コロナ禍前、飯田橋エリアでたまに働いていた私が、ランチで利用していたお店『雲仙楼』。
長崎県の地名である「雲仙」が屋号にあるように、メインはちゃんぽん・皿うどんのはずなのだが、
ラーメン、チャーハンはもちろん、カレー、ハンバーグ、スパゲティなどなど、長崎はおろか、中華とも無関係の商品も多数存在する。
下記は、2019年8月にランチで食べた商品。レンゲもあり、スタ丼のような料理だと思うだろうが、
実は、お店オリジナルの「汁なしスタミナラーメン」850円だったりする。肉野菜&卵黄と麺は、当然好相性。
以前、メニューが豊富すぎる店として紹介した際、「総数は300を超える」「しかも、いまだに増え続けている模様」と記したが、
昨年、某TV番組で紹介された際は、「400以上」とやはり増えていた。
コロナも収まり、通常営業が再開されたようなので、閉業直前の人気ラーメン店『びぜん亭』で食べた帰りに寄ってみたところ、
17時半を過ぎ、営業時間中のはずなのに、「準備中」の札が出ており、店内も暗いまま。
後日、久々に食事がしたくて、予約の電話を入れたところ、「夜は17時からで、準備中の札が出てても入ってきていいよ」だって(苦笑)。
予約当日、飲み仲間とふたりで訪問。4年ぶりの入店だが、店内メニュー札が相変わらず多く、圧倒される。
※会計直前に撮影
お目当ては、前回紹介時に予告していた、「3時間飲み放題食べ放題 3300円」。
こちらのコースは、ドリンクは下記画像メニューからの選択だが、フードは「何食べてもOKです」の太っ腹なサービス。
まずは「生ビール」250円(※タイムサービス)をお願いしたら、店主に「ピッチャーでいい?」と聞かれ、もちろん承諾。
早い時間帯は、調理も配膳も店主ひとりのため、ドリンクの頻繁な注文は控えるべし。
ピッチャービール(写真なし)を飲み終え、ウーロンハイ250円(同)を頼んだら、焼酎とウーロン茶がまとめてやってきた。
この方が店主も楽だし、我々も好みの濃さで飲めるので、ありがたいよ。
せっかくなので、お料理もガンガン頼む。卓上に紙とペンがあり、希望メニューを記してから店主に渡す。
以下で、この日オーダーした料理を、順番に羅列していく。どの料理も、ふたりで食べてもじゅうぶん足りる量である。
なお、各料理の価格はメモってなかったので、世話になるのはシャクだが、食べログの投稿画像を参考にした。
まずは、私の大好物であるKTI=「木くらげ玉子炒め」。定食は900円で、単品価格は不明だが…
友人が頼んだ「マーボーはるさめ」は、定食900円・単品700円らしいので、上記KTIも、単品は200円引きと仮定(下記商品も)。
非中華メニューの「ハンバーグ」は、ケチャップ主体のとろみがあるソースがかかった、巨大なサイズで推定600円。
玉ねぎなどのつなぎはなく、ほぼ豚肉。失礼ながら、業務用の商品かと予想していたので、自家製が出てきてうれしい。
この後も、いろんなメニューを食べたが、雲仙楼さんの料理は、ほぼ自家製である。
再び中華メニューに戻り、「餃子」400円を注文も、品切れとのことで「春巻き」に変更。
価格は1本100円で、本数は指定しなかったが、ふたりなので2本出てきた。
こちらは、中華の定番ながら、以前はなかったと記憶している「エビチリ」800円。
食事系メニューも頼んでおり、友人が注文した「チャーハン」700円は、パラパラとしっとりの中間くらいの仕上がり。
私も、お食事を2品オーダー。ひとつは、すぐ目の前の壁に掲示されていた、新メニュー「マーボー日本そば」850円。
完成した、日中合作麺料理がこちら。
以前、同額の「マーボー焼きそば」は食べたことがあったが、日本そばと麻婆豆腐の組み合わせは面白い。
もう一品は、以前から「中華屋なのに、なぜあるんだ?」と不思議だった、「玉子サンド」600円。
しばらくすると、店主は厨房から飛び出し店の外へ。数分後には、食パンを抱えて戻ってきた!
どうやら、近所のコンビニで購入したようだが、ひとり営業だし、在庫がなければ品切れでもよかったのに…というか、
コンビニでパンを買うなら、玉子サンドそのものを買ってきてもいいのだが、それは店主の職人魂が許さないのだろう。
数分後に完成した、玉子サンドがこちら。茹で玉子ではなく、炒めたものを刻み、マヨを和えたと思われる。
店主の職人魂に感激しつつ、玉子サンドを全部たいらげたところで、ちょうど3時間がたち、「ごちそうさまでした」。
20時になり、おばちゃん店員(店主の奥さん?)が手伝いにきたので、お会計をお願いした。
これだけ食べて、しかもビールやウーハイもしこたま飲んだのに、価格はやはり、ひとり3300円!
