山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

菜畑山 寒~い雪見酒

2008-01-27 23:36:23 | 山歩き.散歩
『ちょっと山へ行ってくるわ』
『えぇっ、足が痛いのにおバカにもホドがあるでしょ』
『男というものはねえ、時々一人になりたいときがあるのサ-』
『で、どこへ登るの?』『う~む、菜畑にしようかな』
『この寒いときに、わざわざ雪山に登るなんてバッカじゃない!』
『そおだよ~、おバカの人生は楽しいものなのサ-』

釣友との山飯新年会をキャンセルしちゃったから、ちょっと寂しかったんだよね。
足が痛くても、単独行なら適当に休憩を取りながらマイペ-スで歩けるだろう。

ハ-ドじゃなくて、雪が残っていて、入山者が少なくて、富士の雄姿も見えたらいいな。
道志山塊の『菜畑山』なら、すべての条件を満たしてくれる、決~めたっと。

登山口に10時、超ゆっくり目の山行である。
明日は相模湖方面のお客様への訪問、だから山で幕営しても何とか間に合うのだ。

歩き始めると、林道はガチガチのアイスバ-ンになってて滑るのなんのって。



この程度なら4本爪の軽アイゼンがちょうどいい。



足の指は痛いが気分も軽い。
痛つつ、でもルンルンだもんね~。痛たた、そんなのかんけ-ね-だもんね~。

そして車の轍もなくなり、雪を踏みしめながら歩く。
こうして雪道を歩くのは何年振りだろうか。うれしいなあ!



2時間かけて登山道に取り付く。2倍の時間を要したが今回は仕方ない。
先ずは針葉樹林帯、積雪は15センチ程度だろうか?
下山してきた中年の夫婦に聞いてみた。『ここからはどんな感じですか?』
『35分程度かしら、急登だけど、あっという間でしたよ』ですって。
オイラなんて、もう息も切れぎれだし、足は痛いし。



広葉樹林帯に入ると登りがきつくなる。
10分登って5分休憩。現役の山屋さんに聞かれたら笑われてしまいそうだがイイじゃないですか。
マイペ-ス、マイペ-ス、これがいいのです。林間の澄んだ空気を吸い込んだり、、、、。



10分登っては5分休憩。
さらさらのパウダ-スノ-の上に腰を下ろして遠くの雪景色を眺めたり。
時々こんなゆるやかな登りもあって、、、、。



最後の急登。



ここを詰めたら突然頂上のあずまやが見えてきた。
ハアハアゼエゼエ、頭もクラクラする。ちょっと息を整えてから、、、、。

やった~、頂上に辿り着いたぜえ!
『菜畑山』1283メ-トル。(なばたけやま)ではなくて(なばたけうら)と読むのです。
この山の名の由来、調べてみるとおもしろいですよ。



山のてっぺんからのパノラマ、これはね、登った者だけに与えられる特権なんですね。
でもね、あなただけにそっとお裾分けしましょうね。

『丹沢山塊』
稜線と谿がくっきり、なんか山に彫刻を施したような、、、、。
登ってみると丹沢、結構険しい山なんですよね。こんな風景を眺めて、もう気分爽快!



そして『富士』の雄姿。
稜線の向こうに雄々しくそびえておりました。美しいなあ!



360度のパノラマを堪能するとお腹も減るのです。
昼食は軽く、おにぎり、赤坂離宮のフカヒレス-プ(頂き物)、そして勿論ビ-ルつき。
フカヒレたっぷりのス-プの出来上がりを待ちこがれているの図。
赤鞍ケ岳から縦走してきた若者に撮ってもらいました。



目の前にそびえる山々を眺めながらの昼飯、やっぱり来て良かった~。





雪の上でうたた寝したり、粉雪にレモンと砂糖を振りかけて食べたり、おしっこで絵を描いたりと、のんぴりしすぎてしまいました。
寒さが増してきた午後3時、下山です。振り返ると頂上のあずまやが小さく遠くなっていました。また来るね!



林間の下山路は雪に覆われてヒザへの衝撃も殆どありません。
駆けるように、あっという間に林道終点の広場まで駆け下りました。
今日はここに幕営して『泊まれる飲み屋』の開店なのです。



幕営の準備に取りかかると、、、、。
あれっ、ツェルトしか無い。冬用のマットもな~い。これじゃ眠れないぞ。
それより寒くて凍え死んじゃうぞ。潔く諦めて『泊まれない飲み屋』に変更だな。
寒くなって、もう限界だ~と言うところまで飲むことにしよう。

先ずはマグロのカルパッチョもどき。
オリ-ブオイルとニンニクと塩で。ウマイ!



