陶芸ブログ「ひとりごと」

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旧作品紹介

2009-08-16 | Weblog
出窓に、ひまわりが一輪飾られており、あまりに懐かしい花瓶が使われていました。

これは、私がろくろを始めたばかりのころの作品です。

この程度(13cmくらいかな)の高さまであげるのがやっとだった頃。
ゆがんでしまったのを誤魔化すために、よりゆがみをつけて、手についたドベをくっつけて、削らずそのまま花瓶にしたものです。

釉薬は先生が作ったもので、園芸で使うケト土をベースに長石等と、古代ゴスを少々加えたと言っていたものです。

古代ゴスを加えないと、もっと素朴な風合いの色になります。
酸化でほんのり黄みがかったマット調、還元で乳濁した淡い緑っぽい色になりこの頃良く使っていました。

この花瓶、庭に咲いた花などをちょっと活けておくのに重宝なんだそうです。

ろくろの初期の頃、一輪挿しを大量に作ったので、実家に余ってるかとおもいきや、いつの間にか誰かしらの手に渡っていたんですね。

残ってっているのは本当にわずかでした。

そういえば、最近一輪挿し作っていないのでまた作ろう。

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