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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ザ・コントラクター

2023-02-03 23:29:15 | 洋画
2月3日節分です。いよいよ明日から立春
そして本日よりレンタルDVDの新譜がリリースされる日です
っていうことで、まず2月のレンタルDVDの1発目はクリス・パイン主演の“「ジョン・ウィック」のスタッフが仕掛けるリベンジ・アクション”って言う惹句に惹かれてこちらの作品
 
米国陸軍ですから特殊部隊ですね、そのエリート一級曹長ジェームスは、作戦中に膝を負傷し、現在はいわゆるステロイド系の禁止薬物投与でリハビリし、復帰を目指していたが
連隊指揮官が代わり、禁止薬物使用の件で名誉勲章、除隊金なし、年金なしで軍籍を剥奪されてしまう
家族との生活のためにローンとか残っており、今後どうするかって悩んでいたときに
元上官で民間軍事組織に属してるベン・フォスター演じるマイクの生活が潤沢なので
彼に頼んでその組織に雇ってもらえないかを頼む
 
その組織の頭領にはなんとキーファー・サザーランド
そして彼が面接に行くとジェームズの父親の軍歴から自分の軍歴まで完全に調査済みだったものの、その軍歴で即採用
支度金として即金で5万ドル支払われ、即刻ベルリンにマイク野指揮下で化学兵器開発の博士の始末とそのデータ奪取を命ぜられる
一応4人の隊員で研究所に入り博士までの殺害には成功するものの
 
データが見つからずさらに警官隊に囲まれての銃撃戦
そこは派手でいいのですが2人は戦死、さらにマイクが被弾して
なんとか警官隊を殲滅させて逃げる2人、地下壕でなんとか怪我人のマイクを逃し
自分は博士の奥さんを威嚇してデータを奪取して
救出地点にたどり着くと
彼を待っていたのは機関銃の嵐
真っ昼間ベルリンの繁華街であれだけの短機関銃での十字砲火で騒ぎにならんのは・・・
 
膝が悪化してなんとかセイフハウスに逃れてそこの管理人に助けてもらうものの
そこも襲われて・・・
実はもう自分の組織に追われていたんでして、マイクは死んだものと思い
なんとか米国に帰りマイクの死を奥さんに知らせようとマイクの家に行くと、何とマイクは生きていて・・・
ようやっと自分が置かれた立ち位置がわかったジェームズはマイクをつけると
そこは元軍人ですからマイクに気づかれていて
 
まぁ惹句にあるジェームズのリベンジがここから始まり
マイクも一緒に自分をはめた組織のボスを倒しに行く
まぁ前半軍事会社に採用されるまでがちょっと長いものの
任務についてからは怒濤のアクションの連続で派手な銃撃戦から復讐の殴り込みまでアクションの連続でそれなりに楽しめる作品でした。
ただこの軍事組織が全く何ものなのかは最後まで明かされないし、
エンディングは家族に危害が及ばないように隠れて見守るジェームズが切ない・・・
 
2022年製作、アメリカ映画
タリック・サレー監督作品
出演:クリス・パイン、ベン・フォスター、エディ・マーサン、キーファー・サザーランド、ジリアン・ジェイコブス、フロリアン・ムンテアヌ
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はらわたマン

2023-02-03 19:43:40 | 邦画
これも「一文字拳 序章 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い」の劇場上映時に60分の尺しかないことから、劇場公開用に続編となる「帰ってきた一文字拳 最強カンフーおじさん対改造人間軍団」を急遽製作したって言うお話を聞きましたが
この「はらわたマン」も「いけにえマン」劇場上映の尺足しのために改めて作られた正統続編だったんですね、でもなんだろう短尺ながら個人的にはこの「はらわたマン」が中元監督の4本の作品の中ではいっちゃん好きな作品にはなったかなぁ
ツイスト的なプロットでしたしなんともこのラストシーンでのさらっとした主人公たちの5年後の人生模様というか映画とは無関係な生活してるって言う
このシラーっと普通に人生を送っている感がいっちゃん人間における恐怖を醸していたとこですよねぇ
 
まぁ「いけにえマン」ではホラー映画の中の“カニバリズム”と言うマニアックなジャンルに特化していましたが、続編のこの「はらわたマン」は“スナッフフィルム”という、これまたマニアックなジャンルに特化していて中元監督の映画好きなとこがよく出てきていると思いましたし
なんと「一文字拳」の時もでしたが、自主映画の枠に大迫さんと言う完全にプロ俳優としてメシを食っておられる役者さんを配されているから映画として〆るんだよね
さらにこの「はらわたマン」には甲斐まり恵さんも出演されてるし
 
