富士山に最初の登山者は、記録に無い。
聖徳太子が甲斐の名馬「黒駒」を駆って登山した伝説や、修験道の開祖・役の行者の登頂、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の霊薬を探しに冨士に登ったなど、様々な伝説はある。
実際に登山した記録としては、平安時代の大学者、「都良香」834~879年が書いた「富士山記」が最古。
都良香は、「富士山記」で、富士山頂の様子が書かれている。
・・頂上に平地あり、広さ一里ばかり。その頂の中央に窪み有りて、体水甑(煮るコシキ・蒸し器)の如し、甑の底に神しき池あり。
池の中に大きなる石あり、石の体驚奇なり、あたかも蹲虎(うずくまる虎)の如し、またその甑の中に、常に気有りて蒸し出ず。
その色純らに青し・・」とあり、平安の初めに富士登山に成功した者がいたと考えられる。
静岡県御殿場市駒門(沼津から至御殿場IC)246号線風穴信号機右折にある。「駒門風穴」国指定天然記念物
噴火で出来た世界でも珍しい溶岩洞穴は、現存している溶岩洞穴で、旧型を保っている一番古い大きなものと云われて貴重な学術資料となっている。」
生物は、虫類―ツチカニ虫・オビヤスデ・チビゴミ虫。蝙蝠類ーコギクガシラ・ユビナガ・オオキクガシラ・ネズミなど。
本穴ー243m・枝穴ー105m、内部は夏冬通して13度。
天井から無数の溶岩鐘乳石が垂れ下がって奇観を呈している。通路面も溶岩流がそのまま冷却した原型を保っている。
富士山が生んだ奇跡の溶岩風穴。観覧料金¥200.
「青木ヶ原」は、山梨県富士山北西麓の溶岩原。
平安時代の864年長尾山から噴出した青木ヶ原溶岩の地表面で、森林に履われていることから「青木ヶ原樹海」と呼ばれている。
樹齢300年ほどのツガ、ハリモミ、ヒノキなどを主とする原生林で天然記念物。
磁石が効かないので道に迷いやすい。
溶岩の中の洞穴が大小あるが天然記念物は、富士風穴富岳風穴・本栖風穴で、国道沿いの富岳風穴に立ち寄る。
青木ヶ原は、1200~1300mの高さで面積樹海部分約30km2.
「富岳風穴」「鳴沢氷穴」は、河口湖から本栖湖、鳴沢村、国道139号線沿いにある。
青木ヶ原樹海の豊かな緑に囲まれた富岳風穴。中に入ると夏でも平均気温は3度。
昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていたという天然の冷蔵庫!国の天然記念物にも指定、 総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、内部は不思議と音が反響しない、これは壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているためという。
夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られる。
富士山の周辺には大小さまざまな洞窟がる。
青木ヶ原にある富岳風穴と鳴沢氷穴は代表的なもの、今からおよそ1,137年前の貞観6年(864年)富士山の側火山長尾山の爆発の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼いた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れて下ってきたのが、この2つのトンネル式になった洞窟である。
ここも、天然記念物の指定を受けてから世界的に紹介され、地質学上、貴重な存在となっている。
環状形竪穴を進んでいくと、冬の間に天井からしみだした水滴がつららとなって床まで繋がっています。
4月頃までこの氷柱は見られる。
鳴沢の風穴構造は、入口直径5.4m、総延長201m、天井までの高さは入口から43mの地点で5.4m、最高部は幅8.7m。
氷穴風穴の東方約800mにあり、竪穴環状形で延長153m、幅1.5m~11m、高さは1m~3.6mある。
1歩踏み込むごとに1枚岩で周囲を囲む溶岩群、そのほとんどが玄部岩質で声の反響もない。
料金は、風穴、氷穴共で¥500・
富士山は「数年以内に大噴火」するか、2011年の2度の地震で、富士山のマグマ溜りには、300年前の宝永大噴火のときより大きな圧力が加わったとされている。
