今日の18時からのニュース「ホット関西」のクイズは、松尾芭蕉の命日に関するもの

終焉の地は、現在の大阪の何筋になるのか?という5択。

小澤實さんの「芭蕉の風景」上・下(ウエッジ)は、やっと下巻に入ったところだが、命日ということで下巻の最後にスキップした。小澤さんが、最後に取り上げた句は「清滝や波に散り込(こむ)青松葉」であった。辞世の句として有名な「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」でなかったのが意外だった。
「旅に病で…」の句は、1つ前で取り上げ、弟子の路通が記録した芭蕉の言葉から、芭蕉はこの句を辞世の句として詠んだのではない。と解説している。弟子の路通は「芭蕉翁行状記」の中で、「平生則ち辞世なり」という芭蕉のことばを記録している。「先生はふだんの句がそのまま辞世の句ですと言っていました。そういう方にどうして臨終の折に辞世の句がありましょうか」と書いている。
元禄七(1694)旧暦11月、今の10月、大坂の南御堂前の静かな家で死の床にあっても、芭蕉の頭から俳諧は離れず、多くの発句を改作してよりよき句に変えていた。「清滝や…」の句が、芭蕉の生涯、最後の改作となったものだ。
「清滝や波に塵なき夏の月」を「大井川浪に塵なし夏の月」と改作。「旅に出て…」の句を詠んだ翌日、弟子の支考にこの改作した句が気に入らないと吐露し、臨終の床で「清滝や波に散り込(こむ)青松葉」と改作したという。この改作の持つ深い意味を小澤さんは述べている。「なるほど!」と思った。
天気予報が長引いてしまって、クイズの答えは3秒で終わり。今日の「ホット関西」は緊張感が走った終わり方であった。

終焉の地は、現在の大阪の何筋になるのか?という5択。

小澤實さんの「芭蕉の風景」上・下(ウエッジ)は、やっと下巻に入ったところだが、命日ということで下巻の最後にスキップした。小澤さんが、最後に取り上げた句は「清滝や波に散り込(こむ)青松葉」であった。辞世の句として有名な「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」でなかったのが意外だった。
「旅に病で…」の句は、1つ前で取り上げ、弟子の路通が記録した芭蕉の言葉から、芭蕉はこの句を辞世の句として詠んだのではない。と解説している。弟子の路通は「芭蕉翁行状記」の中で、「平生則ち辞世なり」という芭蕉のことばを記録している。「先生はふだんの句がそのまま辞世の句ですと言っていました。そういう方にどうして臨終の折に辞世の句がありましょうか」と書いている。
元禄七(1694)旧暦11月、今の10月、大坂の南御堂前の静かな家で死の床にあっても、芭蕉の頭から俳諧は離れず、多くの発句を改作してよりよき句に変えていた。「清滝や…」の句が、芭蕉の生涯、最後の改作となったものだ。
「清滝や波に塵なき夏の月」を「大井川浪に塵なし夏の月」と改作。「旅に出て…」の句を詠んだ翌日、弟子の支考にこの改作した句が気に入らないと吐露し、臨終の床で「清滝や波に散り込(こむ)青松葉」と改作したという。この改作の持つ深い意味を小澤さんは述べている。「なるほど!」と思った。
天気予報が長引いてしまって、クイズの答えは3秒で終わり。今日の「ホット関西」は緊張感が走った終わり方であった。
