「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

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ゲド戦記見ました。

2006年08月13日 | 映画・音楽
うーーーーーん・・・・どうでしょう? 原作は5部作で、そのうちの第3部を中心に一部と二部と四部などのエピソードを織り交ぜながら、無理やり作った感がありますね。

ゲドをはじめ、「命」の大切さを語る言葉が多すぎて・・・説得じみていて、くどかったですね。

やはり2時間ほどで描くには大作過ぎたのでしょう。

今回はジブリとはいえ、息子さんの吾郎氏が監督として腕を振るわれたそうですが・・・

まぁ率直に言って、今でのジブリ作品は・・・
「もののけ姫」でピークを迎えた画像の美しさ、色使い、アニメーション。
「千と千尋の神隠し」で絶賛されたストーリー展開の素晴らしさ。
僕はあまり評価してませんが、「ハウルの動く城」で、以前からある原作本からの作品の描き方にジブリテイストを加えた完成度。

それぞれに共通した画像の美しさは特筆すべきものがありましたよね。

今回の「ゲド戦記」はストーリーが壮大すぎて、描ききれていなかったですし、いっそ1・2、3・4、5と3回に分けてやるべきだったのでは?と思ったりもします。

でないと、本当のゲド戦記を通して著者・アーシュラ・K・ル=グウィンが伝えたい部分が伝えきれないと思いますよ。

そして、何より気になったのは、画像の荒さですわ。 「風の谷のナウシカ」ぐらいまで戻ったような気がします。 

これからのジブリはどうなっていくのでしょうか?

でも過去には素晴らしい作品を連発しましたよね。 そんな中でも・・・

僕のジブリランキング トップ5

5位 天空の城ラピュタ
4位 火垂るの墓
3位 もののけ姫
2位 千と千尋の神隠し

そして、輝く第1位は!!

風の谷のナウシカですよ! これほど素晴らしい完成度の作品はないですよね。
映像、ストーリー、エンディングなどなど・・・本当に素晴らしい作品ですよ。