次回は富士宮方面
聖徳太子が甲斐の名馬「黒駒」を駆って登山した伝説や、修験道の開祖・役の行者の登頂、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の霊薬を探しに冨士に登ったなど、様々な伝説はある。
実際に登山した記録としては、平安時代の大学者、「都良香」834~879年が書いた「富士山記」が最古。
都良香は、「富士山記」で、富士山頂の様子が書かれている。
・・頂上に平地あり、広さ一里ばかり。その頂の中央に窪み有りて、体水甑(煮るコシキ・蒸し器)の如し、甑の底に神しき池あり。
池の中に大きなる石あり、石の体驚奇なり、あたかも蹲虎(うずくまる虎)の如し、またその甑の中に、常に気有りて蒸し出ず。
その色純らに青し・・」とあり、平安の初めに富士登山に成功した者がいたと考えられる。
静岡県御殿場市駒門(沼津から至御殿場IC)246号線風穴信号機右折にある。「駒門風穴」国指定天然記念物
噴火で出来た世界でも珍しい溶岩洞穴は、現存している溶岩洞穴で、旧型を保っている一番古い大きなものと云われて貴重な学術資料となっている。」
生物は、虫類―ツチカニ虫・オビヤスデ・チビゴミ虫。蝙蝠類ーコギクガシラ・ユビナガ・オオキクガシラ・ネズミなど。
本穴ー243m・枝穴ー105m、内部は夏冬通して13度。
天井から無数の溶岩鐘乳石が垂れ下がって奇観を呈している。通路面も溶岩流がそのまま冷却した原型を保っている。
富士山が生んだ奇跡の溶岩風穴。観覧料金¥200.
「青木ヶ原」は、山梨県富士山北西麓の溶岩原。
平安時代の864年長尾山から噴出した青木ヶ原溶岩の地表面で、森林に履われていることから「青木ヶ原樹海」と呼ばれている。
樹齢300年ほどのツガ、ハリモミ、ヒノキなどを主とする原生林で天然記念物。
磁石が効かないので道に迷いやすい。
溶岩の中の洞穴が大小あるが天然記念物は、富士風穴富岳風穴・本栖風穴で、国道沿いの富岳風穴に立ち寄る。
青木ヶ原は、1200~1300mの高さで面積樹海部分約30km2.
「富岳風穴」「鳴沢氷穴」は、河口湖から本栖湖、鳴沢村、国道139号線沿いにある。
青木ヶ原樹海の豊かな緑に囲まれた富岳風穴。中に入ると夏でも平均気温は3度。
昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていたという天然の冷蔵庫!国の天然記念物にも指定、 総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、内部は不思議と音が反響しない、これは壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているためという。
夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られる。
富士山の周辺には大小さまざまな洞窟がる。
青木ヶ原にある富岳風穴と鳴沢氷穴は代表的なもの、今からおよそ1,137年前の貞観6年(864年)富士山の側火山長尾山の爆発の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼いた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れて下ってきたのが、この2つのトンネル式になった洞窟である。
ここも、天然記念物の指定を受けてから世界的に紹介され、地質学上、貴重な存在となっている。
環状形竪穴を進んでいくと、冬の間に天井からしみだした水滴がつららとなって床まで繋がっています。
4月頃までこの氷柱は見られる。
鳴沢の風穴構造は、入口直径5.4m、総延長201m、天井までの高さは入口から43mの地点で5.4m、最高部は幅8.7m。
氷穴風穴の東方約800mにあり、竪穴環状形で延長153m、幅1.5m~11m、高さは1m~3.6mある。
1歩踏み込むごとに1枚岩で周囲を囲む溶岩群、そのほとんどが玄部岩質で声の反響もない。
料金は、風穴、氷穴共で¥500・
富士山は「数年以内に大噴火」するか、2011年の2度の地震で、富士山のマグマ溜りには、300年前の宝永大噴火のときより大きな圧力が加わったとされている。
次回は富士宮方面