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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

すべての飲食店に感謝をこめて その2 多摩編

2020年05月03日 | 飲食店まとめ
前回の続き。私の行きつけの飲食店の中で、
最近の営業状態がわかっているお店を選び、拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べた未掲載メニューの双方を紹介。
この前が私の地元・立川市内のお店だったので、今回は周辺地域である、多摩地区の6軒を掲載する。
多摩地区というのは要するに、東京都の23区と島を除いたエリアを指すため、
おしゃれタウンの吉祥寺も、お下品タウンの立川(笑)も、実は同じ多摩なのである。
なお、営業時間や休業期間が、今後さらに変わる可能性があることは、留意しておいてほしい。

とりあえず、ブログアップが古い順に紹介していこう。
まずは東村山市の久米川駅近くにある、笑顔になれる中華屋さん、その名も『笑顔(にこ)』さん。
麺類もご飯類も一品料理も、すべて美味しいのだが、日本酒や焼酎も多数揃っており、夜は飲める中華食堂になる。
名物は、麺と具材が上下反対のあんかけ焼きそば、正式名は「什景炒麺(すちんつぉうめん)」。


ナイフとスプーンも用意されるので、ピザのように切り分けて食べよう。
 ※小さい画像はクリックで大きくなります。以下同

全体的にやや量が多いため、じっくり飲み食いするなら大勢の方がいいかも。先日は、「北京風回鍋肉」850円で一杯。


予想通り、ひとりではキツイ量で、甘すぎないけれど、味が濃くて酒(たぶんご飯も)がススム。
独特の味噌ダレで味付けされた、たっぷりのキャベツ、豚肉、キノコ類は、かなりの食べ応えだった。
店主は北京料理のお店でも働いたことがあるらしく、こちらの回鍋肉も、そのとき収得した料理にアレンジを加えたとか。
また、つい先日は友人と訪問。彼は日本酒好きなので、中華食堂らしからぬ豊富な品揃えに、感激していた。
日本酒は二代目が好きらしいのだが、現店主が好きなのが釣り。お店定休日の水曜には釣りに出かけることが多く、
翌日の木曜日に行くと、釣果が一品料理として、登場することも
この日も木曜だったため、「店長の釣った やりいか刺身」700円がホワイトボードに記されていたので、さっそく注文。


こんなに大きくて新鮮なイカ刺しは、普通の居酒屋では700円では食べられないはず。
せっかくのやりいかなので、普段は嗜まない私まで日本酒を注文。そのせいか、この日は結構酔ってしまった(苦笑)。
最近の営業時間は、お店のフェイスブックによると、夜は17時半~20時までとなった。
一品料理は持ち帰り可能、ラーメンなどの汁物も、お鍋持参で対応とのこと。ここは麺類もウマいので、ご近所の方はぜひ!

続いては、調布にある地球を守る中華食堂『台北飯店』さん。
「ウルトラセブン」で地球防衛軍の女性隊員アンヌを演じた、ひし美ゆり子さんのお店として、特撮マニアの間で話題だったが、
現在ではアンヌ隊員は、お店にはほとんどタッチしていない様子で、私も残念ながら、彼女とは一度も会ったことはない。
2018年の秋頃、店舗の場所がすぐ近所に移動し、さらに公式HPができているのを発見。
新しい住所は東京都調布市小島町1-34-6で、営業時間は11時半~14時 17時~翌3時まで。休日は不定休。
以前、お店の方にたずねたところ、「だいたい0時くらいまで」とおっしゃってたので、
「食べログには3時までとあるが信用しちゃダメ」と、わざわざ追記したのだが、その後本当に3時になったのか。
ただし、最近は都の要請を受け、5月6日までは11時半から20時までの通し営業になった。
追記:5月6日まで→5月中と変更になりました

ひし美ゆり子さんの著書でも紹介されていた、「チョウヅメ」(※メニュー表記はHPより)をブログにも掲載し、


さらに「左のバットに置かれていた、角煮のようなチャーシューもウマそうだ。」と書いたため、


その次の訪問時には、有言実行で「チャーシュー」770円を頼んでみた。


腸詰めもそうだったけど、付け合わせのネギや豆板醤と一緒に食べるとおいしい。
他にも「カシラ」や「トンソク」など、台湾料理屋さんでよく見かける豚肉の小皿料理や、
「エビチリ」や「ソフトシェルクラブの豆鼓炒め」など、千円以上のちょいと高級なメニューもある。
最近ご無沙汰している、ひし美ゆり子さんオススメの「チャーハン」も、また食べたいな。
台北飯店さんには、同じ調布市の京王閣競輪場でヤラれた帰り、懐具合がさみしいときに寄ることが多いので、
いつかは大勝ちして、それらの料理を片っ端から注文してみたいね。

3番目は吉祥寺の成蹊大学近くにある、老若男女に愛される良店『うどん白石』さん。
私がうどんの美味しさに目覚め、食べ歩くようになったのは、こちらのお店がきっかけである。
「ざるうどん」のムチっとなめらかな感触と、それに相反する適度な歯応えは、官能的ですらあった。


 こちらは麺のアップ。光沢が美しいね。

ブログ掲載後も、こちらには通い詰めており、いろんなうどんを食べてきたが、もっとも豪華だったのが、
写真の期間限定メニュー「甘やかしすぎうどん」。海老天、きつね、揚げ餅、玉子が入っている。


あるマンガに似たような商品が出てきたそうだが、最近は「ゴルゴ13」以外のマンガを読んでいない私にはわからず。
価格は1100円くらいだったと記憶しているが、具だくさんの贅沢な一品ゆえ、満足度はかなりのもの。
また、女将さんが担当する揚げ物では、どら焼きの天ぷら「どら天」200円が新登場!


