マグカップ

猛暑連続が過ぎてくれてありがたいですが、やっぱり暑いです。
そろそろ窯たきもしたいので、もうすこし涼しくなってくれると嬉しいなぁ。

ここ数日はマグカップを制作中。
オーダーいただいたものも含めての制作中なのですが、いまいちピンと来ず、作業のすすみが悪かったです。

釉薬を厚く乗せたいのに、緻密な土を使いすぎたかも？というのが気になるポイントでした。
作り直すには、土の調整から入らなくては・・・と一瞬ためらう。

こういうときは、気持ちよく作り直せば後悔ないです。
作り直すことを決めた後は、作業は気持ちよく進みました。



まあるく、取っ手が大き目のタイプ



シンプルですが、使いやすさ優先の形


かなり大き目で、たくさんがぶ飲みしたい人向け。やや厚手



同じく、おおきめで、取っ手も広めで、手の大きい人にも使いやすい仕様。



こちらは、取っ手。
多めに作っておいて、しっくりくるカーブの部分を使います。

最近は、以前よりカップ類の作りに軽さを求めなくなりました。
手にしたお客様が思わず「軽い！」というくらいのものを作ってきたのですが、最近の需要はそれよりも手作りらしい風合いや、強度があり、長く使えるものという方向にシフトしてきたと感じています。

自分自身の趣味もだんだん変化しているように思います。

技術をアピールするような作品作りもいっときありましたね。
最近はそういうものがだんだんなくなってきたように思います。


というわけで、オーダー作品用に再びろくろを回すと、こちらも気持ちよく作業が進みます。
形も、最初よりご依頼のイメージに近づいたように思います。
（こちらは画像なしです。）
気に入ってもらえる作品にしあがりますように。