素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

吟詠をYouTubeで楽しむ

2014年10月25日 | 日記
 昨日は、マラソン受付のほかに妻から互助組合への用事と息子からパンクした自転車を修理に持っていくことも頼まれていたので慌ただしい一日であった。幸い今日は二人とも出かけたので一人ゆっくりくつろぐことにした。

 漢詩にふれる日を続けてきたので、何となく吟詠を聴いてみたくなった。一軒とんだ隣のご主人がされているので時々家の中や裏山から聞こえてくる。

 こういう時はYouTubeである。本の中にあった漢詩の吟詠も聞くことができた。気に入った映像は須磨寺の写真をうまく取り入れた「青葉の笛」

青葉の笛~吟詠~


 吟詠を聴いていて、ふと小学校5年生の時の学芸会で「白虎隊」を踊ったことを思い出した。あれは確かに吟詠入りの歌謡曲だった。記憶はあいまいになっているが、1番の歌の後「西~鶴ヶ城を~のぞめば~砲煙~あがる~・・・」と入ったと思う。

 担任のH先生はプライベートな時は踊りのお師匠さんでもあったので練習は厳しかった。毎日毎日切腹していた。それと衣装は自分で用意するようにと急に言われて、母親が伝手をたよって剣道をしている人に借りに走ったこともあった。今思うと「なぜ?」である。

 隣のクラスは勧進帳だった。これがまた見事な出来栄えで、白虎隊はかすんでしまった。

 高校の時は、隣の皇学館大学から時々聞こえてきたとか大学では紛争の最中に一人芝生に立って朗々と吟じていた人がいたことなど連想ゲームのように浮かんでは消えていった。

 記憶の不思議さをあらためて感じてしまった。

 
コメント
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