牡蠣は塩で味付けしてガ-リックオイルで炒めて、、、、。



ハイ、出来上がり。超簡単レシピです。レモンをしぼって、ウマ~イ!



しんしんと冷えてきました。鍋焼きうどん。



午後6時半、林の中はすでに真っ暗。
下半身は4枚、上半身は5枚、ネックウォ-マ-で目の下まで覆い、ダウンのフ-ドをかぶっての
完全防寒対策を施したつもりでも、体の芯まで冷え切って、もう限界、もうダメ、帰ろっと。
あまりの寒さに、酔うこともできませんでした。

ところで、これいいでしょ。
ヘッドライト2つにス-パ-のポリ袋をかぶせると蛍光灯のように明るさを増すのです。




凍えきった体で帰宅し、お風呂で暖まって、またビ-ル。
あぁ、やっぱり家が一番だね、と言いながら、『今度はどこにしようかな~』などと想いを馳せる。
おバカな男の人生は素晴らしきかな、そして楽しきかな、なのでした。

あっ、足の痛みがなくなってしまいましたよ。冷え切ったせいかなあ。
雪の菜畑山、ありがとね!












コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小指が痛い

2008-01-20 00:58:04 | 独り言
ここしばらく、どういう訳か小指が痛い。
「アナタが噛んだ」という訳でもないのに、なぜか痛いのだ。

小指って言ったって、手の指じゃなくって右足の指4本のことなんだ。
靴底の固い革靴を履いてアスファルトの上を歩くなんぞ恐怖この上ない。
ズキズキビリビリしびれるように痛いのだ。

登山靴で山を下っていても顔がゆがむほど痛い。なのにじっとしていると何でもないのだ。
いったいナンなんだ。痛みの原因が分かっていればなんのことはないが、原因が分からない痛みは不安でいらつく。
通風なんてことになったら好きなビ-ルも金輪際飲めなくなってしまうではないか。

なんてえことを考えていると、リビングでスヤスヤ眠っていた我が家の愛犬モモが突然ピクピクっと尻尾をもたげた。
ウンチの合図だ。体の自由がきかなくなってきたモモは、ウンチもオシッコも自力では難しくなってきた。
オシッコは散歩の途中、膀胱を軽く押してやってさせる。結構コツを要する技である。

ウンチは決まってリビングでする。
やおら立ち上がって尻尾をピクピクっともたげる。尻尾をつまみ上げるとお尻の穴がフガフガしてる。
お尻の穴の周りを軽く押してやる。これもまたコツがいるのである。そしてまた押してやると、出てくるのですよムニュ-っと。

なんてえことをやっていると、やおら思い浮かんでしまうのである。

あの大食いのギャル曽根は、一日にどれだけのウ○コをするのだろうか?
その太さと長さはどれほどのものだろうか?ソフトクリ-ムのようにぐるぐるっとトグロを巻いて、
最後はムニュ~っと細く円錐形に形成された特大10人前カボチャソフトが出来上がるのだろうか?

もし便秘になっちゃったら苦しいんだろうな~?
コ-ラックを100錠飲んで、いっぺんに一週間分も出てきたらトイレが詰まっちゃって困っちゃうんじゃないだろうか?
一度見てみたいものである。イヤ見たくなんてないぞ。おぞましい、おぞましすぎる~。



それよりも、便秘に追い打ちをかけるようにリンゴを100個も食べさせたらおもしろいぞ。
胃にも小腸にも大腸にもふんだんに肥やしがあるのだから、大変なことになりそうだ。
300とも500ともつかぬリンゴの種から、ムクムクムクムクと芽を出して、耳の穴からも、鼻の穴からも、お尻からも、
体中の毛穴という毛穴からもムクムクムクムク芽を出して、いずれギャル曽根はリンゴの樹になってしまうのだ~~~~~。

