生きるうえで土台になるのは眠ることと食べることだと思う。自堕落な生活を送っている人が「食っちゃ寝、食っちゃ寝の毎日よ」と自虐的に言うことがあるが、どんな人でもこの2つは欠かせないということだろう。
今までに、いろいろな人の食事法について聞く機会が数多くあった。
例えば、日本の予防医学に貢献し、105才で天寿を全うするまで生涯現役を貫いた医師・日野原重明さんの食事について日野原さんの薫陶を受けた日野原記念クリニック所長で医師の久代登志男さんは 「日野原先生は、100才を超えても毎日のように夕食には肉を召し上がっていました。なかでもビフテキがいちばんお好きだった。奥さまが先立たれた後は、次男のお嫁さんの真紀さんが料理を担当していたのですが、作ることができない日は、近くのお店のうな重を出前するのが恒例だったそうです。それだけ、たんぱく質が豊富な肉や魚をしっかり召し上がることにこだわっていた。朝はブロッコリーなどの野菜をたっぷり摂って昼はクッキーと牛乳。ただし、ご飯は“食べすぎると体に悪いから”と1日1膳までと決めておられた。脂の多いものもなるべく避けるようにしていました」と振り返っていた。
また、現役最高齢85歳で16回目の日本一に挑んでいるボディービルダーの金沢利翼さんは、毎日新聞の取材に「昔は粗食だったが、お年寄りは病気知らずでした。日本人の腸には日本食が最も適している。」と説き、肉や乳製品のたんぱく源は一切口にせず、玄米と十六穀米、納豆に卵入りみそ汁、フルーツという食生活を50歳から30年以上続けていると明かす。足りないたんぱく質はプロテイン、栄養素はビタミン剤でビタミン剤で補う。
今、読んでいる「100年足腰」で巽一郎医師は「からだの正しい使い方」と「食べ方」は車の両輪だと言う。ひざにかかる負担を軽くするためには体重を減らすことが重要で、そのために「食べ方」を変える必要があると言う。
巽さん自身が色々試みた中で成功した方法を紹介している。
①1週間に1日だけ食べない日にする。それを1週間でいちばん忙しい日にする。
➁唾液をしっかり出して食べる。早食いをせず、かみ始めるまでの15秒間食べ物を舌の上に置いた状態で待つ。
➂基本は、ごはん(とくに玄米)と味噌汁に、地元の野菜や青背の魚などの「日本食」
➃腹八分目にして食べすぎない
その人その人の置かれた環境、経験で「食べ方」についての方法はさまざまだと思う。そのまま真似をすることはできない。私は、好きなものを、好きなだけ食べるタイプなのでストイックな食事はストレスを感じる。3度の食事にストレスを感じるのはよくない。取り込んだカロリーは運動で消費するように心がける。よく噛んで腹八分。1日に2度ぐらい空腹を感じる時間帯があるようにする。私の「食べ方」の基本はこんなものだろう。
今までに、いろいろな人の食事法について聞く機会が数多くあった。
例えば、日本の予防医学に貢献し、105才で天寿を全うするまで生涯現役を貫いた医師・日野原重明さんの食事について日野原さんの薫陶を受けた日野原記念クリニック所長で医師の久代登志男さんは 「日野原先生は、100才を超えても毎日のように夕食には肉を召し上がっていました。なかでもビフテキがいちばんお好きだった。奥さまが先立たれた後は、次男のお嫁さんの真紀さんが料理を担当していたのですが、作ることができない日は、近くのお店のうな重を出前するのが恒例だったそうです。それだけ、たんぱく質が豊富な肉や魚をしっかり召し上がることにこだわっていた。朝はブロッコリーなどの野菜をたっぷり摂って昼はクッキーと牛乳。ただし、ご飯は“食べすぎると体に悪いから”と1日1膳までと決めておられた。脂の多いものもなるべく避けるようにしていました」と振り返っていた。
また、現役最高齢85歳で16回目の日本一に挑んでいるボディービルダーの金沢利翼さんは、毎日新聞の取材に「昔は粗食だったが、お年寄りは病気知らずでした。日本人の腸には日本食が最も適している。」と説き、肉や乳製品のたんぱく源は一切口にせず、玄米と十六穀米、納豆に卵入りみそ汁、フルーツという食生活を50歳から30年以上続けていると明かす。足りないたんぱく質はプロテイン、栄養素はビタミン剤でビタミン剤で補う。
今、読んでいる「100年足腰」で巽一郎医師は「からだの正しい使い方」と「食べ方」は車の両輪だと言う。ひざにかかる負担を軽くするためには体重を減らすことが重要で、そのために「食べ方」を変える必要があると言う。
巽さん自身が色々試みた中で成功した方法を紹介している。
①1週間に1日だけ食べない日にする。それを1週間でいちばん忙しい日にする。
➁唾液をしっかり出して食べる。早食いをせず、かみ始めるまでの15秒間食べ物を舌の上に置いた状態で待つ。
➂基本は、ごはん(とくに玄米)と味噌汁に、地元の野菜や青背の魚などの「日本食」
➃腹八分目にして食べすぎない
その人その人の置かれた環境、経験で「食べ方」についての方法はさまざまだと思う。そのまま真似をすることはできない。私は、好きなものを、好きなだけ食べるタイプなのでストイックな食事はストレスを感じる。3度の食事にストレスを感じるのはよくない。取り込んだカロリーは運動で消費するように心がける。よく噛んで腹八分。1日に2度ぐらい空腹を感じる時間帯があるようにする。私の「食べ方」の基本はこんなものだろう。