立川市砂川と云えば、1957年「砂川事件」を思い出す。住民と労働者と学生が、アメリカ軍立川基地拡張に対して、反対デモ・運動を起こした。
昭和57年7月に基地拡張するための測量が、それに反対したデモ隊が警察ともめ、一部の7人が基地に入り「刑事特別法」違反に問われた事件である。
昭和59年最高裁判決は、「我が国が必要な自衛の措置を取りうることは当然である、、、」と指摘した。
若き頃、そのデモに私も参加し、立川に来ると思い出させる。
都立川市と昭島市にまたがる、「昭和記念公園」
昭和天皇在位50年を記念し、1983年に立川基地跡地に開園。
都心からJR中央線で一本と抜群の立地にありながら、総面積約180ha、東京ドーム約39個分の広大な敷地を。
桜、チューリップ、ポピー、ひまわり等、四季折々の色彩を楽しめる。
「寒椿」
紅色系・白色系・ピンク系で愛らしさ・美しさ・理性を象徴。
サザンカとツバキの交雑種である園芸品種といわれツバキ科・ツバキ属の常緑低木で、
高さは1.5m〜3mほどになります。
樹高の高いタイプは「立寒椿」または「獅子頭」と呼ばれる。
耐寒性のある寒椿の開花時期は冬の季節11月〜2月。つける花の色には赤・白・ピンクがありその模様の入り方も色々あるので楽しい。
梅は、満開でした。
「コブシ」 モクレン科 落葉樹・高木・春一番に他の木々に先駆けて白い花を咲かせる。
果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがあり、この果実の形状がコブシの名前の由来。
高さは18m、幹の直径はおおむね60cmに達する。
3月から5月にかけ、枝先に直径6-10cmの花を咲かせる。花は純白で、基部は桃色を帯びる。
花弁は6枚。枝は太いが折れやすい。枝を折ると、芳香が湧出する。
果実は5-10cmで、袋果が結合してできており、所々に瘤が隆起した長楕円形の形状を成している。
アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれ、それぞれ、アイヌの言葉で「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つ。
樹皮は煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれる。一方、北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれることもある。
遠見だと桜に似ていること、花を咲かせる季節が桜より早いことから、ヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれる。
これらの呼称は北海道、松前地方を中心に使われる。
「お山の杉の子」の歌- むかしむかし そのむかし しいの木林のすぐそばに 小さな おやまがあったとさ あったとさ~で始まる。「シイの木」
シイの木は、身近な存在、実は少し炒って食べるとおいしい。花は、眺めた人は少ない。
花は、花粉をメシベに運ぶ方法から、風媒花、虫媒花、鳥媒花などに分けられ、虫媒花や鳥媒花は虫や鳥を呼ぶために美しい目立つ花を咲かせる。
シイの花は、一つひとつは、小さく、形態からすると風媒花のよう。
においで虫を呼ぶ虫媒花。
シイの葉は、少ない光でも光合成ができますので、シイ林の中は昼でも薄暗くなる。
林冠と呼ばれる林の外側に向けて花を咲かせる方が、虫たちに飛んできてもらい、花の時期にシイ林に入っても、甘い香りはしますが、上を見上げても、なかなか花を見ることはできません。
谷を挟んだ向こうの斜面に咲いたシイの花は、一つひとつは小さく、美しいともいえないのですが、葉も見えないくらいになる。
外から見た林の色が変わることで、林全体で花が咲いているので、これなら遠くにいる虫たちも花が咲いていることに気づき、集まる。