芸能生活に不安を抱えるギャル曽根も、これで将来は安泰である。
無数のリンゴの木の成長を維持するために、ギャル曽根の大食いは更にパワ-アップする。

かくしてギャル曽根は、『歩く人間リンゴの木』、そして『天下無敵の永久大食い王者』と言う2つの特異なキャラクタ-を手にすることができるのである。

誰にも真似のできない『個別化』の達成である。
個別化コンサルタントである我が輩が、世に放つ久々のヒット作になりそうである。

かくしてギャル曽根の個別化は、モモのウンチが大きなヒントとなって始まった。
科学者もコンサルタントもクリエ-タ-も、創造性のネタはあちこちに隠れていると言うことである。
だからこそ、日頃から感性を研ぎ澄ませておかなければならない訳である。

ふぅぅ、久々に大きな仕事を成し遂げたぞ。仕事に集中していると疲れるのだ。今夜は小指のことなど忘れて、
ギャル曽根の個別化達成の祝杯でも上げようか。

あっ、いかん、その前にモモのウンチを片付けないと、、、ジャンジャン。(ちょっとだけ遊んでみました~)







コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦わない経営

2008-01-16 00:10:27 | 書籍
『戦わない経営』(浜口隆則著、かんき出版)

昨年の夏の事である。
この書名に目が釘付けになり、思わず手にしてしまった一冊である。
それは、私が目指していたテ-マそのものだったから。

これ、絵本の様であり、詩集の様でもあり。
ところがこの本、なかなか奥が深いのである。

詩のような短いフレ-ズの中に、私の理想とする経営や経営者のあるべき姿が鮮明に描かれている。
手にしてから何度読み返した事であろうか?
この薄っぺらな詩集、私にとって経営のバイブルの一つとして大きな存在になってしまった。



『経営は、人を幸せにするためのビジネスって仕組みを、ちゃんと運営すること。
人が幸せになるのを見るのは、楽しいこと、嬉しいこと、きっと人生で一番楽しいこと。だから、経営は楽しい』

『会社というものは、どの会社でも同じ。幸せをつくっている。
お菓子屋さんはお菓子の上に幸せを乗っける。八百屋さんは野菜に幸せを乗っける。
そうやって、お客さんに喜んでもらうとお客さんがハッピ-になる。
お客さんがハッピ-になると社員がハッピ-になる。
社員がハッピ-になると家族や友達もハッピ-になる。
そうやってハッピ-はつながってゆく。だから、会社は幸せをつくっている。
だから社長は、幸せの専門家じゃないといけない。』

『想いだけじゃ、経営は成り立たない。経営には、ココロも大切だけど、戦略や技術も必要。
本来、とても小さくて弱い存在の雑草が逞しく生きているのは戦略を持っているから。
雑草は戦わない。とても上手に戦いを避けて、力強く生き残っている。
小さな会社も雑草と同じ。正しい戦略を持っていれば力強く生きていける。
小さな会社の正しい戦略は、戦わないこと。
幸福を追求しながら生き残っていくためには、戦ってはいけない。
ビジネスは不戦勝でいいんだ』

『誰も戦いたくないのに戦ってる。戦いをやめられなくなってる。
経営と戦いの結びつきは想像以上に強い。普通に経営していると戦いこそが日常。
お客さんと戦い、競合他社と戦い、チ-ムの仲間同士と戦い、
協力業者と戦い、お金と戦い、時間と戦い、世の中の動きと戦い、
そして自分自身と戦っている。
こんなに戦っていて、幸せになれるはずがない。
この戦いを一つ一つなくすこと、それが戦わない経営が目指す姿』

『大きい会社ではなく、強い会社でもなく、優秀な会社でもなく、
愛される会社に、わたしたちはなりたい』

とてもすべてを紹介することはできません。

が、この詩のような短い言葉たちは、『個別化』を目指せと唱えています。
強者がたむろす土俵で戦ってはいけない、自分の世界を築けと唱えています。
お客様も、社員も、取引先も皆、ハッピ-になるための大切なパ-トナ-だよと唱えています。

以前ご紹介した、キャンプ場ではないキャンプ場、そしてガソリンを売らないガソリンスタンド。
個別化を成し遂げたら、もう戦う必要はなくなったのです。
これ、戦わない経営の好例ですね。

自分たちの理想とするクリニックづくりをひたむきに続けていたら、結果として個別化を成し遂げていた。そんな例もあるのです。

ライバルと戦うことよりも、ひたすら個別化を生み出すことに力を注ぐ。
この方がもっとずっとおもしろいに決まってますよね。

経営者の皆さん、いかがですか?








コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師匠からの贈り物

2008-01-14 00:02:55 | 書籍
思いがけない方から書籍小包が届いた。
中には『税道一路』と題された一冊の本が収められていた。
85才になられた我が師匠、駒村 貞先生の自叙伝とも言える書である。



その場で一息に読み通した。
まさに税道一筋に生きてこられた先生の人生の軌跡、多くの出会いなどが記されており、あの頃を懐かしく思い浮かべながら読ませて頂いた。

先生は、私が修行させていただいた最初の師匠である。だから人生の中で最も影響を受けた師匠である。私が修行に入ったとき、先生は今の私と同じ55才であった。体は小柄ながらも真四角の顔に三角形の目がぎらついて精気に満ちあふれていた。何につけても精力的で、若い私たち以上に本を読み研鑽を続け、その姿を私たちに示していただいたものである。私が生涯、学び続ける覚悟ができているのは先生の学ぶ姿を見続けて来たお陰である。

私が修行させていただいた5年間はまた、私の人生や価値観を変えてしまうほどの出会いも一つや二つではなかった。

本の裏表紙に85才の先生の写真があった。
最後にお会いしたのは15年も前のことである。
忙しさにかまけてずいぶんご無沙汰である。
風貌はあの頃より幾分穏やかになったような気がする。

私が国家試験に合格した朝、真っ先に別の修業先に祝福の電話を頂いたのも先生であった。
あゝ、ずっと気にかけて頂いていたんだと師匠の声に感激したものである。
私はまだ到底師匠の域には至っていない。これからもたゆまず修行を続けなければと思う。

今も現役で活躍されている先生を、お訪ねしたいと思います。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな時に限って、、、

2008-01-12 16:04:45 | 独り言
昨日の昼、同業の先輩と食事をして帰路についた。
その電車の中で、急に吐き気をもよおし、おまけに悪寒と頭痛が。
すわっ、インフルエンザか?

事務所に帰っても、身の置き所がないほど辛い。
ソファに横になって毛布をかぶって1時間ほど眠ったが回復しない。

夕食もとらずに爆睡した。
午後5時半から昼の11時半まで一気に18時間も眠り続けたことになる。

お腹が空いて目が覚めた。
こんな時はお粥がいい。美味しくて胃にやさしい。七草がゆ以来で3杯平らげた。



日頃『お酒を呑まないと、その日一日損した気分になる』と言い続けていた私であるが、それは元気なときにこそ言えること。
さすがに具合が悪いと、酒もタバコも見たくもない。

持病は3つも抱えているが、寝込むことは先ず無い。
昨日と今日、2日間呑まないと世界新記録に並ぶ。

外は雨。
丹沢の山々は新雪で真っ白に覆われている事だろう。
木々の枝たちは綿帽子をかぶり、熊笹の上は真っ白な雪のジュ-タン。
稜線は、それはそれは幻想的な世界に変わっている筈である。
今年は雪景色を眺めに行こうと、雪の降るのを心待ちにしていたのに、、、。

こんな時に限って、、、神様はなんて意地悪んだろう。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノミニケ-ションの功罪

2008-01-09 23:42:51 | 川飯.B級グルメ
職場でのお酒、皆さんは如何ですか?

私は若い頃、3軒の事務所で修行をさせていただいたんですがね。
その2軒目の、ある上司のお酒の相手をするのがたまらなく嫌でしてね。
週一、時には週二、仕事が終わってから5~6時間も、くどい話を聞かせられながら飲む訳でしてね。まるで拷問を受けているみたいで気が狂いそうになるのを必死で耐えていた、そんな表現がぴったりというのでしょうか、、、、。

私にとっては、自分を高めるためのとても貴重な時間を上司のくだらない話でつぶされてしまう。おまけに疲れて翌日の仕事にも影響するし、飲みたくもない人との席でお金まで払わされたんじゃたまったものじゃありませんわなあ。時間も体力もお金も意味もなく消費するだけで、生産的なものは何一つ無かったように思いますね。

まさか、あなたもこんな上司ではありませんよね?

