遥か35年も前の話である。
幼馴染のオ-ちゃんは金峰山~国師ケ岳~甲武信ヶ岳~十文字峠へと縦走し、入川源流へと下山した。
登山道に沿って流れる入川源流の美しさと、大きな淵で悠々と体をくゆらせる40センチを超える岩魚の姿が忘れられないという。
僕は僕で、秩父の赤岩魚に出逢いたいという思いをずっと長い間心の奥に大切にしまっていたこともあり
ならばやってみようかと、とりあえずは日帰りで探釣してみることになった、、、、、
車止めから左下に流れる峪を眺めながら30分ほど歩くと分岐、十文字峠に向かって入川沿いを進む。

しばらく進むと材木運搬用の軌道が現れる、萌葱色の柔らかい色合いがまばゆく目に映る。

更に30分ほど進む、峪が険しくて入渓点が見つからず少し戻って岩を伝って峪に下降する。

峪に降り立ったのは午前9時半、新緑に覆われた美しい渓相に息を飲む。


午前10時半、気温が上がり水も温んで緩やかな渕尻では小さな岩魚のライズが頻発してドライの釣りが面白くなる。

この流れからようやく僕のメイフライにも岩魚が出てくれた。

体側の下半分に朱点、パーマ-クなし、背ビレ胸ビレ脂ビレ尾ビレが朱に染まっている。
秩父の赤岩魚の特徴を備えている岩魚ではあるけれど、この種の岩魚はあちこちで見かけることができる。

ここからも出た。

雄岩魚であろうか?

上と同じ岩魚の全身画像、おそらく赤岩魚なのであろうが
赤岩魚固有の特徴を有しているのかどうか僕には判別できない、もう少し調べてみなければ、、、、、

ちょうど12時、あの岩の下の緩やかな平で昼飯にしよう。

忙しいこの時期は手抜きしてコンビニの惣菜が有りがたい。
ビ-ルを飲るととたんに睡魔が襲う、暖かい日和は殊の外ほか昼寝が心地よい。

2時間半の釣りで十分に満足して峪から上がった。
登山道を歩いていると柳小屋に泊まって最源流を釣ったという二人組に追い越された。
柳小屋まではきつい登山道を5時間も歩くことになる。
釣果を聞いてみると金曜日だと言うのに8人の釣り人が入っていて芳しくなかったと言う。

帰路、道の駅大滝で立ち寄り湯に浸かってまたビール。
この立ち寄り湯は生ビ-ルなし、あまりやる気がないのか酒肴は鶏のからあげと枝豆だけ。
だけどお蕎麦だけは美味しくてお代わりした、細切りの喉越しが嬉しくてもう一度食してみたいなあ!

入川源流、夏にもう一度やってみたいと思わせる素晴らしい渓相の峪でございました。
幼馴染のオ-ちゃんは金峰山~国師ケ岳~甲武信ヶ岳~十文字峠へと縦走し、入川源流へと下山した。
登山道に沿って流れる入川源流の美しさと、大きな淵で悠々と体をくゆらせる40センチを超える岩魚の姿が忘れられないという。
僕は僕で、秩父の赤岩魚に出逢いたいという思いをずっと長い間心の奥に大切にしまっていたこともあり
ならばやってみようかと、とりあえずは日帰りで探釣してみることになった、、、、、
車止めから左下に流れる峪を眺めながら30分ほど歩くと分岐、十文字峠に向かって入川沿いを進む。

しばらく進むと材木運搬用の軌道が現れる、萌葱色の柔らかい色合いがまばゆく目に映る。

更に30分ほど進む、峪が険しくて入渓点が見つからず少し戻って岩を伝って峪に下降する。

峪に降り立ったのは午前9時半、新緑に覆われた美しい渓相に息を飲む。


午前10時半、気温が上がり水も温んで緩やかな渕尻では小さな岩魚のライズが頻発してドライの釣りが面白くなる。

この流れからようやく僕のメイフライにも岩魚が出てくれた。

体側の下半分に朱点、パーマ-クなし、背ビレ胸ビレ脂ビレ尾ビレが朱に染まっている。
秩父の赤岩魚の特徴を備えている岩魚ではあるけれど、この種の岩魚はあちこちで見かけることができる。

ここからも出た。

雄岩魚であろうか?

上と同じ岩魚の全身画像、おそらく赤岩魚なのであろうが
赤岩魚固有の特徴を有しているのかどうか僕には判別できない、もう少し調べてみなければ、、、、、

ちょうど12時、あの岩の下の緩やかな平で昼飯にしよう。

忙しいこの時期は手抜きしてコンビニの惣菜が有りがたい。
ビ-ルを飲るととたんに睡魔が襲う、暖かい日和は殊の外ほか昼寝が心地よい。

2時間半の釣りで十分に満足して峪から上がった。
登山道を歩いていると柳小屋に泊まって最源流を釣ったという二人組に追い越された。
柳小屋まではきつい登山道を5時間も歩くことになる。
釣果を聞いてみると金曜日だと言うのに8人の釣り人が入っていて芳しくなかったと言う。

帰路、道の駅大滝で立ち寄り湯に浸かってまたビール。
この立ち寄り湯は生ビ-ルなし、あまりやる気がないのか酒肴は鶏のからあげと枝豆だけ。
だけどお蕎麦だけは美味しくてお代わりした、細切りの喉越しが嬉しくてもう一度食してみたいなあ!

入川源流、夏にもう一度やってみたいと思わせる素晴らしい渓相の峪でございました。