山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

野の花たち

2016-04-11 02:34:41 | 山歩き.散歩
3週間ぶりの山歩きは牛の寝通りでのんびり過ごしたい。
今年は季節の進みが早いとはいえ、小菅村の桜はまだ二分咲きといったところでしょうか。





ニリン草が咲き始める頃かと大菩薩に向けて歩いてみました。





日当たりのいい南斜面に群生するニリン草はまだ葉が黒くて、いくつか見かけた蕾も固く閉じていました。





ブナの新芽も下草もまだ眠りの中にいるようです。





山歩きは3時間ほどで切り上げて、今年も4月から再開したお蕎麦屋さんを訪ねます。
相変わらずおばちゃんたちが楽しそうにおしゃべりしながら蕎麦を茹でたり天ぷらを揚げたり。
野草の天ぷら、おひたし、お漬物の油炒め、これだけ並ぶと熱燗の徳利2本くらいは欲しいですよねえ。





このお店は打ち手のおばちゃんによって蕎麦の味も食感もその都度違うのもおもしろいと言えば面白いかな。






春には少し早すぎた小菅を後にして、思いっきり春を感じたくてムギチロへの登山口に向かった。





登る途中でいくつもの春の野の花と出会えた。
これはシロバナショウジョウバカマであろうか?





ニリン草の群落が今まさに満開の季節を迎えている。
標高差はあるにはあるものの山によってこんなにも季節の進み方が違うものなんですね。





このスミレはとても美しいけれど果たして在来種なのだろうか?





ひとりしずか





今日の大失敗!
暖かかったので心地よく午睡をむさぼっていたら不覚にも日没寸前まで寝入ってしまった。




急いで下山したのだけれど最後の30分はヘッデンのお世話になってしまった。
ビバ-クしてもよかったのだけれど北横岳で非常用のバ-ボンを空けてしまってザックに酒がなかった。
遭難の夜を楽しく過ごすためにも、くれぐれも酒とツマミはザックに忍ばせておきたいものですね。

コメント (30)
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