山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

カラカラのキノコ山

2022-08-21 00:18:55 | キノコ狩り
孫たちとの怒涛の三日間が嵐のように過ぎ去って行きました
午前中は近くの公園や農工大学の構内での蝉とりやトンボとりに興じて昔を懐かしみ
午後は強力な水鉄砲で撃ち合い、100個余りの水風船爆弾を投げ合っての戦争ごっこにへとへとになり
そして夜は静かに涼みながらの花火に興じつつ、年ごとに激しくなる孫たちの遊びに付き合いながら
疲れ果てつつコロナ禍での嬉し楽しい時間を共有できた日々に幸せを感じているじいじとばあばでございます。





さて孫たちが帰った翌日、夏キノコの終焉を見定めようと山を散策してみました



連日の猛暑で山はカラカラに乾いておりましたが

 

それでもブナの森には涼風が吹きわたり下界の暑さを忘れさせてもらえます



今回は往路はニリン草の道を歩き



復路は日向道を併せて2時間半ほど歩いてみたのですが

 

収穫できたのはチタケ4本とヤマドリタケとタマゴタケが1本づつだけの貧果でございました



今回はタマゴタケのソテ-でビールを飲ろうとオリーブオイルと塩コショウとレモン汁を用意したのですが、たった1本だけではねえ、、、

 

仕方なく生のタマゴタケにオリーブオイルと少々の塩とレモン汁をたっぶり振りかけて生ハムと一緒に味わってみました



火を加えたタマゴタケの独特の風味には劣りますが、サラダ感覚のタマゴタケもこれはこれでなかなか乙なものでございます

 

〆はチタケそうめん
今回は冷蔵庫で一週間ほど寝かせた冷え冷えのチタケのめんつゆをナルゲンボトルに詰めて持ってきたものです



数日間寝かせた冷え冷えのチタケのめんつゆで頂く冷たいそうめんが実に美味しゅうございました
真夏にふさわしい一品、是非みなさんもお試しくださいませ。
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夏きのこ

2022-08-07 17:04:25 | キノコ狩り
今年初めての夏キノコの探索に雨後の山を3時間ほどゆっくり歩いてみた
運動療法が効を奏したのか腰の痛みは少し残ってはいるものの足のしびれや痛みは治まっている



予報では雨は午後一時的に1ミリ程度しか降らない筈なのに入山時からしとしと雨が落ちていて山は深い霧に包まれている



小ピーク手前の巻道を進んでいると食べごろのハナビラタケが僕を手招きしている
雨を含んで少々色変わりしているけれど一株持ち帰って頂くことにする



降り続く雨が頭上の葉を叩いているけれど分厚く茂ったブナやミズナラの葉のお陰で雨具を羽織ることもなく快適に歩くことができた



小一時間歩いて登山道から少し山に入ったところでタマゴタケを見つけた
生まれたての卵、卵から孵化したばかりのヒヨコ、よちよち歩きのヒヨコ、大人になり始めたものとタマゴタケの成長過程がよくわかる

 
 

なんて美しい!
これは持ち帰ってホイル焼きとコンソメスープにして美味しく頂こう



更に進んだ登山道脇の落ち葉に食べられない白っぽい雑キノコがたくさん目に入るけれど本命のチタケはどうだろうか?



森の中に分け入っていくと、なんと可愛いヤマドリタケの幼菌を3本見つけた、これも持ち帰ってパスタの具にして頂くことにする



そして本命のチタケがあちこちに顔を出している、あまり期待していなかったので嬉しさもひとしおである



雨のためかこのチタケは色落ちしている



今年は10本のチタケを摘んだ、これだけあれば美味しいめんつゆが作れる



小さめのポリ袋3つがキノコで一杯になった、この日の収穫に満足して下山路のベンチで一服してから山を下ろう



この日の収穫、タマゴタケ5本とチタケ10本



ハナビラタケとヤマドリタケの幼菌3本、ウスラヒラタケも見つけたけれど今回はパスした



林道脇の広めの車止めを見つけて山飯にしよう
先ずはチタケをじっくり炒めてからチタケの出汁をナスにたっぷり吸わせる

 

めんつゆは多めに作ったので家に持ち帰って何度かチタケうどんを味わえる



今回は多めのチタケを使ったので美味しいチタケそうめんになった



ここ何年か不猟続きであまり期待はしていなかった夏キノコ
森に癒されながらこれだけ収穫できれば十分に満足でございます!







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