素人としか思えない演技をわざと見せてるスナッフの殺人犠牲者にまさかのしじみ姐さんまで出演されていたとはねぇ
もうこれだけで私はニンマリでしたのに
ツイストっていうか”窮鼠猫を喰む“の喩え通りに前作の自主映画の撮影隊のトーシローメンバーが
スナッフフィルム撮影隊を1人また1人って殺していくって言うプロットがただでさえ秀逸なのに
そーして命ながらえた奴らが知らん顔して普通の人間として社会生活して昔を懐かしんでるって言うのは・・・ホラーですよねぇ
 
中元監督のメッセージの素晴らしさに脱帽でした
っていうかこれがホラー映画の定番でもあるマスク姿の殺人鬼やチェーンソーで追っかけ回されるよりもいちばんホラーで恐怖のなんたるかを教えてくれてましたよねぇ
 
2019年製作、日本映画、NAKAMOTO FILM作品
中元雄脚本・撮影・編集・監督作品
出演:高江洲波江、田辺奈菜美、安田ユウ、山本愛生、上埜すみれ、甲斐まり恵、寺尾海史、後藤優花、桜井つぐみ、しじみ、大屋峻、大迫茂生
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いけにえマン

2023-02-03 17:10:00 | 邦画
先日ここのブログと交流のある『銀幕大帝α』のヒロ之さんの記事に「いけにえマン」の記事が書かれているのを見つけて
あのカンフーアクション映画「一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い- 」で、往年の千葉真一東映カンフー映画へのリスペクトを見せた、中元雄監督の次作であるとかの「いけにえマン」を私も見たくなりましたが
私の利用しているTSUTAYAさんとGEOさんには中元監督の作品みたいなのは導入もされていないから
行きつけのDVD屋さんに即行注文入れて・・・そう私はゲームもしませんが、実は通販もしない人なので携帯更新した三年くらい前にも一年プライムビデオ無料見放題でも密林には登録もしなかった人ですので
いつもニコニコ対面現金取引がモットーで
最近ではスーパーでもコンビニでも一応カードは数社持ってるけども、一度もカード決済したこともない現金払いか交通系の電子マネーで決済って言うおかしな人です
 
閑話休題、前作の「一文字拳」の映画の中でも突然に予告編みたいな形で予告CMが映画の中に挟み込まれていたのは知ってましたが
まさか映像として製作していたとは思ってもいませんでしたし
このDVDがリリースされていたとはねぇ
って事でけっこう早く手に入れることがっていう事で
本3日追儺式ほっといて新宿まで取りに行ってそそくさと帰宅して視聴しました。
 
正直わたしには前作の「一文字拳」には劣るかなぁっていう感じでしたっていうのも前作の衝撃があまりにも強かったからかもしれませんが
この作品はオープニングでは「悪魔のいけにえ」や「ハロウィン」のような、恐ろしい殺人鬼が登場して殺しまくる70年~80年代のいわゆるスラッシャーホラー映画へのオマージみたいだし、台詞では「13日の金曜日」シリーズの湖の名称までなんやかやと出してきてこれはホラー映画だって見ていたらいい意味で騙されました。
 
森の中で4人の男女がホラー映画を撮影してたら
なんと主演女優が帰っちゃったりウロウロしてたら8人の男女がキャンプしており
なんと映画造りの監督の脳内ではこれらの人物でスラッシャー映画のプロットが組み立てられていく様を映像化して見せてくれるものの、
実はこいつらホラーっていうか実はカンニバルな人種でして処女の肉を食する連中に主演女優がもどってきて餌食に・・・

ですが、そこで主演女優を助けようってしたら映画監督さんは腕を切断されて
その片腕にどこから見つけてきたのかチェーンソーを装着
なんと「死霊のはらわた」シリーズへのオマージュなどを経て
食人たちと生き残りバトルを・・・でこれはまた片腕チェーンソーにヌンチャクと言ったごった煮アクション映画の様相がクライマックスでした
夜のシーンがいつの間にか明るいシーンになってたりともう手作り感満載で
いわゆるみんなでワイワイ楽しく映画製作ゴッコをしていて
そいつを纏めて編集したらプロモ用の作品が出来上がっていた
って言うオチでしたか
 
ホラー映画のオマージュやお約束は、しっかり踏襲されているので、ホラー好きな人には楽しめる作品だったかな、ただごった煮的すぎたのがマイナスだったかな
相変わらず60分足らずの尺なので劇場公開用に「はらわたマン」をまた作られたようで
次はその「はらわたマン」の記事になるのかな
 
2019年製作、日本映画、NAKAMOTO FILM作品
中元雄脚本・撮影・編集・監督作品
出演:白畑伸、高江洲波江、齊藤友暁、藤原夢美、茶谷優太、濵田真季、岡橋咲子、氏家康成、小矢菜々美、中村純菜、梶塚廉、上ノ町優仁
 
コメント (2)
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