが切れて繋ぐのを待つあの感覚知ってる者としてはあくまでノスタルジーでしかないと思ってるんですけどね
2021年製作、日本映画、「浜の朝日の嘘つきどもと」製作委員会作品
タナダユキ脚本・監督作品
出演:高畑充希、大久保佳代子、柳家喬太郎、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子
