syuの日記・気まま旅

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日本一高いJR小海線ー野辺山駅

2019-07-09 | 季節だより
JR最高地点、その標高は1375m・清里駅を過ぎ上り坂の最後にある踏み切りがJR鉄道最高地点。
「国立天文台野辺山宇宙電波観測所・しし岩」から見るきれいな星空は、ベスト3に。
南信州の長野県阿智村はベスト1
鉄道も走っておらずアクセスこそよくありませんが、訪れる人が絶えない人気の観光スポットに、大迫力の満天の星は、日本一暗い村「阿智村」。
環境省による全国星空継続観察で、「星が最も輝いて見える場所」の1位に。今では、名古屋から高速バスで2時間半と云う。
ここ、南牧村も、天文学者が選ぶ「野辺山高原」。標高が高く電波を遮るものが何もないのどかな高原野菜畑の中で7基のパラボラアンテナが異彩を放って、電波天文学とは光で見える宇宙は主に星なのに対して、電波では星が生まれるもととなる冷たい星雲ガスや、生まれた星からの紫外線でイオン化された電離ガス、重い星が死ぬ時の超新星残骸などが観測できと云う。
電波による観測は、星の誕生と死という、宇宙の壮大な営みを。
「南牧村美術民俗資料館南牧村美術民俗資料館」は、駅と隣接して、矢出川遺跡の出土品や南牧村に古くから伝わる家具、民具、農具などが展示され、定期的に美術展も開催する。



私の好きな「平沢峠・しし岩」の登山口。
ご飯を盛ったような円錐状で山頂から八ヶ岳、富士山、浅間山などが見える「飯盛山。
360度のパノラマ風景を楽しめ、 標高1,643mという優しい山。急斜面や登りにくい高低差も少なく初心者に。
飯盛山については、南牧村観光協会へ。(八ヶ岳・飯盛山コースガイド・清里登山口もある)
平沢峠のしし岩で八ヶ岳・南アルプス・富士山を堪能できる。



野辺山高原牛乳は、地元の信州佐久地方では、牛乳パックの汽車のマークから「ポッポ牛乳」という愛称で親しまれている。(ヤツレン)
「高原のポニー」と呼ばれた蒸気機関車C56からーポッポ牛乳が製造され、食卓に配達される「ポッポ牛乳」工場がある。

南牧村農畜産物直売所だは、牛乳・ヨーグルト・ソフトクリーム・地元レタス・白菜・キャベツ・・朝採りが売られている。



                        打ちたてそばが旨い


                        八ヶ岳の赤岳・雄姿が。


                    ここからJR東海からJR東日本に代わる


                        山梨県小渕沢から23.4km












小海線を走ったSL-C56は、
大正4年、佐久鉄道として小諸・中込間が開業し、昭和10年、山梨県の小淵沢までの全線が開通。平成27年、小海線開業100周年、全線開通80周年を迎えて、この小海線をかつて走っていた機関車が2台が中込の成知公園(旧中込学校がある公園)に保存された。
蒸気機関車C56とガソリンカー・保存されている蒸気機関車は三菱重工業製C56-101で昭和12年の1937年、製造された。
「C56」は"高原のポニー"と呼ばれて親しまれ、小海線では1972年まで運行した。
(現在の小海線では橋脚等の強度の関係からSLを走らせることができません)
保存されているガソリンカー「キホハニ56」は日本車輛製造で昭和5年、に製造された車体で、当時最新鋭のボギー台車という走り装置をつけた県下初のガソリンカーで、車体の横には「佐久鉄道」のエンブレムが装飾されている。
このガソリンカーの運行が非常に良好だったため、小海線の電化計画が放棄されたといわれている。