どら焼きを揚げるとは驚きのアイデアだが、塩分の多いうどんとの相性は、決して悪くない。
デザートだけでなく、私のようにウーロンハイのツマミにしても美味しいよ。
店主には手が空いたときに、うどんの基礎知識やオススメのお店など、いろいろと教えてもらっていた。
そんなうどん白石さんだが、4月上旬から完全休業中で、5月8日再開予定だったが、
緊急事態宣言延長を受け、5月18日再開、営業時間は20時までとの情報が入ってきた。
大きな声では言えないが、休業が明けたら真っ先に駆けつけようと思っている。
追記:5月18日再開は変わりませんが、当面は昼のみ営業とのことです
追記2:6月より夜営業も再開なさるそうです


4軒目の紹介は、中国宮廷も好んだエメラルド色の麺を出す、一橋学園駅からほど近い『中国宮廷麺 なにや』さん。
下記画像の「中国麺」をはじめ、麺料理にはすべて、ホウレン草を練りこんだ翡翠(ひすい)麺を使用している。


化学調味料は使用せず、素材の味を大事にしているのも、なにやさんの特徴だ。
また、ここはチャーシューが絶品であり、私は以前からお持ち帰りを購入していた。
重さや肉質などにより、毎回価格が変わるが、ここのチャーシューはいつ食べても抜群にウマい

※このときは1本2600円

知人宅でのパーティーでのお土産や、お歳暮として持参すると、すごく喜んでもらえるよ。
 ※家主さんにスライスしてもらいました

しっかり濃い味付けなのだが、こちらの商品も化学調味料なしの無添加仕上げなのがうれしい。
先日なんて、お持ち帰りチャーシューを購入しておきながら、店内で「チャーシューメン」1300円も食べてしまった。


噛みしめるたびに幸せを感じる、絶品チャーシューが6枚も入った、まさに至福の一杯であった。
なにやさんはブログ投稿後、土日も平日と同様、11時半~14時半、17時半~19時半と、中休みを取るようになったが、 
最近は夜営業は休み、11時半~14時半のみとなった。
なお、チャーシューは売り切れることもあるので、前日のうちに電話予約しておくのが賢明だ。

5軒目は、立川市と隣接する国分寺市にある、多彩な種類の馬蹄型餃子を出す酒場『谷信』さん。
具を包んだ皮の両側をくるっと丸めた、馬の蹄(ひづめ)型をした餃子が特徴で、
写真の「チェダーチーズ餃子」のように、具材やソースなどの乗せモノが、きっちり収まる。


ブログ投稿後に食べた商品で、印象に残ったのが「トマトソース餃子」450円。


濃厚な旨味とほのかな酸味のトマトソースが、中身の詰まった餃子と好相性。
しかも、せっかくのトマトソースをこぼすことなく食べられるのもいいね。
最近は15時~20時営業になったが、火曜が定休日ではなくなり、ほぼ年中無休に。
餃子のテイクアウトも実施しているので、生餃子を自宅で焼き、何かを乗せるのも面白いかも。例えば卵黄とかね。
追記:5月26日より15時~21時営業になったそうです

多摩地区最後の紹介は、「NO UDON, NO LIFE!」と印刷されたTシャツを着用している店主が、
絶品うどんを提供する、東村山市の『手打ちうどん こげら』さん。
先日は、お持ち帰りうどんも紹介させてもらった。
初めてお店に足を運んだのは、今から3年前の夏。オーダーしたのは、ざるうどんの並に、


 げそ天と卵かけご飯がつく、「こげらセット」500円。

当時も、税率アップ後の現在も、低価格を維持している、お店の企業努力には頭が下がる思いだ。
昨年7月には、当日限定メニューの「冷やし中華風うどん」(500円…だった記憶)を食べる機会に恵まれた。
正式名は「こげらっ妻特製冷やし中華UDOON」。女将さんが用意した具材やタレを、いつものうどんと合わせる。
生のトマトが苦手な私は抜いてもらったが、実際はプチトマトが2個つく、色合いも美しい逸品であった。


普段のダシとは異なる、冷やし中華風の酸味が効いたタレと、こげらさん自家製の太いうどんが、意外とマッチしていた。
女将さんが、「具材がまだ余ってる」とおっしゃるので、「釜玉うどん」の小をお替わりし、玉子とハムも追加してもらった。


 カルボナーラみたいになるかなあと思ったが、ちょっと違った(笑)。
でも、釜玉小とトッピングで200+100=300円とは破格。今度お持ち帰りしたときに、自家製カルボナーラに挑戦しよう。
こちらもうどん白石さんと同様、現在はテイクアウトも含め完全休業中
お店のツイッターによると、確定ではないが、5月中旬くらいまで休むとの店主発言も。
あの、ぶっとくて安ウマなうどんを、再び食べられる日が待ち遠しい。
追記:5月中は再開しないそうです
追記その2 お店ツイッターにて、6月4日再開が発表されました!


以上、多摩地区の名店6軒を紹介してきた。今回も執筆に10時間ほどかかってしまった(昼寝、その他雑用含む)ので、
残る「都内・その他の飲食店」はまた別の機会にする。最後は前回の繰り返しとなるが、
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします!
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