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昨日は、朝からブログのカテゴリーを見直し変更した。
過去のブログを読んでいると面白くてついつい読み進め時間がたった。
ブログには、「このブログの人気記事」という、よく読まれた過去の私のブログがランキングで表示されるが、最近のものが多く、私から見れば大したことがないものが多い。
そんなものよりもっと面白い記事や、まともに分析・考察・評価を加えた記事も存在し、最近ではほとんどが、昨日記の中で関連事項として、後ろの方で分析考察を加えたものが多い。
そうしたものの中には、加筆修正してエッセイとか、分析論考にしたいものもある。
後日、以前のブログの「村ぶろ」も含めて、先ず自薦集をブログに掲載し、その後自分のHPに掲載したいと思うが、今でもHPは休止中だし、自分が行いたい研究や勉強や練習も出来ていないので、夢に終わるかもしれない。
午後は、副食の食材を買い集め、夜に当面必要な副食2食分を仕掛の副食を使って完成させた。
その間昨夜11時からNHKEテレでパリ白熱教室に見入った。
トマス・ピケティ教授の「21世紀の資本」だ。
翻訳される前から、この本が世界中で大人気になっているという報道や書評を目にしていて、興味を持っていた。
そして昨日夜、番組表を見てすぐに予約録画を入れ、更に始まると副食作りの作業をしながら、手を止めて、グラフ等を見入ったりした。
教授は想像していたよりはるかに若かった。
しかしその内容は、現代的で実証的データに裏打ちされていて、そのデータを得るため各国を訪問し政府と掛け合ったりしていることを話していた。
研究手法は、マルクス理論は統計が十分そろっていないので、かなり演繹的要素が強いが、「21世紀の資本」では、データーから格差等の構造を分析する、帰納法的手法がとられている。
これは、ハンチントン教授の「文明の衝突」とも似た方法論を感じるが、帰納法的な面で共通しているので当然だが、同時に数式も使用していて、ケインズ理論程数理的ではないが、よく似た構造も持っている。
今後格差問題を語る場合、こうした実証的考えを理解したうえで論じるべきだろう。
無論格差問題には、ピゲティ教授が明らかにしているマクロ的問題と個別の状況におけるミクロの問題があり、両面から考え解決を図る必要があるだろう。
とにかく面白かった。
世間での評判どおり、10年に一度の経済学書と評価する学者もいるほど、経済学史に残る可能性の高い理論のようだ。
彼の「21世紀の資本」みすず書房を読みたいが、何しろ5940円と高いので、買えない。
多分図書館に入っても、人気が高く予約殺到するだろう。
番組中、学生からマルクス理論との関係を質問されたが、格差・富の不公正という観点の分析で大きい意味で関連したものだと教授は答えていたが、マルクス理論を研究したものではなく、教授のオリジナルの格差問題や成長との関連や公共財との関連等データを基に多岐の分析を行っていて、社会構造と経済の関係を明らかにしているようだ。
来週もこの研究は誰もがノーベル賞級と認める研究であろうが、初めて、全く新しい経済の見方に接して、興奮した。
昨年、同じEテレでマルクスの資本論の解説番組があったが、それと比較してやはり経済学は、どんどん進歩していることを実感した。
昨日は、朝からブログのカテゴリーを見直し変更した。
過去のブログを読んでいると面白くてついつい読み進め時間がたった。
ブログには、「このブログの人気記事」という、よく読まれた過去の私のブログがランキングで表示されるが、最近のものが多く、私から見れば大したことがないものが多い。
そんなものよりもっと面白い記事や、まともに分析・考察・評価を加えた記事も存在し、最近ではほとんどが、昨日記の中で関連事項として、後ろの方で分析考察を加えたものが多い。
そうしたものの中には、加筆修正してエッセイとか、分析論考にしたいものもある。
後日、以前のブログの「村ぶろ」も含めて、先ず自薦集をブログに掲載し、その後自分のHPに掲載したいと思うが、今でもHPは休止中だし、自分が行いたい研究や勉強や練習も出来ていないので、夢に終わるかもしれない。
午後は、副食の食材を買い集め、夜に当面必要な副食2食分を仕掛の副食を使って完成させた。
その間昨夜11時からNHKEテレでパリ白熱教室に見入った。
トマス・ピケティ教授の「21世紀の資本」だ。
翻訳される前から、この本が世界中で大人気になっているという報道や書評を目にしていて、興味を持っていた。
そして昨日夜、番組表を見てすぐに予約録画を入れ、更に始まると副食作りの作業をしながら、手を止めて、グラフ等を見入ったりした。
教授は想像していたよりはるかに若かった。
しかしその内容は、現代的で実証的データに裏打ちされていて、そのデータを得るため各国を訪問し政府と掛け合ったりしていることを話していた。
研究手法は、マルクス理論は統計が十分そろっていないので、かなり演繹的要素が強いが、「21世紀の資本」では、データーから格差等の構造を分析する、帰納法的手法がとられている。
これは、ハンチントン教授の「文明の衝突」とも似た方法論を感じるが、帰納法的な面で共通しているので当然だが、同時に数式も使用していて、ケインズ理論程数理的ではないが、よく似た構造も持っている。
今後格差問題を語る場合、こうした実証的考えを理解したうえで論じるべきだろう。
無論格差問題には、ピゲティ教授が明らかにしているマクロ的問題と個別の状況におけるミクロの問題があり、両面から考え解決を図る必要があるだろう。
とにかく面白かった。
世間での評判どおり、10年に一度の経済学書と評価する学者もいるほど、経済学史に残る可能性の高い理論のようだ。
彼の「21世紀の資本」みすず書房を読みたいが、何しろ5940円と高いので、買えない。
多分図書館に入っても、人気が高く予約殺到するだろう。
番組中、学生からマルクス理論との関係を質問されたが、格差・富の不公正という観点の分析で大きい意味で関連したものだと教授は答えていたが、マルクス理論を研究したものではなく、教授のオリジナルの格差問題や成長との関連や公共財との関連等データを基に多岐の分析を行っていて、社会構造と経済の関係を明らかにしているようだ。
来週もこの研究は誰もがノーベル賞級と認める研究であろうが、初めて、全く新しい経済の見方に接して、興奮した。
昨年、同じEテレでマルクスの資本論の解説番組があったが、それと比較してやはり経済学は、どんどん進歩していることを実感した。