今年最後の授業・補講

2007年12月25日 | 心の教育

 ここのところ、物理的にも心理的にも忙しい日々で、ブログ記事を書いていませんでした。久しぶりに書きます。

 今日、H大での今年最後の授業で、しかも補講でした。

 冬休みに入ったので出席にカウントしないことにしたら、案の定、出席者は40名弱でした。

 しかし、それだけ本気の学生たちが残ったということなので、かえって気持ちよく話すことができました。

 聖徳太子『十七条憲法』の第四条から第七条まで。

 「きみたち若い世代が日本を平和と調和の国にしなければ、このままだとほぼ確実に、きみたちの国がダメになってしまうんだよ」と熱いメッセージを送りました。

 次のような感想文を書いてくれた学生がいました(改行は筆者)。


 クリスマスという世間ではお祭りムードのこの日に補講なんて……と思っていたが、やはり出て良かったような気がする。

 今日のように世間が浮かれている日に、聖徳太子憲法を読解するとは素敵ではないか。

 やはり、今日という日に学んだ事で得た物も大きいと思う。

 そして内容であるが、正直心打たれるものがあった。

 今まで様々な人物、それこそヒトラーやゲバラなどの政治理念を読んできたが、聖徳太子ほど理想が高く、美しい政治理念は見た事がなかった。

 このような理念が太古の日本に存在した事が知れて、今日は本当にスバラシイ体験をした。


 こういう感想文を書いてくれる若者が少しでもいるかぎり、日本もまだ捨てたものではないと思います。

 今年の一字が「偽」であるような日本を、大人も若者も協力してみんなで変えていきましょう。やれば、できる!


 なせばなる なさねばならぬ なにごとも ならぬは ひとのなさぬなりけり  (上杉鷹山)


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コメント (2)
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