先日、新宿で先輩と某チェーン店で飲んでいたところ、混雑を理由に2時間で御会計を命じられてしまった。
店を出ると時刻はまだ20時前。お開きにはまだ早い。どこかで飲み直そうと考えていたところ、
すぐ近所に、ちょっと入ってみたい店があることを思い出したので、先輩に相談したら、
「オレもあの店は、以前から気になっていた」とおっしゃるので、一緒に行ってみることに。
それが、写真のビル2F、「懐かしの歌謡ヒット曲BAR」の文字が躍るお店『ヤングマン』だ。
実は西城秀樹さんのファンである私には、この店名だけで気分が高揚してくる。
こちらは入口階段に設置されていた看板。
「1時間2000円で飲み放題」「昭和の懐かしい歌謡ヒット曲を映像で楽しめる」お店なのだ。
店内はカウンター席とテーブル席。我々が入店したときは空いていたが、その後すぐに満員に。
内装はお洒落なバーだが、壁には懐かしいレコードジャケットが。
カウンター席に案内され、おしぼりとお通し替わりのお菓子類(無料)を渡される。
基本料金は1時間2000円、延長1時間ごとに1500円、3時間セットが4300円。初めてなので、とりあえず1時間を選択。
数分後、注文したドリンクと、分厚い本が運ばれてきた。
これは、カラオケ店に設置されてるような(今はないのかな?)、歌手と曲名が記載されている本で、その数10000曲以上!
ここから聞きたい曲を用紙に記入して店員さんに渡し、しばらくすると店内の大画面で映像が流れるシステムになっている。
壁面には、人気リクエスト曲の順位が、往年の人気番組ザ・ベストテンのランキング風に掲示してある。
レベッカの「フレンズ」以下、懐かしいヒットナンバーが並んでいるね。
しばらくすると、私がオーダーした西城秀樹(ここから敬称略、以下同)の「傷だらけのローラ」が流れ始めた。
こちらの映像はすべて、マスターが撮りためた秘蔵映像ばかりで、「傷だらけ~」は、昭和49年の紅白歌合戦でのもの。
紅白だけでなく、レコード大賞、ベストテン、トップテン、夜ヒットなどなど、いろんな番組の映像を保持しているようだ。
確かに、昔は歌番組がいっぱいあったんだよな。
マイクはないけれど、画面のヒデキにあわせて私も歌うことにした。「ロ~ラ~!」
他に客もいるし、そもそも歌唱力に自信はないので、さすがに声のトーンは落とした。
そういえば、私はカラオケでは、だいたい「傷だらけのローラ」を歌い、女性と一緒の場合は、
間奏の「ローラ…ローラ…ロ~ラ~!!」と叫ぶ部分で、その女性の名前に代えて熱唱するのだが、
毎回、女性にイヤ~な顔をされる。そんなに気持ち悪いかなあ…悪いか。
次にリクエストしたのは、シブがき隊の「ZOKKON 命」。あまりメジャーじゃないけど好きな歌だ。
命に「LOVE」のフリガナが付くので(笑)、読みは「ぞっこんラブ」。
モックンこと若き日の本木雅弘のアップ。映像元はNHKのレッツゴーヤングらしい。
サビの「ぞっこん!」と叫ぶ部分で、右手を突き上げるのだが、そんなポーズは私以外誰もやってなかった。
というか、そもそも私しか歌ってなかった。やっぱりこの歌はメジャーじゃないのか。
私の曲は、他人には受け入れられなかったようだが、別の方が希望したチェッカーズの「哀しくてジェラシー」を、
隣で先輩が歌い始めたところ、周囲の客も合わせて歌い出し、店内は大合唱状態になった。
知らない者同士が、同じ曲を歌うこの一体感は、カラオケとはまた違った魅力。
なお、映像はリクエスト順ではなく、80年代なら80年代など、時代ごとにまとめて流すようにしているそうで、
先輩が依頼した加山雄三の曲は、年代が古すぎたためか、時間内ではとうとう流れずじまい。
あと、私がリクエストした、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」も、やはり流れずじまい。
これはたぶん、場の雰囲気を乱すからか。
結局、1時間の滞在でリクエストは2曲しか通らなかったが、流れるのは知ってる曲ばかりだし、
先述のように、近い世代の客同士で、懐かしのヒットソングを見て聴いて歌って、
実にいい気持ちになれたね。
退店間際、タイミングよく、誰かがリクエストした沖田浩之の「E気持ち」が流れた。
店員さんたちの接客態度も良く、なによりマスターの、歌手や曲についての豊富な知識には驚かされた。
また改めて、じっくりお話しをうかがいたいな。
70~90年代のヒットナンバーに興味のある皆さんも、ぜひヤングマンに行ってみて。
さあ立ち上がれよ! 今跳びだそうぜ! もう悩むことはないんだから!
