続・知青の丘

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

アンモナイトの特別展 (於:熊本大学化学実験場)

2024-12-18 18:01:39 | つれづれ
先日の熊大散策の日には
もう一つ面白いところに入り込んでいました。

立看の「アンモナイト」の文字が目に入り
とてもそそられて

五高記念館と同じ明治期の建築物である
化学実験場(1889年・明治22年)へ~

当時最新技術を取り入れた階段教室
採光にも工夫があるらしい
勝手に写真撮影し、
廊下を奥へ進むと
青年が一人で受付していて
名前を書いて入室~
(写真撮影OK)

なんせ
中生代(3億5000万年前後)の生き物の化石

貝がらの成分が残っているところが
キラキラしているのだそうだ。
イカやタコの仲間に近いと書いてあった。


オウムガイは形状からしてもアンモナイトに近そうだ。

北海道産


異常巻きのアンモナイト(北海道産)

 〃 (北海道産)


「直角石」型の棒状アンモナイト(ベトナム産)


きれいだなおもしろいなと感じたのを
テキトーに撮ってきたので
九州産のものは撮れていませんが
九州では、甑島や天草から出土したとのことでした。

アンモナイトに異常巻きがあるのを初めて知り
感激しました!

この展示は、12月22日までとなっています~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
事情があって研修旅行を断念したので
ブログ書いています。
このアンモナイトたちをUPしておきたかったので
ちょうどよかったです。
コメント

「八雲の袖に触れてみる」(『We』第17号より)

2024-12-17 18:57:30 | 俳句
熊大の構内を散策すると
漱石像や小泉八雲レリーフに会うことができる。
先ずは、漱石像


そして、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
彼はいつも左向きの顔しか見せない~

<これら写真3枚は、2024年12月14日撮影>

此処からは、熊本八雲会のイベント「ハーンツアー」に
参加して記した、拙文「八雲の袖に触れてみる」です。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

愚息と今までに飲んだ日本酒の中で
一番美味しかった「流輝」(税込1936円)

2千円以内で美味い酒みつけよう~
ということで、
この酒を飲むまでの暫定一位は
「雪椿」だったがー

コメント (2)

菊文研日帰り研修旅行「津波碑探訪」(2024・11・22)

2024-12-07 14:39:09 | 古墳・菊文研
俗にいう「島原大変、肥後迷惑」は、
旅行当日配布資料によると、
寛政4年(1792年)4月1日、
雲仙普賢岳東側の眉山の山体崩壊によって
発生した多量の土石流が有明海に流れ込んだことから起こった。

場所によっては20メートルを超える大津波が、
対岸の天草諸島と熊本平野沿岸部を襲い、
多数の溺死者や流失家屋など生じせしめ大惨事となった。

沿岸部の玉名郡、飽田郡、宇土郡の
溺死者3943人、流失家屋等2192件
(肥後藩特有の行政区分「手永」ごとに調べた数字)
「手永」は、「郡」と「村」の間の行政区分で、
自治的な単位ということだ。
肥後藩全体では5500人ほどの被災者となっている。

有明海沿岸の「津波碑」つまり
溺死者の「津波供養碑」や後世への「津波教訓碑」、
津波の到達を示す「津波境石」、漂着死者を葬った「墓」を
いくつか見て回るのが今回の研修旅行だった。

この4つの分類方法の他に
「一郡一基の塔」と呼ばれる肥後藩が公的に建立したもの
(同年9月に宇土、飽田、玉名に3塔)と
村人たちが寄付を募ったりして建てたものとがある。
多額の寄付をした者には、武士身分が与えられたりしたようだ。

蓮光寺
(熊本市西区河内町船津)
●津波供養碑(同寺門にある)安山岩

●津波教訓碑(1795年乙卯十月)
熊本市西区河内町船津

4面には、その時の様子と
(三面冒頭)「慾にひかれず速ににげ去りし者のみ危き命たすかりて
後日国政乃あつき御惠をこうふりもとのことく舎屋たてならべ産業に復し・・・」と記されている。
もともとは、衆目を集めるため街道沿いにあったが
移築されたそうだ。