私も友人も、大満足かつ大満腹(←変な日本語)で、二次会に行くことはなく、その日は解散となった。
オーダーバイキング形式で熱々料理が味わえる、雲仙楼さんの素晴らしい食べ飲み放題を求め、数ヶ月後には別の友人と再訪。
今回も、ドリンクはビールからスタートし、あとはウーロンハイの予定だったが、他にもいろいろ用意してもらえた。
この日は、同じ時間帯に別の団体客もいたため、ウーロン茶やホッピー用の栓抜きなどを、互いに使いまわした。
以下で注文した料理を掲載していくが、2度目はちゃんと、価格も記録しておいた。
最初に提供されたのは、「レバ塩」700円。レバーの塩風味ソテーだったが、うっかり画像を消してしまった。
続いては、牛丼好きの私が熱望した「牛皿」。700円と記された貼り紙と、900円の貼り紙双方が存在する。
実際の商品は、吉野家の「牛皿」特盛よりも多い量が大皿に盛られており、900円でも安い!
牛丼の次はかつ丼のアタマ…というわけではないが、「かつ煮」700円も注文したら、やはり大皿で登場。
そういえば、コロナ前にひとりで飲みに来たとき、食べ放題について店主にたずねたとき、
「いろいろな料理を食べられるよう、普通より少なめに作るよ」と聞いたのだが、全然少なくないね。
ちゃんぽん店なのに、なぜか昔からある「もつ煮」600円も、
居酒屋の容器の倍以上はある、「小ちゃんぽん」用の丼に、たっぶり注がれ登場。
ラーメンなどにも使う、中華スープで作ったのか、一般的な煮込みよりコクがあった。
少しお腹いっぱいになってきたので、しばし休憩とばかりに、テーブルの下をあさる。
前回紹介したように、女性週刊誌が大半で、たまに「松坂慶子写真集」などが混ざっているのだが、
この日座った場所では、小柳ルミ子のヌード写真集を発見! ハンバーグやかつ煮もそうだけど、なぜちゃんぽん屋にあるんだ(笑)。
休憩後、再びオーダーを再開。「チンジャオロース」の単品、推定750円で酒を飲み、そろそろシメに。
友人の注文は、私が過去に食べたことのある「小ちゃんぽん」850円。
ひと口もらったが、九州の醤油由来と思われる、甘口スープの優しい味わいは健在。
私が頼んだのは、水餃子が品切れだったので、同タイプの「ワンタン」600円。
個数は数え忘れたが、ワンタンにはちゃんとお肉が入っており、そういえば口にするのは初めてだった、醬油味のスープもウマかった。
さらに、友人がご飯ものも欲したため、これまた新メニューの「柚子胡椒チャーハン」750円を追加。
名前のとおり、柚子胡椒を使ったチャーハンだが、ピリ辛風味で結構イケる。他の中華屋さんでもやってほしい。
ちょうど食べ終えるころ、おばちゃん店員がやってきた=20時になったのでタイムアップ。
この日も当然、大満足&大満腹だったので仕方がないが、個人的に狙っていた、
新メニューの「バナナホットケーキ」700円にたどり着けず残念。繰り返しになるが、なぜちゃんぽん屋にあるんだ(笑)。
それにしても、「八丁味噌ピリ辛ナス炒め」と「バナナホットケーキ」、さらには「オムナポリタン」に「ケチャップチャーハン」などが、
横並びに掲示されているお店が、他にあるだろうか(たぶん、ない)。
さっきも書いたが、この日は我々以外にも、飲み客が多数おり、20時になっても店内は混雑。
コロナ前は20時半までの営業だったはずだが、店主曰く「今は0時までやってる」らしい!
最初の方でチラッと触れた、某番組の取材では、「メニュー以外の料理も、頼めば作ってくれる」と紹介していた。
可能ならば、次回はハヤシライスを提供してほしいが…ただでさえ忙しい店主を困らせちゃダメだよね。
大満足&大満腹コース…という私考案のダサいネーミングはさておき、食べ飲み放題は今後も利用するので、
雲仙楼の店主&おばちゃん、どうか無理せず営業を続けてください!
