ドイツ製のゾンビ映画です。
ある意味男二人のロードムービーと言っていいのかなぁ
ゾンビさんはゆったり系です
一応ゾンビは出てきますが、背景でしかないし
ゾンビに喰われてゾンビになっちゃう人も出てきますが、さほどグロくない
ジョンとニックの男同士がニックの持ってる希望の地が書かれてるノートを元に新天地を求めていくだけのお話
二人が出会うところでも
こう言った時代ですから人間不信になっているからくっつこうっていうような素振りも見せないで車うごかしちゃうから引きずられる
これは普通に生きてる当たり前の世界なら殺人未遂罪に問われる行為
お互い打ち解けて来ると心が通じて男同士の胸の内みたいになっていく過程が実にいい
っていうかこう言ったゾンビ映画に定番の人間を襲って荷物食料を強奪するならず者集団が出てくる
この集団のボスが人殺し大好き人間
仲間が女見つけて姦りたいと思っても姦らせる前に銃殺しちゃう
女ば貴重なんだから性奴隷にしてから殺すのが常識だと思うのですが
なんか女はいたぶるまでいかずに殺しちゃう
ここだけ個人的に納得いかんかったのは私だけ?
そんな連中と争うのを避ける二人でして
って事で荒事とは無縁の作品、武装集団を避けて避けて行く二人ですが
何回か出くわしますが、この集団と関わらないからこの後は最後まで出てきません
が、ゾンビ喰われてジョンは死に
ニックも・・・
主役の二人が死んでしまう映画も珍しい
主役の二人が死んでしまう映画も珍しい
希望もなんもない世界観の中で人間と人間の心がつながっていくという映画
その対局としての武装集団だったようですね
武装集団にしても、本質人は一人では生きてはいけないことを教えてくれる映画
ゾンビ映画的な盛り上がりはないものの、絶望感だけが強調される後味が^_^
2020年製作、ドイツ映画
マヌエル・アーバネック監督作品
出演:ヤン・ボーレンシュミット, マヌエル・アーバネック, スティーブン・ムーアズ
