聖路加病院の名誉院長日野原先生がおもしろい話しをしていたことを思い出した。
『どんな医者を選んだら良いか?』
親しい友人からの問いかけに対して
『獣医師にかかりなさい。獣医師なら全身を診る能力があるし、
使っている薬だって人間も家畜も大して変わらないのだから』
このブラックジョ-クで日野原先生は何を言いたかったのであろうか?
今や医療の世界は診療科目が極度に細分化されて専門バカばかりになってしまい
患者の全身状態を総合的に診られる医者がいなくなってしまった。
日野原先生の話しを聞いて僕はそんな風に感じたものである。
先日、7つの病院に受け入れを拒否されて脳内出血の妊婦が死亡すると言うやりきれない出来事があった。
理由は、突き詰めれば医師不足である。
医療費を抑制せんがための誤った、そして理念無き医療行政が招いた『事件』ではないのか?
『日教組をぶっ壊す』
中山前国交相の暴言は記憶に新しい。
『親殺し子殺しも元はと言えば日教組』『日教組の強い県の教育水準は低い』『日教組は日本の教育のガンだ』
時代錯誤も甚だしいと思う。他の労働組合と同じく組織率の低下は著しく、労働運動華やかなりし頃の輝きは既に無い。
親殺し子殺しと日教組の存在を論理的にどう立証しようと言うのか?
日教組の組織率と教育水準に何の関連性も無いことは統計結果が証明する事実である。
ものごとをロジカルに考えられない人間は、相手と対等に論議することをせず誹謗中傷に終始する。
中山がその典型である。支持母体も呆れて中山を見放した。
選挙に勝てないからではなく、過去の亡霊に取り憑かれた『老害』を排除した賢明な選択である。
会社の経営も国の運営も『崇高な理念』が必要不可欠である。
日本の教育の崩壊もまた『理念無き教育行政』に起因する。
行政だけの責任でもない。
こんな世代を育てたのは私たちや、そのまた一世代前の人間でありその責任は決して免れない。
こんな化石のような老害政治家が文教族を牛耳っているようでは
日本の教育行政も当分おぼつかないことであろう。
『どんな医者を選んだら良いか?』
親しい友人からの問いかけに対して
『獣医師にかかりなさい。獣医師なら全身を診る能力があるし、
使っている薬だって人間も家畜も大して変わらないのだから』
このブラックジョ-クで日野原先生は何を言いたかったのであろうか?
今や医療の世界は診療科目が極度に細分化されて専門バカばかりになってしまい
患者の全身状態を総合的に診られる医者がいなくなってしまった。
日野原先生の話しを聞いて僕はそんな風に感じたものである。
先日、7つの病院に受け入れを拒否されて脳内出血の妊婦が死亡すると言うやりきれない出来事があった。
理由は、突き詰めれば医師不足である。
医療費を抑制せんがための誤った、そして理念無き医療行政が招いた『事件』ではないのか?
『日教組をぶっ壊す』
中山前国交相の暴言は記憶に新しい。
『親殺し子殺しも元はと言えば日教組』『日教組の強い県の教育水準は低い』『日教組は日本の教育のガンだ』
時代錯誤も甚だしいと思う。他の労働組合と同じく組織率の低下は著しく、労働運動華やかなりし頃の輝きは既に無い。
親殺し子殺しと日教組の存在を論理的にどう立証しようと言うのか?
日教組の組織率と教育水準に何の関連性も無いことは統計結果が証明する事実である。
ものごとをロジカルに考えられない人間は、相手と対等に論議することをせず誹謗中傷に終始する。
中山がその典型である。支持母体も呆れて中山を見放した。
選挙に勝てないからではなく、過去の亡霊に取り憑かれた『老害』を排除した賢明な選択である。
会社の経営も国の運営も『崇高な理念』が必要不可欠である。
日本の教育の崩壊もまた『理念無き教育行政』に起因する。
行政だけの責任でもない。
こんな世代を育てたのは私たちや、そのまた一世代前の人間でありその責任は決して免れない。
こんな化石のような老害政治家が文教族を牛耳っているようでは
日本の教育行政も当分おぼつかないことであろう。