雲仙楼
東京都文京区後楽2-3-17
JR飯田橋駅東口から徒歩約3分
営業時間 月~金 11時~14時半、17時~0時 土曜は昼のみ
定休日 日、祝、年末年始
長崎県の地名である「雲仙」が屋号にあるように、メインはちゃんぽん・皿うどんのはずなのだが、
ラーメン、チャーハンはもちろん、カレー、ハンバーグ、スパゲティなどなど、長崎はおろか、中華とも無関係の商品も多数存在する。
下記は、2019年8月にランチで食べた商品。レンゲもあり、スタ丼のような料理だと思うだろうが、
実は、お店オリジナルの「汁なしスタミナラーメン」850円だったりする。肉野菜&卵黄と麺は、当然好相性。
以前、メニューが豊富すぎる店として紹介した際、「総数は300を超える」「しかも、いまだに増え続けている模様」と記したが、
昨年、某TV番組で紹介された際は、「400以上」とやはり増えていた。
コロナも収まり、通常営業が再開されたようなので、閉業直前の人気ラーメン店『びぜん亭』で食べた帰りに寄ってみたところ、
17時半を過ぎ、営業時間中のはずなのに、「準備中」の札が出ており、店内も暗いまま。
後日、久々に食事がしたくて、予約の電話を入れたところ、「夜は17時からで、準備中の札が出てても入ってきていいよ」だって(苦笑)。
予約当日、飲み仲間とふたりで訪問。4年ぶりの入店だが、店内メニュー札が相変わらず多く、圧倒される。
※会計直前に撮影
お目当ては、前回紹介時に予告していた、「3時間飲み放題食べ放題 3300円」。
こちらのコースは、ドリンクは下記画像メニューからの選択だが、フードは「何食べてもOKです」の太っ腹なサービス。
まずは「生ビール」250円(※タイムサービス)をお願いしたら、店主に「ピッチャーでいい?」と聞かれ、もちろん承諾。
早い時間帯は、調理も配膳も店主ひとりのため、ドリンクの頻繁な注文は控えるべし。
ピッチャービール(写真なし)を飲み終え、ウーロンハイ250円(同)を頼んだら、焼酎とウーロン茶がまとめてやってきた。
この方が店主も楽だし、我々も好みの濃さで飲めるので、ありがたいよ。
せっかくなので、お料理もガンガン頼む。卓上に紙とペンがあり、希望メニューを記してから店主に渡す。
以下で、この日オーダーした料理を、順番に羅列していく。どの料理も、ふたりで食べてもじゅうぶん足りる量である。
なお、各料理の価格はメモってなかったので、世話になるのはシャクだが、食べログの投稿画像を参考にした。
まずは、私の大好物であるKTI=「木くらげ玉子炒め」。定食は900円で、単品価格は不明だが…
友人が頼んだ「マーボーはるさめ」は、定食900円・単品700円らしいので、上記KTIも、単品は200円引きと仮定(下記商品も)。
非中華メニューの「ハンバーグ」は、ケチャップ主体のとろみがあるソースがかかった、巨大なサイズで推定600円。
玉ねぎなどのつなぎはなく、ほぼ豚肉。失礼ながら、業務用の商品かと予想していたので、自家製が出てきてうれしい。
この後も、いろんなメニューを食べたが、雲仙楼さんの料理は、ほぼ自家製である。
再び中華メニューに戻り、「餃子」400円を注文も、品切れとのことで「春巻き」に変更。
価格は1本100円で、本数は指定しなかったが、ふたりなので2本出てきた。
こちらは、中華の定番ながら、以前はなかったと記憶している「エビチリ」800円。
食事系メニューも頼んでおり、友人が注文した「チャーハン」700円は、パラパラとしっとりの中間くらいの仕上がり。
私も、お食事を2品オーダー。ひとつは、すぐ目の前の壁に掲示されていた、新メニュー「マーボー日本そば」850円。
完成した、日中合作麺料理がこちら。
以前、同額の「マーボー焼きそば」は食べたことがあったが、日本そばと麻婆豆腐の組み合わせは面白い。
もう一品は、以前から「中華屋なのに、なぜあるんだ?」と不思議だった、「玉子サンド」600円。
しばらくすると、店主は厨房から飛び出し店の外へ。数分後には、食パンを抱えて戻ってきた!
どうやら、近所のコンビニで購入したようだが、ひとり営業だし、在庫がなければ品切れでもよかったのに…というか、
コンビニでパンを買うなら、玉子サンドそのものを買ってきてもいいのだが、それは店主の職人魂が許さないのだろう。
数分後に完成した、玉子サンドがこちら。茹で玉子ではなく、炒めたものを刻み、マヨを和えたと思われる。
店主の職人魂に感激しつつ、玉子サンドを全部たいらげたところで、ちょうど3時間がたち、「ごちそうさまでした」。
20時になり、おばちゃん店員(店主の奥さん?)が手伝いにきたので、お会計をお願いした。
これだけ食べて、しかもビールやウーハイもしこたま飲んだのに、価格はやはり、ひとり3300円!
