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うーん・・・『十角館の殺人』by綾辻行人

2015年02月05日 | 小説レビュー
『十角館の殺人』by綾辻行人

~十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。「BOOK」データベースより


「最後に、大どんでん返し小説!」という特集の中にあった「十角館の殺人」を図書館で見つけたので、早速借りてきました。

まさに「本格派ミステリー」といわれる通りの内容でした。
孤島で順番に人が殺されていくという話で、最後に「ええっ!あの人が犯人!?」という感じで、最後の章で全てのトリックが暴かれます。

まぁホントに良く練られたストーリーで、最後のネタバラシからエピローグへと・・・物語は綺麗に終わります。モヤモヤしたところは一切なく、納得のエンディングです。

でも・・・、

何故か心に残りません(T_T)
綾辻さんの作風が全てこんな感じなのか?また別の作品を読んでみなければわかりませんが、やっぱり僕は登場人物に感情移入できる作品の方が好きですね!

小説好きの友人と話していたんですが、「ハチワンダイバーやないけど、『本の中にダイブする』って感覚になれると一気に読めるねぇ!」ってな感じになれる本が僕は好きですな!

★★☆2.5です。

というわけで、現在、東野圭吾に戻って(^_^;)『使命と魂のリミット』を熱読中です!