もし私が上司なら、たまあに親睦を兼ねて和気藹々と飲んだり。新たなプロジェクトのキックオフミ-ティングとして、さあ皆でがんばろうぜと気分昂揚して飲んだり。大仕事を成し遂げたお疲れ会として、仲間同士で労をねぎらい合いながら飲んだりと。そんなメリハリのあるお酒の席にして楽しく飲みたいと思いますね。

と言うわけで、本日は某医療法人の恒例の新年会でした。
いつもは理事長や院長など6人での経営会議、4時間ほど議論白熱するのですが、この日だけは1時間でさっと切り上げて楽しい新年会に突入です。



美味しいものを前にしたら、難しい話なんてしたくはありません。



お顔もにっか~っとほころんじゃって。



楽しい話題しか出ないでしょ。



おまけにお酒もすすんじゃって。



笑顔だって、皆いい年して可愛すぎるのです。



人生を極めた方々は、皆いい年のとり方をしているのです。



話題が豊富で、飽きることがありません。



やはり、お酒の席はこうでなくちゃね。



ほんわかと暖かくて、和気藹々が良いよね。



大騒ぎもせず、たわいもない話に花をさかせて笑ったり、、、。
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくのでした。



もう、身も心も空っぽ。でも、ほっこり、、、、。

さあ皆さん、この1年心を一つにして、仕事を大いに楽しみましょうね!

今日も良い一日になりました。感謝感謝です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

約束

2008-01-07 23:48:02 | 独り言
本日が仕事始め。
新たな気持ちでスタ-トを切りました。新しい仲間も2名加わりました。
来週中にはHPのスタッフ紹介ペ-ジにアップします。ご覧になっていただければ幸いです。

さて、今年もたくさんの年賀状を頂きましたが、その中にとても嬉しい1枚がありました。
2006年の4月、ふるさとの山『石砂山(いしざれやま)』で出会った山田さんと言う方からのものでした。



石砂山の4月は毎年、春の女神『岐阜蝶』の舞いを愛でる人たちでひときわ賑わいを見せる山です。
この山で出会った彼と約束した事があるのです。

彼がホ-ムペ-ジをアップしたらお互いにリンクし合おうと。
それをずっと心待ちにしていました。そして新年にその報告がありました。
彼もまた、約束を果たしてくれました。ホントに嬉しく思います。

『甲の棲む森』と言うタイトルのホ-ムペ-ジです。
まだ未完成ながら各地の甲虫類やお花の美しい写真のホ-ムペ-ジです。
来週中にはHPのリンクペ-ジにアップしますので、是非是非ご覧になっていただきたいと思います。

山や川、花や昆虫、皆それぞれ大好きな自分の世界を持っています。
大好きな世界にひたり、大好きなものと巡り会う。そんな自分だけの世界を持ち続けたいと思います。

これからはHPを通じて熊本に住む彼と繋がり続けられる。なんと嬉しい事でしょうか。
これがインタ-ネットの素晴らしさなんですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初春の山詣で

2008-01-02 23:26:18 | 山歩き.散歩
年が明けて初めての山。
俺も行きて~と息子。親子で山歩(さんぽ)も悪くない。雪の丹沢を延期して588メ-トルのふる里の山『石砂山』を選んだ。息子の彼女も一緒です。

いつもの様に庚申塔にお酒を供えて手を合わせる。



山の冷え込みは思いのほか厳しいものだ。枯れ葉が一面に凍えている。美しいア-トだ。



霜柱も7センチほどに。まるで子供の頃のように、ザクッザクッと踏みつぶしながら歩くのが楽しい。こんな時は大人も子供も変わらないんだナ。



凍って滑りやすくなった木橋を慎重に渡る。



木橋を渡ると、岩の湧き水がつららになっている。つららを見つけると何故か子供の頃のようにかぶりつきたくなる。3人でバリバリかじりながら喉を潤した。天然水だもの美味しい筈だよネ。こんな道草が好きなんだな~。



また木橋。滑るからおっかなびっくり。



冬枯れの雑木林の雰囲気もいい。



あと0.2キロの道しるべ。でもこの距離、ちょっと違うね。



平坦な道。右に丹沢山塊の山並みを眺めながらのんびり歩く。





この先で鉄砲撃ちの人たちに出会った。6人と猟犬2頭で鹿と猪を狙っているという。しばらく立ち話して『間違えて撃たないでね』とお願いして先を急いだ。



さあ、最後の登りだ。ゼイゼイハアハア、息も切れぎれに頂上を目指す。



木々の葉が落ちて展望の効く頂上からは、北に丹沢の山並み、北東に宮が瀬湖、北西に陣馬山や生藤山の山並みと四方のパノラマが楽しめる。さっそく息子たちはケイタイで、、、、。



その先には、遠く山並みに浮かんだように見える宮が瀬湖が。



そしてズ-ムズ-ム!