私も友人も、大満足かつ大満腹(←変な日本語)で、二次会に行くことはなく、その日は解散となった。
オーダーバイキング形式で熱々料理が味わえる、雲仙楼さんの素晴らしい食べ飲み放題を求め、数ヶ月後には別の友人と再訪。
今回も、ドリンクはビールからスタートし、あとはウーロンハイの予定だったが、他にもいろいろ用意してもらえた。
この日は、同じ時間帯に別の団体客もいたため、ウーロン茶やホッピー用の栓抜きなどを、互いに使いまわした。
以下で注文した料理を掲載していくが、2度目はちゃんと、価格も記録しておいた。
最初に提供されたのは、「レバ塩」700円。レバーの塩風味ソテーだったが、うっかり画像を消してしまった。
続いては、牛丼好きの私が熱望した「牛皿」。700円と記された貼り紙と、900円の貼り紙双方が存在する。
実際の商品は、吉野家の「牛皿」特盛よりも多い量が大皿に盛られており、900円でも安い!
牛丼の次はかつ丼のアタマ…というわけではないが、「かつ煮」700円も注文したら、やはり大皿で登場。
そういえば、コロナ前にひとりで飲みに来たとき、食べ放題について店主にたずねたとき、
「いろいろな料理を食べられるよう、普通より少なめに作るよ」と聞いたのだが、全然少なくないね。
ちゃんぽん店なのに、なぜか昔からある「もつ煮」600円も、
居酒屋の容器の倍以上はある、「小ちゃんぽん」用の丼に、たっぶり注がれ登場。
ラーメンなどにも使う、中華スープで作ったのか、一般的な煮込みよりコクがあった。
少しお腹いっぱいになってきたので、しばし休憩とばかりに、テーブルの下をあさる。
前回紹介したように、女性週刊誌が大半で、たまに「松坂慶子写真集」などが混ざっているのだが、
この日座った場所では、小柳ルミ子のヌード写真集を発見! ハンバーグやかつ煮もそうだけど、なぜちゃんぽん屋にあるんだ(笑)。
休憩後、再びオーダーを再開。「チンジャオロース」の単品、推定750円で酒を飲み、そろそろシメに。
友人の注文は、私が過去に食べたことのある「小ちゃんぽん」850円。
ひと口もらったが、九州の醤油由来と思われる、甘口スープの優しい味わいは健在。
私が頼んだのは、水餃子が品切れだったので、同タイプの「ワンタン」600円。
個数は数え忘れたが、ワンタンにはちゃんとお肉が入っており、そういえば口にするのは初めてだった、醬油味のスープもウマかった。
さらに、友人がご飯ものも欲したため、これまた新メニューの「柚子胡椒チャーハン」750円を追加。
名前のとおり、柚子胡椒を使ったチャーハンだが、ピリ辛風味で結構イケる。他の中華屋さんでもやってほしい。
ちょうど食べ終えるころ、おばちゃん店員がやってきた=20時になったのでタイムアップ。
この日も当然、大満足&大満腹だったので仕方がないが、個人的に狙っていた、
新メニューの「バナナホットケーキ」700円にたどり着けず残念。繰り返しになるが、なぜちゃんぽん屋にあるんだ(笑)。
それにしても、「八丁味噌ピリ辛ナス炒め」と「バナナホットケーキ」、さらには「オムナポリタン」に「ケチャップチャーハン」などが、
横並びに掲示されているお店が、他にあるだろうか(たぶん、ない)。
さっきも書いたが、この日は我々以外にも、飲み客が多数おり、20時になっても店内は混雑。
コロナ前は20時半までの営業だったはずだが、店主曰く「今は0時までやってる」らしい!
最初の方でチラッと触れた、某番組の取材では、「メニュー以外の料理も、頼めば作ってくれる」と紹介していた。
可能ならば、次回はハヤシライスを提供してほしいが…ただでさえ忙しい店主を困らせちゃダメだよね。
大満足&大満腹コース…という私考案のダサいネーミングはさておき、食べ飲み放題は今後も利用するので、
雲仙楼の店主&おばちゃん、どうか無理せず営業を続けてください!
雲仙楼
東京都文京区後楽2-3-17
JR飯田橋駅東口から徒歩約3分
営業時間 月~金 11時~14時半、17時~0時 土曜は昼のみ
定休日 日、祝、年末年始