山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

秋のキノコ

2024-10-14 11:53:36 | キノコ狩り
午前8時過ぎにカラマツ林に入山した
昨夜は強い雨が降ったのであろうか、傘の裏が溶けてしまって食べられないハナイグチが多い



それでも芽生えたばかりの幼菌は特に問題はなく、それなりの収穫量となった

 
  
 

1時間ほどで十分な収穫を得たので林道に戻ろうと広葉樹の林を歩きはじめたら
ミズナラの大木の目の高さにサンゴハリタケモドキの株が3株も張り付いているのを見つけた



一番大きくてきれいな真ん中の株の3分の2ほどを収穫しただけでポリ袋の半分を占めた



午前9時半、小さな流れの草の平に腰を落ち着けてちょいと飲もうか



ハナイグチの溶菌をさっと湯がいて冷水で〆てから大根おろしを添えて醤油で頂く



サンゴハリタケモドキは軽く湯がいて冷水で〆てしっかり水切りしてからワサビ醤油で刺身が旨い
このキノコは旨味があるので汁物にしたらいい出汁が出る、残りは持ち帰って汁物にして頂こう



森の中の涼しい沢畔で冷やしたビールを2缶飲ったためか体が冷えてしまったので
やむなく車に戻ってハナイグチのペペロンチ-ノを頂いたから温かい車中で眠りにおちた





さて帰還して風呂に浸かってからまたビール
モミジオロシをつくるのが面倒なので大根おろしとポン酢でハナイグチの酒肴を

 

お蕎麦は新潟の平石亭で頂いたキノコ蕎麦を真似て蕎麦が見えないくらいにハナイグチを敷き詰めてみた
とろっとした汁が美味しくて蕎麦を食べる前にそばつゆが半分なくなってしまった

 

お蕎麦もとろっとのど越しがよく、麺つゆと一緒に煮込んで味が染みたハナイグチの美味しいキノコ蕎麦になった
今年は足の具合が悪くて雑木林を歩きまわれないので秋のキノコはこれが最後になる
ちょっと寂しいけれど来シーズンを楽しみに待ちたいと思う次第です

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする