「川上犬」
古くは猟犬としての勇敢さを保つために、雌犬を山中に留めてニホンオオカミと交配させたという伝承がある。
南佐久郡南牧村平沢地区で飼育されていた日本犬の純血種が元になっているという伝承もあり、秋田犬などと同様に第二次世界大戦や戦後は食糧難などで、頭数が減ったり、多種との交配が進み、純血種としては絶滅の危機に陥った。
昭和43年、純血性が薄れたということで、県天然記念物の指定を解除される事態に陥った。だが、同年に信州川上犬保存会による保護育成が始まり、純血種との交配を続けて、昭和57年、純血性が高まったとして、再び県の天然記念物に指定された。
現在でも、川上村内でも数十頭、全国でも300頭前後しかいない非常に貴重な犬種。
2006年の正月には戌年にちなんで上野動物園で短期間、子犬が数匹展示・須坂市動物園(長野県須坂市)に川上犬の子犬「源竜」(オス)が寄贈。
2008年からは小諸市動物園(小諸市)で「さくら」(メス)が飼育されていると云う。
「大深山遺跡」 県南佐久郡川上村大字大深山にある縄文時代中期の集落跡。(昭和41年国の史跡に指定)
天狗山の南麓、赤顔山の東南麓、千曲川右岸の南向きの標高1300mを越える平坦地に位置。八ヶ岳山麓一帯に数多く分布する縄文遺跡の中でも最高度を誇り、日本各地の縄文遺跡中最も標高の高い遺跡の一つ。
昭和28年、林道開発における再発見以来、大深山観光協会や村教育委員会の手で発掘調査が行われ、これまでに8次にわたる調査で竪穴式住居跡が50箇所(中期中葉が25、中期後半が19、不明が7)、積石遺構、数万点に及ぶ土器、石器が出土しており、住居跡には2棟の住居が復元。
また、完全な形で出土した人面香炉型土器(釣手土器、などの出土品)「川上村文化センターに保存展示している)
車窓から高原野菜「レタス」のビニールシート畑が続く
次回は、野辺山駅を下車する。
古くは猟犬としての勇敢さを保つために、雌犬を山中に留めてニホンオオカミと交配させたという伝承がある。
南佐久郡南牧村平沢地区で飼育されていた日本犬の純血種が元になっているという伝承もあり、秋田犬などと同様に第二次世界大戦や戦後は食糧難などで、頭数が減ったり、多種との交配が進み、純血種としては絶滅の危機に陥った。
昭和43年、純血性が薄れたということで、県天然記念物の指定を解除される事態に陥った。だが、同年に信州川上犬保存会による保護育成が始まり、純血種との交配を続けて、昭和57年、純血性が高まったとして、再び県の天然記念物に指定された。
現在でも、川上村内でも数十頭、全国でも300頭前後しかいない非常に貴重な犬種。
2006年の正月には戌年にちなんで上野動物園で短期間、子犬が数匹展示・須坂市動物園(長野県須坂市)に川上犬の子犬「源竜」(オス)が寄贈。
2008年からは小諸市動物園(小諸市)で「さくら」(メス)が飼育されていると云う。
「大深山遺跡」 県南佐久郡川上村大字大深山にある縄文時代中期の集落跡。(昭和41年国の史跡に指定)
天狗山の南麓、赤顔山の東南麓、千曲川右岸の南向きの標高1300mを越える平坦地に位置。八ヶ岳山麓一帯に数多く分布する縄文遺跡の中でも最高度を誇り、日本各地の縄文遺跡中最も標高の高い遺跡の一つ。
昭和28年、林道開発における再発見以来、大深山観光協会や村教育委員会の手で発掘調査が行われ、これまでに8次にわたる調査で竪穴式住居跡が50箇所(中期中葉が25、中期後半が19、不明が7)、積石遺構、数万点に及ぶ土器、石器が出土しており、住居跡には2棟の住居が復元。
また、完全な形で出土した人面香炉型土器(釣手土器、などの出土品)「川上村文化センターに保存展示している)
車窓から高原野菜「レタス」のビニールシート畑が続く
次回は、野辺山駅を下車する。