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あまり特筆すべきものは「最後の息子」by吉田修一

2017年09月12日 | 小説レビュー
~新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは…。
第84回文学界新人賞を受賞した表題作の他に、長崎の高校水泳部員たちを爽やかに描いた「Water」、「破片」も収録。爽快感200%、とってもキュートな青春小説。「BOOK」データベースより


吉田修一作品の短編集です。僕は吉田修一贔屓なんですが、今作はイマイチでしたね。

「最後の息子」も「破片」も、あまり感じ入る点はありませんでした。唯一「Water」だけが輝きを放っていましたね。

どれも、若い少年~青年男子が主人公なんですが、みな一様に不器用で、ガキっぽくて、「俺もこんなんやったかなぁ~」と思ったりもします。

でも「ホモ」ではありません(^-^ゞ

まぁ特に感想はありませんねぇ。
少なくとも、『爽快感200%』は大袈裟で、「Water」でも爽快感80%ぐらいでしょ(^_^;)

★★★3つです。