今日出会った登山者は60代後半のおじさん一人だけ。静かな山旅となりました。



さて、山歩の後は焚き火で冷えた体を温めましょ。
今日は奥相模湖のインレット上流にある大河原。思ったとおり人っ子ひとりおりませなんだ。



ハフハフアグアグ、、、。



そして私はこのとおり。いつものことでございます。満天の星を眺めながら(眺めてません)ゆらゆらと、、、、。



息子たちは、頼りない私のために焚き火の火守りを続けてくれたのでありました。



山と川、焚き火と鍋、お酒とうたた寝、人と人との絆、今年もよろしくね!



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元朝蕎麦に誓う

2008-01-01 12:04:30 | 蕎麦、うどん、ラーメン
あけましておめでとうございます。

心おだやかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
これから始まる1年が、皆様のhappyな笑顔で満ちあふれますようにと心から願っております。

さて、皆さんは元朝蕎麦(がんちょうそば)をご存知でしょうか?
お金を招き寄せられるようにとの願いを込めた『年越し蕎麦』に対して、細く長く生きるようにとの願いを込めた『元朝蕎麦』は元日の朝に食べるお蕎麦です。

蕎麦好きの我が家では、美味しいお蕎麦が食べられるなら何でもいいやと言うことで、大晦日と元旦にお蕎麦を頂くことにしています。
お蕎麦は会津の蕎麦打ち職人の中から、カミさんの弟が厳選して送ってくれています。

今年は小檜山さんという蕎麦打ちが雄国産のそば粉で打ったお蕎麦でした。



お蕎麦は『挽き方』『打ち方』『茹で方』で決まると言われますが、その中でも『挽き方』が命と言われています。この職人さんは、石臼を改良に改良を重ねてミクロンの世界ま挽き分ける技術を生み出したのだそうです。勿論、打ち方も一流であることは言うまでもありません。

そして今回、会津のお蕎麦を知り尽くした弟に選ばれたのが小檜山さんという蕎麦打ちさんのお蕎麦でした。



大鍋でさっと茹で上げたのがこれ。この艶、この腰、この喉ごし、実に旨いお蕎麦です。



我が家では、大根のおろし汁に薬味のネギと鰹節をたっぷり入れて、醤油と一味を加えてつゆを作ります。いわゆる『高遠蕎麦』というやつですね。信州高遠と関係の深い会津ならではの食べ方、是非一度お試し下さい。やみつきになること請け合いです。



そして、仕上げは鶏蕎麦でさっぱりと。



毎年、この元朝蕎麦を頂くとき、つくづく思うことがあります。
会津地方の蕎麦打ち職人さんたちが、日々どれほどの精進を続けているのだろうかと。
お客さんにホントに旨い蕎麦を食べさせたい、唸らせたい、蕎麦と言ったらなんてったって○○さんだよなあ、そんな声を聞きたくて、石臼に工夫を凝らし、腕に磨きをかけているのだと思います。そこには、一つの技を極め続ける職人魂が見て取れませんか?それほどの精進を重ね続けているからこそ、蕎麦喰いの会津人の中で選ばれ勝ち残ることができるのだと思うのですが、、、、、。


こんな蕎麦打ち職人の心意気を感じて、今年も自分に誓うものがあります。

来院者が笑顔で訪れ、満たされてhappyな笑顔でお帰り頂く。
そんなクリニックを1軒でも多く増やせることに貢献します。

ここで最後を迎えたい、こんなに良くしてもらって、こんなに思いやりに包まれて最後を迎えるなら悔いはない。そんな風に感じて頂ける病院を1軒でも多く増やせることに貢献します。

素晴らしいクリニックや病院の見学を続け、理想のイメ-ジを広げていきます。

私も、私のスタッフもずっと輝き続けます。そのために日々学び精進し、人としての磨きをかけ続けて行きます。人の成長は、仕事の中にこそあると信じています。

寸暇を惜しんで溪と山に出ます。溪と山は私のチカラと生命の源泉ですから。


こんな私ですが、今年も親密なおつきあいのほど宜しくお願い致します。








コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする