6人の監督が一人20分程度の短編ホラー作品を作って、それらをオムニバスにして作った韓国ホラー映画って言うウリなんですが
私が思ってるような韓国ホラー作品とはかなり違った趣で作られてる6作品で、果たしてこれをホラーって言えるのかって個人的には思うさくひんでありました。
っていうのも血も流れないしっていっぺんだけ血が出てきてはいましたが
全ての作品に共通して言えるのは実にライトであるということと、ホラーの定義は色々とあるとは思いますが
私が思い描く韓国ホラー映画っていうのは因習が絡みドロドロとしたものがその底流に流れているもんだって言う固定観念があるかと思いますが
この6作品に言えることは確かにオカルトチックだったりするものはあるにはある作品もあるんですが実にライトでして画面から滲み出て来る、なんとも言えないゾクゾクとさせられる感覚もなくて・・・
一応6作品全てに物語としての完成度の高さは短編故に見られるものの
一応6作品全てに物語としての完成度の高さは短編故に見られるものの
これが現代のホラーですって言われれば
ハイそうですがっていうしかないのですが
何度も言いますが私が韓国ホラーだって勝手に思ってる作品とは程遠いものでしかなかった
まぁ違った意味での気持ち悪さっていうのは一番最後の作品では感じましたけどね(笑
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
「ディンドンチャレンジ」アン・サンフン脚本・監督作品、出演:チャン・スンヨン、オ・スンヒ、チャン・イェウン
「獣」ユン・ウンギョン脚本・監督作品、出演:シン・ウンス、キム・ホジョン
「ジャックポット」チェ・ヨジュン脚本・監督作品、出演:キム・テフン、チョ・ジェユン
「入居者専用ジム」キム・ヨンギュン脚本・監督作品、出演:ユン・ヒョンミン、チャン・グァン
「リハビリ」イム・デウン脚本・監督作品、出演:イ・ジュヨン、キム・ジュリョ
「モッパン」チェ・ヨジュン脚本・監督作品、出演:パク・ジナ、チェ・スイム
開始1発目の作品の中途半端な終わり方には「ええ?」てなりましたが、それ以降は概ねちゃんとオチは付けていたかも。
「リハビリ」が個人的に一番つまんなかったです、逆に「入居者専用ジム」は面白かったかも。