追記
2018年5月16日に永眠された、西城秀樹さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
新宿ヤングマン
東京都新宿区新宿3-9-10 2F
地下鉄新宿三丁目駅C6出口からすぐ JRほか新宿駅から徒歩約14分
営業時間 月~土19時~4時 日・祝18時~1時
年中無休
※茨城県水戸にも支店あり→追記 その後、水戸店は閉店
店を出ると時刻はまだ20時前。お開きにはまだ早い。どこかで飲み直そうと考えていたところ、
すぐ近所に、ちょっと入ってみたい店があることを思い出したので、先輩に相談したら、
「オレもあの店は、以前から気になっていた」とおっしゃるので、一緒に行ってみることに。
それが、写真のビル2F、「懐かしの歌謡ヒット曲BAR」の文字が躍るお店『ヤングマン』だ。
実は西城秀樹さんのファンである私には、この店名だけで気分が高揚してくる。
こちらは入口階段に設置されていた看板。
「1時間2000円で飲み放題」「昭和の懐かしい歌謡ヒット曲を映像で楽しめる」お店なのだ。
店内はカウンター席とテーブル席。我々が入店したときは空いていたが、その後すぐに満員に。
内装はお洒落なバーだが、壁には懐かしいレコードジャケットが。
カウンター席に案内され、おしぼりとお通し替わりのお菓子類(無料)を渡される。
基本料金は1時間2000円、延長1時間ごとに1500円、3時間セットが4300円。初めてなので、とりあえず1時間を選択。
数分後、注文したドリンクと、分厚い本が運ばれてきた。
これは、カラオケ店に設置されてるような(今はないのかな?)、歌手と曲名が記載されている本で、その数10000曲以上!
ここから聞きたい曲を用紙に記入して店員さんに渡し、しばらくすると店内の大画面で映像が流れるシステムになっている。
壁面には、人気リクエスト曲の順位が、往年の人気番組ザ・ベストテンのランキング風に掲示してある。
レベッカの「フレンズ」以下、懐かしいヒットナンバーが並んでいるね。
しばらくすると、私がオーダーした西城秀樹(ここから敬称略、以下同)の「傷だらけのローラ」が流れ始めた。
こちらの映像はすべて、マスターが撮りためた秘蔵映像ばかりで、「傷だらけ~」は、昭和49年の紅白歌合戦でのもの。
紅白だけでなく、レコード大賞、ベストテン、トップテン、夜ヒットなどなど、いろんな番組の映像を保持しているようだ。
確かに、昔は歌番組がいっぱいあったんだよな。
マイクはないけれど、画面のヒデキにあわせて私も歌うことにした。「ロ~ラ~!」
他に客もいるし、そもそも歌唱力に自信はないので、さすがに声のトーンは落とした。
そういえば、私はカラオケでは、だいたい「傷だらけのローラ」を歌い、女性と一緒の場合は、
間奏の「ローラ…ローラ…ロ~ラ~!!」と叫ぶ部分で、その女性の名前に代えて熱唱するのだが、
毎回、女性にイヤ~な顔をされる。そんなに気持ち悪いかなあ…悪いか。
次にリクエストしたのは、シブがき隊の「ZOKKON 命」。あまりメジャーじゃないけど好きな歌だ。
命に「LOVE」のフリガナが付くので(笑)、読みは「ぞっこんラブ」。
モックンこと若き日の本木雅弘のアップ。映像元はNHKのレッツゴーヤングらしい。
サビの「ぞっこん!」と叫ぶ部分で、右手を突き上げるのだが、そんなポーズは私以外誰もやってなかった。
というか、そもそも私しか歌ってなかった。やっぱりこの歌はメジャーじゃないのか。
私の曲は、他人には受け入れられなかったようだが、別の方が希望したチェッカーズの「哀しくてジェラシー」を、
隣で先輩が歌い始めたところ、周囲の客も合わせて歌い出し、店内は大合唱状態になった。
知らない者同士が、同じ曲を歌うこの一体感は、カラオケとはまた違った魅力。
なお、映像はリクエスト順ではなく、80年代なら80年代など、時代ごとにまとめて流すようにしているそうで、
先輩が依頼した加山雄三の曲は、年代が古すぎたためか、時間内ではとうとう流れずじまい。
あと、私がリクエストした、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」も、やはり流れずじまい。
これはたぶん、場の雰囲気を乱すからか。
結局、1時間の滞在でリクエストは2曲しか通らなかったが、流れるのは知ってる曲ばかりだし、
先述のように、近い世代の客同士で、懐かしのヒットソングを見て聴いて歌って、
実にいい気持ちになれたね。
退店間際、タイミングよく、誰かがリクエストした沖田浩之の「E気持ち」が流れた。
店員さんたちの接客態度も良く、なによりマスターの、歌手や曲についての豊富な知識には驚かされた。
また改めて、じっくりお話しをうかがいたいな。
70~90年代のヒットナンバーに興味のある皆さんも、ぜひヤングマンに行ってみて。
さあ立ち上がれよ! 今跳びだそうぜ! もう悩むことはないんだから!
追記
2018年5月16日に永眠された、西城秀樹さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
新宿ヤングマン
東京都新宿区新宿3-9-10 2F
地下鉄新宿三丁目駅C6出口からすぐ JRほか新宿駅から徒歩約14分
営業時間 月~土19時~4時 日・祝18時~1時
年中無休
※茨城県水戸にも支店あり→追記 その後、水戸店は閉店