山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

暑い日はこれが一番!

2023-07-30 01:12:28 | フライフィッシング
暑中お見舞い申し上げます
酷暑の日々を皆様はいかがお過ごしでしょうか?
山歩きも森林限界を超えると灼熱地獄と午後の雷が恐ろしくて
結局足を向けるのはこんな清冽な流れ、冷たい水の中をじゃぶじゃぶと遡行しながら岩魚と遊ぶのが一番でございます



向かったのは甲州の渓、午前6時半に入渓したというのに渓畔はもう足跡だらけ
やる気のある釣り師の皆さんたちのご出勤はなんとお早いことでしょうか



竿抜けのポイントを丹念に探って、ようやくチビ岩魚が顔を見せてくれました
本日のフライはムネアカオオアリのパラシュ-ト一点張りでございました



あの白泡の右奥から、、



23センチのきれいな岩魚が、、、と言ってもピンボケで分かりませんよね?



そして当たりはパッタリ止まったまま午前9時過ぎに脱渓して左側の斜面を登って林道に



さて、これからが長~い一日の本番でございます
峠を越えて清里方面の立ち寄り湯でひとっ風呂浴びてから、さあビールです
美味しい岩魚と信州サーモンのお刺身を酒肴にビールが殊のほか旨し!



厚めの馬刺しもまた旨し!



小海産のそば粉を使用した手打ち蕎麦?
別注の50円のとろろを頂いてなめらかなのど越しを味わうことができました



蓼科牛のロ-ストビ-フ丼を注文したお隣のライダ-さんたちは
メニュ-の写真と全然違うこんなパサパサなローストビ-フはないでしょ
コレ取り換えてもらえませんかとフロア係に強烈なクレームを突き付けておりました
横目でちらちらと盗み見すると確かに紳士的な僕でもクレーム付けちゃうかなというくらいの代物でございましたねえ!

立ち寄り湯も食事は大切な要素のひとつであるわけでお客様の期待を裏切ってはいけませんよねえ!
ライダ-さんたちは1400円の食事を口にすることなく不機嫌そうに立ち去って行かれました

満腹になった僕は冷房の効いた休憩室で日暮れまで心地よく夢の国を彷徨っていたという次第でございます。

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解禁釣行

2023-07-17 10:32:31 | フライフィッシング
解禁釣行が年を追って遅くなっている
一昨年は6月11~12日に寅さんと北ア天泊釣行、昨年は7月17日に瑞垣で解禁を迎えていた

今年は7月16日、下界は38~39度の酷暑予報、何はともあれ涼しい渓で解禁を迎えたい
午前6時半入渓、深い木々に覆われた渓は空気が冷たくて上着を羽織らないといられない




渓相は申し分ないし




水量も充分なのに




岩魚がとても神経質になっていて10センチほどのちび岩魚がピチャっと反応してもフライを咥えない




釣れないからテンポよく遡行して1時間ほどで先行者に追いついて話を聞くと
この先にも先行者がいるのが分かったので諦めて脱渓するという




仕方なくミズナラの森を登って別の小渓へと転戦することにした




緑濃い穏やかな小渓に癒される、左側の白泡が消えるあたりから、、、




今日1尾目、鮮やかな柿色の腹の6寸岩魚で片目が開いた




このポイントも白泡の消えるあたりから




6寸岩魚で両目が開いた、6寸がこの小渓のアベレ-ジであろうか




この落ち込みはお留守、更に上流のポイントから、、、




今日一番の美しい魚体の7寸岩魚、この小渓にしては良型岩魚といえようか?




更に上流の小さな落ち込みから朱点鮮やかな6寸の黒岩魚




更に遡行して 最後の落ち込みから
幼い容貌なれど朱点と腹の柿色鮮やかな7寸岩魚で本日の解禁の締めくくりとなった
さあ脱渓して、これから僕も冷えたビールにほろ酔って心地よく午睡をむさぼるとしようか?




脱渓点のブナとミズナラの森のなんと美しいことか!




涼しい木陰の車止めにテーブルとイスを設えて、先ずは冷えたビールで喉を潤した




缶チューハイもあっという間に空けて、〆のそうめんでおなかを満たして眠りにおちた



涼しい渓と美しい緑と愛しい岩魚のお陰で久々に癒された一日でございました。

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ブナの森散歩

2023-07-03 17:46:45 | 山歩き.散歩
長らくご無沙汰しておりました
仕事もひと段落して、これからは今までよりも自分の時間が持てそうでワクワクしております
久方ぶりにブナの森をゆっくりと時間をかけて歩いてみました




鶴寝山から眺める夏富士、やはり富士は雪を頂いた冬富士の方が断然美しいですねえ




今回もここから巨樹の道を辿って狩場まで歩いてみようと思います




下界は30度を超える猛暑だというのに頭上に繁るブナの葉のお陰で登山道は涼風が吹き渡ります




頭の中を空っぽにして、ひんやりとしたブナやミズナラの森を徘徊する解放感を久しぶりに味わうことができました




午前6時半に松姫峠を立って狩場で折り返し帰路は日向道を歩いて午前10時半、このベンチで山飯して眠ります




コンビニで手に入れた少々のタン塩に刻み葱とゴマ油とレモン汁を加えれば
軽くビール2本を空けて心地よく昼寝の準備が整ったという次第でございます




仕上げは、ここまで担いできた氷できんきんに〆たそうめんを
ごま油とニンニクと刻みネギと鶏ガラスープの素に少々の塩と白出汁醤油のつゆで、、、、
これ結構おいしくてビールがあったらもう1本イケちゃいそです!




午後3時過ぎまでたっぷり眠って山を下ります




午後の森はエゾハルゼミがうるさいほどに鳴いておりました




下山路にはカラマツの実や




ナラタケや




ギンリョウソウが、、、




さあ、これから秋までの間この森には盛りだくさんの楽しみが満ち満ちています




梅雨明けが待ち遠しい!


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