MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

特ダネ三十時間 深夜の挑戦

2024-11-30 17:35:10 | 邦画
本日の二部作品は昨日に引き続いてのベストフィールドからリリースの東映シスタームービーの“特ダネ三十時間”シリーズの二作目「深夜の挑戦」というこれまた60分の作品
新聞印刷の輪転機の回るカットにタイトルインしてそのままオープニングクレジット
スタッフは完全に前作と誰一人変わらずってことと
予告編にはに作品にないカットも含まれていたので二本撮りっていうかいやそれ以上の複数撮りなのかもしれませんね
このシリーズから深作欣二さんが生まれたっても過言ではないというシリーズですね

 
夜間の列車に偶然乗り合わせていて踏み切り事故を起こした列車の窓から飛び降りて
事故現場での聞き込みに回る日本新聞の社会部記者清水浩平が一報記事を書いたものの
踏切事故で死んだアベックの男性がアベックではないと被害者弁護士から、その片割れの生き残った女性の夫からも訂正記事を求められた青木記者
一応訂正記事を書くものの
 
自分が渡したその時の名刺を使われたことから
なんと大企業と産工省との役人との汚職事件をつかみ
熱海の宿で前作のライバル記者の河野秋武とのスクープ合戦になるって言うお話
前作では船橋和郎のオリジナル脚本だったのが今作では菊村到著の『敏腕記者』を原作として船橋和郎が脚色してる作品
 
熱海の旅館の番頭役の柳谷寛や中居役の谷本小夜子の二人の好演に尽きる作品でしたね
にしてもこの昭和の時代ではカップルのことを”アベック“って云っててそれがいわゆる当時の現代語だったわけで
今では死語でして知ってる世代と言ったら団塊世代くらいでしょうか
実はフランス語でして英語でいうところの“with me“って言う言葉と同義なんですね
 
このシリーズの”Vol.2“のリリースはいつになるのかな
 
1959年製作、日本映画、東映作品
村山新治監督作品
出演:南廣、三島雅夫、神田隆、故里やよい、成瀬昌彦、大木史朗、杉義一、有光洋二、東野英治郎、多々良純、日高澄子、光岡早苗、柳永二郎、浦野みどり、増田順二、柳谷寛、谷本小夜子、加藤嘉、須藤健、河野秋武
コメント
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モンキーマン

2024-11-30 05:05:49 | 洋画
映画の情報を入れない私でもこの作品はインド版「ジョン・ウィック」って言う作品で面白いって言うのはどこからともなく入ってきており
一応コレクションしておこうと購入しておいた作品でしたが
まぁインド版「ジョン・ウィック」は置いておいてもそれなりにカルト的な宗教色も含んでの一人の男による復讐譚だったのね
 
ってインド系純粋なインド映画ではないようでデヴ・パテルキッドってインド系イギリス人が作ったワンマン映画だったようで
たった一人でっても彼をいろんな人が助けて構想8年かけて共同脚本を書き、製作にも加わり、もともと役者さんですから自ら主演でさらに監督までやってのけた作品だったのね
ほらもう典型的なワンマン映画でしょ
 
って言ってもなんか意図してたとこがあったのかなんか全体的にインド映画の持ってるあの映像的な明るさを配して画面そのものを汚くし
かつインド映画ではどんなアクションをしても見せない血糊まで使って実に汚い画面処理してる映画だったし
私個人的にクライマックスの擬闘シーンにしても寄りの絵が多くてちょっと見づらかった
 
アクションの拙さを隠してたのかもしれませんが一応地下格闘のシーンとかクライマックスでのケレンが薄まってしまっていたのがちょっと残念だったのと
なんだろうな余計なシノプシスを入れ込んでいて二時間強の尺で作るからやっぱクライマックスに向かっていくまでが冗漫になって緊張感が途切れるくらいなら余計なものは省いてただただ母の復讐日本つき進んでいく主人公の様だけを見せるべきだったような
 
ボンゴのリズムに乗ってサンドバック叩くだけであんな強くなれるのかな
余計なものを排してそこいらにもちょっと工夫がほしかった気がしたのは私だけ?
 
2024年製作、アメリカ・カナダ・シンガポール・インド合作映画
デヴ・パテル原案・製作・共同脚本・出演・監督作品
出演:シャールト・コプリー、ピトバッシュ、ヴィピン・シャルマー、シカンダル・ケール、アディティ・カルクンテ
コメント (2)
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