~「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。
とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。「BOOK」データベースより)
物語の導入部の「何っ?何が始まるんっ!?」と思わせるところから、クローズドサークルに入ってからの摩訶不思議な緊張感までは良かった!
ビリビリと突き刺すような恐怖感が増し!いよいよ主人公にも危機がっ!?
しかし、高めに高められた緊張感が、何故か終盤に差し掛かる頃には、ホワーンと弛緩してしまいます(T_T)
岩井とのやりとりは面白かったのですが、エンディングを迎えても「10億?」や、「主催者」についての説明不足感や、オチの付け方に疑問符が付きます。何となくモヤモヤした気持ちで本を閉じました。
酷評して申し訳ないのですが、ただ単に僕が「密室ミステリ」が、あまり好きになれないだけかも知れませんので、ご寛容のほどを。
★★☆2.5です。
とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。「BOOK」データベースより)
物語の導入部の「何っ?何が始まるんっ!?」と思わせるところから、クローズドサークルに入ってからの摩訶不思議な緊張感までは良かった!
ビリビリと突き刺すような恐怖感が増し!いよいよ主人公にも危機がっ!?
しかし、高めに高められた緊張感が、何故か終盤に差し掛かる頃には、ホワーンと弛緩してしまいます(T_T)
岩井とのやりとりは面白かったのですが、エンディングを迎えても「10億?」や、「主催者」についての説明不足感や、オチの付け方に疑問符が付きます。何となくモヤモヤした気持ちで本を閉じました。
酷評して申し訳ないのですが、ただ単に僕が「密室ミステリ」が、あまり好きになれないだけかも知れませんので、ご寛容のほどを。
★★☆2.5です。