前作の村田啓一郎さんが作られた車田キヨシのキャラを受け継いだのは江良至さん、
なんと前作の柳ヶ瀬での刃傷沙汰から主人公の車田キヨシに“岐阜の十人斬り”の二つ名がついたようで
今作は九州の入り口北九州を舞台に繰り広げられるのは
政治家と悪徳企業による空港誘致によって漁場と港が新空港誘致と旧態依然の任侠組織である石倉三郎親分の一家に草鞋を脱いでる車田キヨシが起こすドタバタ人情劇
今作では昭和を全面に出すわけでもなく
昭和の時代に大量につくらてきた任侠ドラマの基本プロットを“再開発チーム=悪vs旧態ヤクザ=善”っていう構図の中で一匹狼が・・・
まぁ昭和を彩った任侠我慢劇まではいきませんが昭和テイストを残しつつもいつの時代でも起こりうるプロットでしたが
まぁ昭和を彩った任侠我慢劇まではいきませんが昭和テイストを残しつつもいつの時代でも起こりうるプロットでしたが
表テーマは相変わらずですが、裏のテーマは男女の愛だったのね
って言うことで前作はヒロインとして平塚千瑛さんお一人でして
その恋のお相手はなんと高杉亘さんでしたが
なんと事故で亡くなられたって言う設定で足を洗われて今作では料亭の板前として登場してきてびっくりしたものの
なんと仲居のお姉ちゃんと再び結ばれるって言うのと
ある意味BL度は皆無なものの風間重吉的な役割を担っていた高杉さんでした
っていうかLGBTのG担当にまさかの工藤俊作さんが担うとはねぇ
でも元ホモっていうと女性層の求めるBLにはそぐわないですよね
ここいらもヨミ違うんだよね
クライマックスでは栃木の変身ドラマで使われる爆破専門のロケ地が使われて派手派手な爆破クライマックスでしたねぇ
車まで爆破していたりお金をかなり使われていたようですが・・・
って石倉三郎さん、さすがの貫禄でしたが、昭和の仁侠路線だと劇中殺される役所でもあるんだよね
ただ本当のラスボスが宮川一郎太さんですから、いわゆる悪は悪でも金権でも反社を手駒として使ってるだけのいわゆる堅気なわけで
そこまでいかなかったからでの石倉三郎さんのポン刀が光を見せて血飛沫あげるってことだったようで・・・
そしてこの作品ある意味木下隆行救済映画でもあったような・・・
果たしてシリーズ化されるのかなぁ
果たしてシリーズ化されるのかなぁ
二作品一気見しましたが、一応映画本編ということでどちらも尺が二時間弱っていうのはやっぱ長いよね
昭和を標榜するなら一本の尺は昭和の映画並みにせいぜい90分前後だとよかった気がする、
2022年製作、日本映画、「虎の流儀」製作委員会作品
江良至脚本、辻裕之監督作品
出演:原田龍二、木下隆行、森脇英理子、磯山さやか、平野貴大、はいだしょうこ、東根作寿英、つまみ枝豆、薬師寺保栄、工藤俊作、高杉亘、六平直政、井手らっきょ、せんだみつお、、楽しんご、北代高士、石倉三郎、宮川一朗太、小西博之、渡辺裕之、佐藤秀光、川野太郎