THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

闇の中の光

2010-04-02 20:06:10 | セッション記録
長い間・・・私は道を彷徨っていた

何度も何度も、自分が生きている意味を見出そうと・・・・・

見つけられない日が続いていた

私は諦めることはしなかった

この問いかけについては長い間、何度も私に答えは訪れた
それなのに、今になって、どうしても違う意味で真の問いかけを
私は私に問いかけ続けていた

生きている意味を見出さなければ、生きることができない

そんなふうに思っていた

真っ暗な闇の中を、私は歩いていた
大きなものを失い、仕事もする気になれず・・・喪失感と無常という儚さに
押しつぶされそうだった

過去・・・こんなことは何度となく訪れたはずだ
でも今回は何かが違う


3月30日・・・満月がやってきた

私は車を走らせていた

朝から、なぜかエッセネ派について調べたくなって
一日かけて調べていた

以前、オーラソーマをされているある方から、受け取ったギフトが
B011花の鎖 / エッセネボトル Iだったのを思い出していた

なぜ今、このことを調べたいのだろう?

心の赴くままに・・・私はエッセネ派と繋がっていった

イエスが来るのを準備したとも言われているこのグループと
私がどう繋がっているのかが知りたかったのだ

私の過去生で、イエスに直接頭を撫でられた場面がある
私はまだ小さな女の子で、夕陽が空と世界を染めていた
これは私の師に直接教えられた過去生だ

私が一日で最も好きな時間がある
その時間がこの夕方

私の夕方とは・・・・午後3時~始まる

光を見ながら、私は世界の命のすべての誕生と死・・・そして廻るめく自然の畏敬の中で
今という瞬間の尊さと、息をする度に愛しさが流れてくる時間

この時間は私と神との対話・・・
私が完全に繋がる時間なのだ

イエスに触れたその時のことを、魂が無意識で思い出すのだろう

車を走らせながら、ふと前を見ると雪で覆われた山々が、声をかけてくるかのようだった

完全に包まれていた
祝福を受けているかのようだった

山は、私という存在を受け取っていた
そして私も山を受け取っていた

こだまのようだった

お互いに一つになっていった

その日、ある人から不思議な話を聞いた
今日は春分から初めての満月・・・この日はイエスが最後の晩餐をした日なのだと。
そして、この日はなぜか分からないけれど、世界中のマスターや聖者、宗教の中心となる人々が、世界の平和のために祈りを捧げるのだと・・・・・・・・・・

私は地球が祈りで包まれていくのを感じていた

すべての存在と完全に繋がったのを感じていた

天上の音楽と地上の奏でる音が混じりあい・・・・完全なるハーモニーを奏でているのを
私は聞いていた

私の問いかけは終わった

私の心は雲ひとつなく晴れていた
闇と光が溶け合い、私はただここに存在する

無と感謝だけが広がっていった

長い旅は終わり、又新しい旅が始まる
永遠に終わることにない魂の旅を私はしている

人生のすべての出来事が、かけがえのない時間なのだと
そしてそのどれもが、私という存在に繋がり、私を生きているのだ

私はまるでお婆ちゃんになったかのように目を細め・・・
息を吸った

これが最期の息のように・・・私はその息を愛しく、勿体無さげに味わった

痛みと哀しみ、苦しみさえも生きること

そしてそのすべてが神からの贈り物なのかもしれない

私は再び暗闇の中に入っていき、光を見つけ出そうとしていた
「冒険者よ・・・」

下りてくるその声に耳を澄ませていた