〜別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。
ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。
はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー。「BOOK」データベースより
『福島で大きな地震が発生し、多くの死者が出た模様・・・、』という部分を読んで「東日本大震災のあとで、こんなんよう書くわ」と、思っていたら、なんと!震災の四年ほど前に書かれていたんで、二度ビックリ( ̄□ ̄;)!!しました。
ネット上では、「山田悠介氏は預言者ですか!?」ってなことも言われています(^_^;)
さて、ストーリー的にはハートフル・ミステリー・ファンタジーですf(^_^;
『かなり泣ける』との触れ込みやったんですが、全然泣けませんでした(-_-;)
冒頭の後藤田氏や紀子との絡みのあたりでは、「おおっ!これはなかなか面白そうな展開ちゃうの!?」と期待を寄せましたが・・・。
とある仕事上のアクシデントの後、主人公である悟の感情の起伏や変化に、「(; ̄Д ̄)?」と思うところが多くあり、全く感情移入出来ませんでした。
列車事故で亡くなった妻・亜紀との関係は、別居中であり、何年もかけて冷めきっていて、それを通り越して、お互いに憎しみさえ抱き合うような関係でした。
妻の死後、息子の裕太との暮らしの中でも何かしら、うすら寒いものが漂い、義父・義母、実父などの行動やセリフにも深さが感じられませんでした。
そして、キーパーソンである宮前春子が出てきたあたりから、もう萎えてしまって・・・(-_-;)
妻のことは全く愛してもいなかったはずなのに、急転直下、しかも他人の力(4歳の息子も含む)によって、真実の愛に気付く・・・みたいな(-_-;)
まぁ、ファンタジーなので、ある程度、寛容の心をもって読んでいるとはいえ、いろんなところに無理があり過ぎて、「そんな奴おらんやろ?」と、中盤からは気持ち的な盛り上がりはなく、文字を追うだけとなりました。
いよいよクライマックスを迎え、真相が明らかになりますが、あえて言わせてもらえば、もう一捻り欲しかったですね( ̄~ ̄;)
最後のデートや、お別れの場面でさえも、すでに僕自身が冷めきってしまっていたので、つまらない気持ちのまま、読了となりました。
絶賛してる人もかなりおられるみたいなので、あまり酷評は避けたいのですが、僕には合わなかったですね。
★★☆2.5です。
ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。
はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー。「BOOK」データベースより
『福島で大きな地震が発生し、多くの死者が出た模様・・・、』という部分を読んで「東日本大震災のあとで、こんなんよう書くわ」と、思っていたら、なんと!震災の四年ほど前に書かれていたんで、二度ビックリ( ̄□ ̄;)!!しました。
ネット上では、「山田悠介氏は預言者ですか!?」ってなことも言われています(^_^;)
さて、ストーリー的にはハートフル・ミステリー・ファンタジーですf(^_^;
『かなり泣ける』との触れ込みやったんですが、全然泣けませんでした(-_-;)
冒頭の後藤田氏や紀子との絡みのあたりでは、「おおっ!これはなかなか面白そうな展開ちゃうの!?」と期待を寄せましたが・・・。
とある仕事上のアクシデントの後、主人公である悟の感情の起伏や変化に、「(; ̄Д ̄)?」と思うところが多くあり、全く感情移入出来ませんでした。
列車事故で亡くなった妻・亜紀との関係は、別居中であり、何年もかけて冷めきっていて、それを通り越して、お互いに憎しみさえ抱き合うような関係でした。
妻の死後、息子の裕太との暮らしの中でも何かしら、うすら寒いものが漂い、義父・義母、実父などの行動やセリフにも深さが感じられませんでした。
そして、キーパーソンである宮前春子が出てきたあたりから、もう萎えてしまって・・・(-_-;)
妻のことは全く愛してもいなかったはずなのに、急転直下、しかも他人の力(4歳の息子も含む)によって、真実の愛に気付く・・・みたいな(-_-;)
まぁ、ファンタジーなので、ある程度、寛容の心をもって読んでいるとはいえ、いろんなところに無理があり過ぎて、「そんな奴おらんやろ?」と、中盤からは気持ち的な盛り上がりはなく、文字を追うだけとなりました。
いよいよクライマックスを迎え、真相が明らかになりますが、あえて言わせてもらえば、もう一捻り欲しかったですね( ̄~ ̄;)
最後のデートや、お別れの場面でさえも、すでに僕自身が冷めきってしまっていたので、つまらない気持ちのまま、読了となりました。
絶賛してる人もかなりおられるみたいなので、あまり酷評は避けたいのですが、僕には合わなかったですね。
★★☆2.5です。