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旅行記、世相独言

乱交パーティと殺人と - S.F.&L.A. - (異文化体験7 世界一周の旅11)

2010年08月11日 00時26分48秒 | 異文化体験_北米
(写真はクリックで拡大します)


乱交パーティと殺人と -S.F.&L.A.-  1985.3.3~6

サンフランシスコ・金門橋

 アトランタ経由サン・フランシスコ到着は、深夜に近い時間帯。ホテル・ラマダ・ルネッサンスは比較的新しいホテル。緯度を少し北に戻した分、初夏から春に逆戻りだがそれでも気持ちの良い気候である。


      サンフランシスコの宿舎、ホテル・ラマダ・ルネサンスは、比較的新しいホテル

 ケーブルカーは、1982~84年の全面修理が終わり、チンチンと小気味良い音を鳴らして市民の重要な足となっている。時間制を導入した1$の乗車券で港まで行く。
Pier39界隈は月曜の朝という事もあって人通りは少ないが、何時来ても楽しい所である。
次に行くハワイで着るものやお土産を買おうとO、N氏とショッピング。小生はフード付きトレーナーを購入。チャイナタウンにも足を運び、飲茶の昼食。午後はお仕事である。


  
 前回訪問時は修理中で走っていなかった名物のケーブルカー、右は時間制を導入した1ドル乗車券


 いつ来ても楽しいPIER39界隈

  
S.F.のウォーターフロントを見下ろす、有名な花壇に彩られた七曲の急傾斜の道「ロンバードストリート」


 この日の深夜、何やら騒がしい音で目を覚ます。隣室からキャッキャと言う若い女性の声、男の声も混じっている。頻繁に出入りするドアの音。これでは眠れたものではない。いい加減にしろ!とドアスコープから外を伺うと、ネグリジェ姿の18~19歳くらいの女の子が数名出たり入ったり。30分もすると静かになったが、それはそれで気になるもの。なにせ入った女の子達が出てこない。ツインベッドの部屋。しかも男もいる。

 隣の部屋で乱交パーティ???

ん、乱交パーテイ?? 隣室の様子を伺うとなにやらひそひそ声に混じって、喘ぎ声も。こうなるといよいよ眠れたものではない。アガサ・クリスティでも読めば、そのうち眠れるだろうと読み始め、案の定うつらうつらしかけた時、又もやドタン・バタンが始まった。一人の女の子がもう一人の女の子に抱きかかえられ、お互いネグリジェの裾を大きく乱して、よろけるように部屋から出て行ったのである。もう我慢ならん、フロントに電話をと思ったが、反面野暮なことをするのもどうかと思案する。その後は何の騒ぎもなく、こちらもいつの間にか眠ってしまった。What's happened?

 翌朝、近隣の部屋の仲間が皆眠そうな目で、「昨夜はやかましかったなあ!」「同感!」。乱交パーテイ説が圧倒的多数を占めた。朝飯に近所のハンバーガー屋に向かうと、警官がうろうろ。どうしたのか?と聞くと、なんと!ホテル横の路上で昨夜、おじいさんが強盗に射殺されたと言う。ホテルの内・外でなんとも騒がしい、サンフランシスコの夜であった。



ロサンジェルス、プライムリブで有名な「Lawry's」、今回はすっかり日本人客が増えていた


 ロサンジェルスは今回で3回目。着いた日の夜は以前行った例のプライムリブの店「Lawry’s」へ。客筋が前回と大幅に異なり日本人の多いこと。向こうも日本人と見ればニコニコである。精算の段になってチップまでいくらと勝手に決めてきたので腹が立って、こちらで10%程度の数字でサイン(もとは18%)。 甘く見るんじゃない!

 西海岸での仕事は終了!(リトル・東京にて)

 翌日は地元のエネルギー会社を訪問、これにて西海岸での仕事は終了。
次はいよいよ最終旅程に。いざ行かん、楽しみにしているあこがれのハワイへ!




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