全国的に分布していると言われるが、
ニホンカワトンボ、
やっぱり珍しい。
そして美しい。
のんびりと散歩していたら、
空き地で黄色い花の群生を見た。
背の低い黄色い花が、
いっぱい咲き乱れている。
「何の花だろう?」
図鑑で調べてみたが、正確に分からない。
コバンコナスビに似ているような気がするが…。
明日から再び、
暑い暑い東京へ行きます。
今回は、北海道から大挙して小原道城書作展、
そして毎日書道展表彰式、
そして国立新美術館を訪れるツアーです。
一行は約90人。
北海道人としては、
暑さとの闘う2泊3日の旅になります。
ANAの飛行機に乗り、
『翼の王国』を手に取り、
パラパラと頁めくってみていると、
秋田漬物紀行の特集記事が掲載されていた。
その記事を見て、
45年前の秋田の旅が甦って来た。
※ ※ ※
20代後半、当時流行っていたルーツを訪ね、
我が祖先の発祥の地・秋田を旅したことがある。
父と伯父と従兄と私の四人で、
フェリーに乗り、自家用車で行動した。
父と伯父が子供の頃だった多分明治44年ころ、
私の祖父と共に秋田の湯沢市の山奥から北海道に移住した。
それから時を経ること70年…。
父と伯父は、生まれ故郷を訪ねたのだ。
※ ※ ※
先祖の墓をお参りし、
縁の人達、従兄妹や遠い親戚縁者を訪ね歩いた。
その時訪ねる所訪ねる所、
秋田のバッパたちは“がっこ”を出して歓迎してくれた。
「がっこして、お茶っこして…」
この特集記事と同じだった。
温かい田舎の歓待だったが、
心に残るルーツの旅だった。
それから45年の歳月が経たが、
先祖が北海道に渡って110数年の時が流れた。