山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

ちょっと山飯をば

2015-12-12 23:37:23 | 川飯.B級グルメ
無性に山を歩きたくなった。
しばらく山を歩いていないからかだろうか、ここ何日か左側の腰に違和感を感じていた。
足ならしにちょうどいい石砂山(いしざれやま)の登山口はモミジがいい感じに色づいている。





登山道から見えるナラやクヌギの広葉樹もいい感じに染まっている。





鮮やかな朱に染まるこのモミジは、この山で一番美しいと思う。
これを見ていると針葉樹の緑があってこそモミジの鮮やかさが際立つということが良くわかる。





登山道を外れてVル-トに踏み入っておもしろいものを見つけた。
こんな巨大地底都市があったら楽しいだろうなあなどと少しだけ空想の世界に浸る。





地底都市をのぞき込んだ体制から立ち上がろうとした瞬間、左側の腰と尻と内側の足の付け根に激しい痛みが走った。
体制を変えるだけでも電流が走るし、地面に座ることもままならず、ちょうどいい切株を見つけ腰を落ち着けて痛みを凌いだ。
ついには太ももの内側にまで激しい痛みが広がって、天辺に登るのは困難と判断し、ちょっと早いけれどここで山飯を始めることにした。

インスタントのマ-ボ-春雨を茹でる。





沸騰したら調味料を加えて長ネギとピ-マンを添えるだけの超簡単レシピだ。





とろっとした食感を楽しみながら缶チュ-ハイを1本空ける、この上なく旨し!







次は砂抜きしたアサリを水から茹で上げる。





沸騰したら煮詰めずに火を止めて5分間蒸らして出汁を取る、これで柔らかくふっくらしたアサリになる。





再加熱したス-プを別のコッヘルに移して、インスタントの塩ラ-メンの素、
少々のナンプラ-とバタ-とニンニクを加えてラ-メンのス-プを作る。





アサリとミツバとゆずを添えて出来上がり。
アサリの出汁が効いた塩ラ-メン、これはもう昇天するほどの美味しさでございました。





一歩踏み出すたびに激痛が走る左足と腰をかばいつつ、歯を食いしばってやっとの思いで下山できました。
帰宅してネットで調べてみると、どうも椎間板ヘルニアの症状と酷似しているではありませんか。

これでもう山を歩けなくなるのだろうか、山釣りもできなくなるのだろうか?
もしそうならば僕の残された人生の意味を何に見出したらいいのだろうか?
そんな絶望的な不安が沸々と湧き上がっている次第でございます。

先ずは整形外科で診てもらいまょう!
コメント (29)
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泊まれる呑み屋開店~!

2015-12-08 00:45:52 | 川飯.B級グルメ
日ごとに寒さがつのる季節となりましたが皆さまは如何お過ごしでしょうか?
寒い季節には盛大な焚火で身も心も暖ったか~くなりたいものですよねえ!
独りで瞑想に耽る焚火もいいものですが釣りや山を愛する同好の士が集い
たわいもないことを語り合いつつ酒を酌み交わす焚火もまた格別なものでございます。





午後4時、酒処『焚火』の開店で~す!
このお店は酒肴も飲み物も何でも持ち込みOKのお店でございます。

店主たちは燻製用にと早朝から鱒を釣り、薪を集めてからお店に帰ります。
一番乗りしていたみ-さがちゃんが大根を使った絶品ス-プ鍋を仕込みはじめ(写真忘れました)
川飯作りが初めてのへなちょこNさんはワンタンス-プの仕込みを始めます。
釣り以外でこんなに真剣な表情のNさんを見たのは多分初めてかもねえ。
この人、今回の管釣でありえな○ボを食らい本日よりHNを名誉ある『管釣り坊主』と命名です。





作り手の性格そのままの優しい味のワンタンス-プの出来上がり、上出来です!





夜の帳が降りる頃には8人の河原乞食たちが参集し、
持ち寄った珍しい酒や焼酎が7~8種類も、いやあ酒好きには堪りませんなあ!





ビ-ルも3ダ-スを超えてる、酒肴も次々に振る舞われていきます。









渋滞に巻き込まれたへっぽこフライ師さんも加わって総勢9人、宴もたけなわでございます。





失敗した燻製もこうすれば何とか食えますな。
このほかにも写真に収めきれない酒肴が次々に振る舞われます。











最初に撃沈したのはみ-さがちゃん。
魂の鼾が朝まで延々と轟いておりました、こりゃ山小屋には絶対泊まれんですわ。
酔ったら気の向くままにゴロタ石の上で爆睡、これが泊まれる呑み屋の所以でございます。





凛とした気持ちのいい朝に、腑抜けた河原乞食たちがまどろんでいます。





あれだけ呑んで喰ったのに、朝は定番のホットサンドとコ-ヒ-で覚醒し来年の再会を誓って散っていきます。





最後に記念撮影、新しい顔が4人もいるのに既に旧知の友のようです。
やはり趣味を同じくする者同士、一度酒を酌み交わせばこうなってしまいます。
十人十色、顔も性格も好みも個性もそれぞれに違うけれど、それを受け入れてしまう大らかな仲間たちの顔です。




また来年、元気な顔で再会しましょうね。
今年参加できなかった方々も来年の再会を楽しみにしています。

ヒロキチちん、来年からまとめ役をお願いしますね!















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