これは実に韓国映画らしい韓国映画だったと言えるかなぁ
なんて言ったら偏見って言われるかもしれないけども(汗
いやどこにでもいる親だと思う、そんな親としての気持ちがこれほど極端に外に出て向かっていくから毒親って言われるのかもしれないし
親子なんていうものは俗に言う親ガチャでしかないわけだから、そりゃ子が成長していくために必死になる親っていう生き物の気持ちもわかるが、それが極端に出るか出ないかは人それぞれの個性でもあるんだろうし性格でもあるんだし
そんな親の心子知らずって言えるだろうし、其れを子供が受け止められるか受け止められないかまた、こんなこと言って良いのかはわかりませんが子が適当に受け流せられる能力があるかないかだろうな
って見てて思ったんだけど韓国映画ですからそこいらちょっと誇張してきてることも否めないものの
子を思う母の気持ちで作られた作品ではあるんですが
ラストまで見て来るともう一人父親って言う毒親までが出て来ることからタイトルを”毒母“.にせずに”毒親“にしてるんだろうね
ハングルの意味はわからんけど英題が「Toxic Parents」ってこれまた”Parents“って複数形にしてるのは上に私も書いてる通りでしょうな
日本映画では「毒娘」って言うのもありましたが、子が親を見限ってしまうお話だったようですが
こちらも過干渉で子供がそしてその子の周りにも悪影響をばらまく親を”毒親“
子を愛するが故からくる過干渉によって思春期や成長期における子供が親を重荷に感じでしまうことはよくありますが
子を愛するが故からくる過干渉によって思春期や成長期における子供が親を重荷に感じでしまうことはよくありますが
親側はそれが正義であり自分が正しいって思い込みが強いから自分の思考回路が命じるままに過保護に動くわけで
それが子にとって重荷になってるわけで周りから見られる目が気になっても自分の親ですからねぇ
家出とか暴力に走れるならまだしも
って暴力はいけませんが捌け口が見つからず、この映画の主人公は自殺サイトで同行者を募り自殺してしまう
親としては納得がいかないから子供の友人や学校の先生にその原因の矛先を向けてしまう
刑事が自殺の原因を探っていく捜査って言う過程の中で母親の子に過大期待を寄せて自分の育児方法が間違ってないって頑なに信じて学校の担任までをも裁判に訴える毒親の子育てを紐解いていくと言う寸法の映画でしたねぇ
さほど重たくなりがちな内容ではあるんですが
韓国映画にしてはライトに描いてくれてた作品で
担任の先生の父親もそんな起訴される息子に対しては毒親だったって言うエピソードをラストに入れて来るとこは作劇としては実に見事だったかな
どこにでもある普通の家庭で起こりそうなお話ですよね
親子といえども個の集まりですし俗な言葉で言えば”親ガチャ“ですからねぇ
個を尊重してこそ家族として存在していけるんでしょうか
色々考えさせられた作品
難点を言えば日本語スーパーが本編のエンドクレジットと同じくらいのドットで字幕が小さすぎ、モニターに5cmくらいの近さでないと読めないのに加えて
スクリーンの小道具や大道具そして背景が白いにかかわらず影を字幕スーパーに入れないからドットも小さい、さらに白に白字でさらに読みづらいっていうか読めないのが難点の作品ではありました。
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・スイン脚本・監督作品
出演:チャン・ソヒ、カン・アンナ、チェ・ソユン、ユン・ジュンウォン、オ・テギョン、チョ・ヒョンギュン
morkohsonimapさんも苦言を呈してらっしゃるように、字幕が読み辛い。
折角良い映画なのに、こういう所に手抜きを感じると残念に思います。
いやあ、なんかこういう親て何処にでも居そうですよね。
だからその点でのリアルを見せつけられた様な、深く考えさせられる作品でした。
担任の先生までもが、てのを上手く展開に盛り込む辺りも脚本の質の高さを感じました。
なんでこんなひどいDVD仕様にしてたんでしょうね
お金使わないっていうのはわかるけどせめて字幕だけでもしっかりと作って欲しかったですよね
確かに韓国映画ならではにつくりでしぃうか
いつどこの家でも起こりそうな毒親のかなお話
子に過大に期待しちゃいかんですよね
でも過干渉にならぬ程度の干渉は未成年の子供に歯親として最低限の務め
配分が難しいですよね