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三多???…

2012-09-14 20:33:31 | 日記
南宋の政治家、詩人、文学者、歴史学者の欧陽脩について…。

欧陽脩は、比較的貧しい家に生まれ、4歳の時に父を失ってしまった。
しかし、正規の教育によらず、
自学自習いわば独学で役人になり、
高官になった人である。

欧陽脩が残した言葉に
「三多」がある。
三多は、文章上達の秘訣である。
「看多」、「做多」、「商量多」と言っている。

看多とは、多くの本を読むこと。(看は見ること)
做多とは、多くの文章を書くこと。(做はすること)
商量多とは、多く工夫し推敲すること。(商量は考えることる)

これは書道に、そのまま当てはまる言葉だ。
多くの作品を見ること、多く書くこと、そして多く考えて作品作りをすること…である。
もう一つ、書道では、多く聞くことも付け加えておきたい。

ちなみに欧陽脩は、もう一つ「三上」を言っている。

三上とは…

良い考えが生まれやすいのは、馬上、枕上、厠上。
乗り物に乗っている時、布団で寝ている時、
そしてトイレの中が、いい知恵が浮かぶということのようです…。


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