『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

強くなるのはひと握りだから。

2020-03-10 23:57:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

今日は僕がよく自分にも思う事を書きたいと思いますが、


強くなる選手がひと握りなのは、それだけ選手も親もコーチにしても、必要な事が出来る人間が少ないという事だと僕は思っています。

僕はこんな事を書いていますが、自分自身ぜんぜん出来ていないです。

正直、本当にまだまだで反省の日々、日々、日々、です。

ただ、僕は出来ているか出来ていないか、ではなく、やろうとしているかしていないか、が大きな分かれ目だと思っています。


もし僕がコーチとして70点までしか行けなかったとしても、30点のまま慢心しているよりは40点も選手たちに貢献できますし、

自分の中で全てを出し切った選手が全て、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、のような選手になれる訳でもありません。

でもそれが、日本で10位でも30位でも70位でも100位でも200位でも強さに限らず価値があると思いますし、その過程と経験には更に価値があると思います。


それはコーチや親も一緒だと思います。

例えベストなサポートができなくてもベストなコーチ、ベストなテニス選手の親を目指せば必ずその場に居続けるより遥かに選手に対して良い影響を与えれます。

"もっとガンバりなさい!"と子どもにだけガンバらせてご自身がガンバれていない親御さんもいると思いますし、

コーチと子どもがガンバれば結果がでる!結果が出てないのはコーチと子どものガンバりが足りないからだ!

というような精神の方もみえると思いますが、そういう方はたぶんお子さんの勝てない原因はご自身であって一番努力しなくてはいけないのはご自身である事が多いです。


でもこれだけ親御さんの携わり方を書いてきていますが、親のポジションは本当に大変だと思います。

親御さんは、毎日送り迎えをして、土日は試合やマッチ練習会、お仕事や家事をしながらそれらをされながら、僕の言う形だと、目をかけて手もかかるけど必要以上の手を掛けず、指示などの口も出すのも最小限、子どもがモティベーションが落ちている時も日々労力を使い、安くなレッスン料やテニス諸経費を支払い、見守る。勝てなくても根気よく見守る。

きっと現場の親御さんからしたらもっともっとあると思います。

しかもその子その子によって個性が違うので、接し方の正解も十人十色でその子の接し方マニュアルもない。


僕はまだ子どもはいませんが、自分が親になって想像しても絶対に自分のこれまで書いてきた事を100点でやる自信はありません。

コーチもアドバイスがテニスなだけで、基本やる事は親と近いですが本当に難しいです。

ですので、大切なのは出来ているか出来ていないか、ではなくて、少しでも良い方向へ向かってやるかやらないか、だと思います。



僕は少しでもこのカリキュラムを次の世代のジュニアたちに伝えてテニス界を去ろうと思って育成をはじめました。

実際やってみたらクラブという国境が強く、自分のチームの選手にしか携われない現実がありました。

ですが、これまでの4年間の育成生活で自分なりにジュニアテニスにおける親の大きさと在り方の大切さが見え、それはカリキュラムよりもっと選手にとって大切な要素だと感じて僕なりの見解にはなりますが書いて行こうと思います。


気分を悪くされる方もみえるかもしれませんが、これからもお1人でもプラスに受け取ってもらえる方がいるなら、書いて行こうと思いますっ。

今日は特に長い文を最後までありがとうごさました。
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