●津波留石/津波石(天草市有明町大島子字壱町田)
津波がここまで到達したよ、と
今後の為に置かれた砂岩
標高12メートルの位置にある。

天草諸島の被災死者は、
現地での説明の市職員さんによると
343人だそうだ。
天草にある供養碑は
溺死して漂着した人を葬ったものが多いようだ。

●津波供養碑(一郡一基の塔)
宇土市戸口町、1792年9月


JR三角線網田駅


●扇崎千人塚供養碑(一郡一基の塔)
1792年9月建立
玉名市岱明町扇坂千人塚


一郡一基の塔は安山岩で建立され、
そのほか漂着した死者の御霊を村人が葬ったものには
自然石(砂岩)が多い。

こういう津波碑と呼ばれるものは
当日配布資料によると
県内全部で49基あるようだ。

***
山さけてくだけ飛び散り島若葉 虚子

昭和30年5月14日空路で福岡入り
二日市、柳川から熊本、島原、長崎へ向かう途中で、
この「島原大変」に思いをはせつつ、
5月17日に高浜虚子が詠んだ句。

松田ひろむ編『定本虚子全句』
(2019年第三書館刊、
初版は2018年初版)より


*************
当日は、県立装飾古墳館を8時半に出発で
自宅を6時45分に出発。
いつもより1~2時間早く起きねばならないので
時間が気になってあまり眠れなかった。
が、文化財に詳しい県職員の方が
同行して説明などしてくださるので
こういう機会は逃したくなくて頑張った。

当日朝、古墳館の大賀ハスの枯れ具合

次は、
12月18・19日の宮崎一泊研修旅行だ!!
地下式横穴墓や、装飾横穴墓、生目古墳群などの見学になっている。

コメント (2)

「土偶のはなし②」By 植昌 (俳句短歌誌『We』18号より)

2024-12-02 14:52:44 | 俳句
土偶のはなしの2回目は
合掌土偶でした!
水温む祈りに栗の芽の出でて 
文と写真は植木職人の植昌さん

植昌さんは、
土偶には食糧となる植物のモチーフが
必ずあるという自説の持ち主です。



We19号では
いよいよ、「縄文の女神」の登場です!
そして、植昌さんは、どんな植物モチーフを
考えたのか
乞うご期待と言ったところです。



コメント

とても気になる青い実は

2024-11-18 17:12:37 | 俳句
いつもの近所の散歩コースに
青い実をつけた木があり
見るからに南方系の木のよう

白い花が
その下の方に青い実が
何の木か知りたくて知りたくて
写真検索しようと
今朝行ったら
運よく畑に女性がいたので聞いた~

「青パパイヤ」
だそうで
苗ポットで40センチほどのを500円位で買ってきて
一年程たったら、こんなに大きく育ったらしい。
実はあまり美味しいものではないとのこと。

けっこう、通りすがりの人から尋ねられるそうで。
「名札付けてください」
とお願いしてきました。
散歩していて、珍しい木に出合うと
よく思う。

話変わって、
昨夜、岩手の日本現代詩歌文学館の
「怖い俳句」大会のイベント
(宮部みゆき、夏井いつき、神野紗希、高野ムツオのシンポジウム)
に行かれた福島のS・K氏から
「激写してきましたよ」
と送信してくださいましたので
記念にUPしておきます。


カムサハムニダ!
最近観た韓ドラメモ
*イ・ジョンソクの
「ピノキオ」(2014)
「君の声が聞こえる」(2013)
「ドクター異邦人」(2014)
*キム・ナムギンの
「悪の心を読む者たち」(2022)
「熱血司祭」(2019)
*「その男の記憶法」(2020)ムン・ガヨンが美しかった
*「シークレットガーデン」(2010)2回目
日本の寿限無寿限無!?の韓国版みたいな呪文?が面白い

*日本のアニメ「薬屋のひとりごと」

気晴らしにアベマ無料を活用しているので
いっぺんに沢山観なくて済む
他にも色々やりながらだから
ちょうどいい~

そろそろ、
添削教室の俳句が送信されてくるので
そちらに集中しまーす

コメント (4)