今日は秋分の日・・・
シャーマニズムでいうなら切り替わりの時を意味する
春に蒔いた種を収穫し刈り取る時期
様々な形で噴出す
そして噴出すということは、とてもいいことなのである
ここのところお騒がせしている高校生の娘の光希ちゃんが
3日前から突然の40度の高熱
薬を飲んでも下がらず、40度の高熱は娘の頭を直撃していた
薬を飲んだのにもかかわらず、どんどん熱は上がる一方で
ふと死の予感がよぎる
このまま続けば脳がおかしくなる
その晩は冷やすのに手一杯で眠れなかった
私の仕事はピークを迎えていて、山積みの締切間際の仕事と
心労が重なり、私は自分を責め始めていた
様々な光景が蘇る
学校に行かない姿にイラついて怒ったこと
気にかけてあげられなかったこと
もしこのまま下がらなかったら・・・・などなど
どんどん辛くなり食べ物が喉に入らなくなるまで
追い詰められていた
次の日、病院にいって血液の検査結果は異常な数値だった
白血球が異常な数値を示していて、一晩でとてもあがる数値ではないと
先生は言っていた
MRIですべてを検査したが原因は不明
様子を見て、このまま下がらなければ白血病を疑わなければならないと
脅された
原因さえ分かればいいのだが原因は不明
いつどこから細菌感染したのかが分からないのだ
子供の死さえも考えてしまっていた
このまま私の元から去っていってしまうのか・・・
私はある生徒を思い出していた
彼女は子供を亡くし、私はそれに付き添っていた
救急車の中での彼女の叫び
亡くなった後、彼女の手を握って側にいたこと
そして彼女の悲痛の叫びが再び蘇ってきた
彼女がずっと自分を責めてきたこと
痛み
悲しみ
私は彼女の痛みと共にあった
誰と話をしていても勝手に涙がでてしまうほどに
私は弱っていた
出口のない迷路
覚悟なんかできない
そう私は心の奥底で怒っていた
そして今日を迎えた
まだ熱が下がらないでいた
今朝5時ごろ・・目が覚めた私はトイレの中で
重いからだを引きずって座った
これをどう表現したらいいか分からない
声が聞こえたのだ
「もう大丈夫・・・」
その声以外に私の頭には響いてこない
理屈や理論では説明のつかない安らぎが
私の中に広がっていった
まだ熱はあるのに、どうして大丈夫だというのだろう?
そんなことさえも思えないくらいに
私は楽になっていた
短い期間だったが私にとっては長い期間、閉じ込められた気がしていた
終わった
そんな感じだった
またしても私は神に助けられたのか・・・・
まだ完全に終わったわけではない
でも大丈夫
これを
情報のない確信とでもいうのだろうか
私は神と繋がろうとしたが
風になってすり抜けていった
私はただ風の中にいた
風が私なのか
私が風なのか
私は人間である自分と共にいた
すべての生命が一斉に溶けていくのを私は感じていた
ブッダム・・・シャラナム・・・ガチャーミ・・・・・・・・
シャーマニズムでいうなら切り替わりの時を意味する
春に蒔いた種を収穫し刈り取る時期
様々な形で噴出す
そして噴出すということは、とてもいいことなのである
ここのところお騒がせしている高校生の娘の光希ちゃんが
3日前から突然の40度の高熱
薬を飲んでも下がらず、40度の高熱は娘の頭を直撃していた
薬を飲んだのにもかかわらず、どんどん熱は上がる一方で
ふと死の予感がよぎる
このまま続けば脳がおかしくなる
その晩は冷やすのに手一杯で眠れなかった
私の仕事はピークを迎えていて、山積みの締切間際の仕事と
心労が重なり、私は自分を責め始めていた
様々な光景が蘇る
学校に行かない姿にイラついて怒ったこと
気にかけてあげられなかったこと
もしこのまま下がらなかったら・・・・などなど
どんどん辛くなり食べ物が喉に入らなくなるまで
追い詰められていた
次の日、病院にいって血液の検査結果は異常な数値だった
白血球が異常な数値を示していて、一晩でとてもあがる数値ではないと
先生は言っていた
MRIですべてを検査したが原因は不明
様子を見て、このまま下がらなければ白血病を疑わなければならないと
脅された
原因さえ分かればいいのだが原因は不明
いつどこから細菌感染したのかが分からないのだ
子供の死さえも考えてしまっていた
このまま私の元から去っていってしまうのか・・・
私はある生徒を思い出していた
彼女は子供を亡くし、私はそれに付き添っていた
救急車の中での彼女の叫び
亡くなった後、彼女の手を握って側にいたこと
そして彼女の悲痛の叫びが再び蘇ってきた
彼女がずっと自分を責めてきたこと
痛み
悲しみ
私は彼女の痛みと共にあった
誰と話をしていても勝手に涙がでてしまうほどに
私は弱っていた
出口のない迷路
覚悟なんかできない
そう私は心の奥底で怒っていた
そして今日を迎えた
まだ熱が下がらないでいた
今朝5時ごろ・・目が覚めた私はトイレの中で
重いからだを引きずって座った
これをどう表現したらいいか分からない
声が聞こえたのだ
「もう大丈夫・・・」
その声以外に私の頭には響いてこない
理屈や理論では説明のつかない安らぎが
私の中に広がっていった
まだ熱はあるのに、どうして大丈夫だというのだろう?
そんなことさえも思えないくらいに
私は楽になっていた
短い期間だったが私にとっては長い期間、閉じ込められた気がしていた
終わった
そんな感じだった
またしても私は神に助けられたのか・・・・
まだ完全に終わったわけではない
でも大丈夫
これを
情報のない確信とでもいうのだろうか
私は神と繋がろうとしたが
風になってすり抜けていった
私はただ風の中にいた
風が私なのか
私が風なのか
私は人間である自分と共にいた
すべての生命が一斉に溶けていくのを私は感じていた
ブッダム・・・シャラナム・・・ガチャーミ・・・・・・・・