三度目の秋

2015年09月07日 | 日々の暮らし


 滝宮に来て三度目の秋になりました。

 最初の秋に買った小さなダルマハギの苗が、一年で大きく育って、去年の秋もみごとな花盛りを見せてくれましたが、今年も今7、8分咲きといった感じで、数日で去年以上の満開になりそうです。

 けっして派手すぎることはないのに華やかで、しかも可憐な感じがとても気に入っています。

 これからしばらく、庭に出る度に、秋の風情を楽しませてくれるでしょう。

 ……と書くと、ひたすらのどかに暮らしているかのようですが、実はここのところ主な仕事としては『サングラハ』に掲載した『金剛般若経』全文講義の推敲をしていて、読み直す度に直したくなってなかなか進まず、そういう意味では苦しんでいます。

 東京での講義のための『摩訶般若波羅蜜経』の学びも続いていて、般若経典は学べば学ぶほど深く、ここまでわかればもうこれで決定稿が書ける、というふうにならないのです。

 この状態はいつまで続くのでしょう。

 しかし、自分としてはちゃんとまとめておきたいので、これでひとまず終わりと思えるところまで、やるしかなさそうです。


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